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歌声解説 男性シンガー

コブクロ 黒田俊介の声や歌い方についての分析

投稿日:2017年11月4日 更新日:

今回は「コブクロ」のメインボーカル、黒田俊介さんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域は普通くらいの音域

音域的に普通くらいの音域帯の声帯を持っているように思います。

黒田さんは小渕さんと比べると「コブクロの声が低い方」となりますし、何より喉が太いので『低い声』という印象がありますがが、実はそこまで低くないだろうと考えられます。

 

声質は声帯の鳴りと息のバランスのとれた声質

声帯もしっかりと鳴りつつ綺麗に息が流れるようなバランスのいい声と言えるでしょう。

喉全体の空間の広さが広く『太い』という印象を受けるような声ですね。

持っている声帯

普通の音域・バランスのいい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

息の流れと声帯の鳴りのバランスが非常に綺麗な発声がメインです。しっかりとした息の流れの上に綺麗に声を乗せることで、ふかふかとした心地よい発声を生み出しています。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

しっかりと息の圧力をかけることで強い鳴りの中高音発声を生み出していますね。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

ファルセットはさらりと抜けるような綺麗なファルセットです。しっかりと芯もあり、息も流れるクリアな音色のファルセット。このファルセットが非常に綺麗な音色を奏でるのも黒田さんの特徴ですね。

「ぼくのなまえをよんでる〜〜」↓

 

歌い方の特徴

共鳴や音色

もともと持っている喉というのもあるのでしょうが、

  1. 上方向への共鳴(鼻腔や口腔)
  2. 下方向への共鳴(咽頭腔)

という二つの共鳴が上下に広い印象を受けます。

特に下方向への共鳴を綺麗に保ったまま、広がりのある音色を作るので『太く深い音色』を生み出しています。

 

ビブラート

基本的にはビブラートは綺麗にかけるタイプです。

流れるようなビブラートがフレーズの安定感を生み出しているように思います。

 

フレージング・歌い回し

フレージングはどちらかと言えば『流れるような滑らかなタイプ』だという印象を受けます。

フレーズを綺麗につなぎ滑らかな旋律を奏でるタイプですね。

また、静かなフレーズから声量あるパワフルなフレーズまでダイナミクスを効かせた歌い方が特徴です。

 

 

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