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歌声解説 女性シンガー

Superfly 越智志帆の声や歌い方についての分析

投稿日:2017年12月21日 更新日:

今回はSuperflyのボーカル、越智志帆さんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域は普通くらいの音域

音域的に「普通」くらいの声帯を持っているという印象です。

 

声質は「息の流れ」と「鳴り」のバランスの良い声質

自然な綺麗な息の流れに合わせてバランスよく声帯が鳴るような軽やかな声質。どちらとも区分しにくいようなバランスのいい声質を持っていると言えそうです。

持っている声帯

普通の音域・バランスのいい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

低音域は息が綺麗に流れる美しい発声を使うことが多いです。

声帯もバランス良く鳴っているのですが、柔らかな鳴り。息系の声で綺麗な透明感を持たせることが多いですね。

もちろんフレーズ次第・楽曲次第でパンチのある音色を作っていることもあります。

地声

息が綺麗に流れる柔らかで美しい発声。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

低音域と比較して、息の圧力を高め声帯をしっかりと鳴らすパワフルなミドルレンジ。

 

喉の空間(咽頭共鳴)をしっかりと保つことで太く迫力のある中高音を生み出しています。

ベルティング系の発声と言えるのかもしれませんね。

ミドル

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

綺麗に抜くような高音域で使われたりもします。さらりと息が流れる綺麗なファルセットです。

いい試聴音源などがなかったのですが、「1969」などで使ってますね。

歌い方

共鳴や音色

  • 低音域(優しい)は上方向(鼻腔など)
  • 高音域(パワフル)は下方向(咽頭腔)

への共鳴や音色作りが中心です。

上方向は透明感や明るい抜け感、下方向は太さや深みみたいなものを生み出します。

これを低音域と高音域でコントラストを作ることでダイナミクス(抑揚)のある表現となっているのですね。

ビブラート

フレーズ次第ですが、ビブラートはナチュラルなタイプ。

自然にバランスよくかけるタイプでしょう。

 

フレージング・歌い回し

  • どちらかと言えば、曲線的なフレージング
  • ダイナミクスをしっかりとつける

というタイプでしょう。

 

基本的にはオールラウンドな歌い回しですが、どちらかと言えば曲線的で流れるようなフレージングをするタイプと言えるでしょう。

流れるような歌謡曲(日本的)ピッチの動きをする歌い回し。

 

そこに静と動、小と大の緩急をしっかりと付けることで美しい表現から壮大な表現まで歌いこなしています。

どういう練習をすれば越智志帆さんのように歌えるか

越智志帆さんのように歌うポイントは

ポイント

強い中高音発声を身につける

上下の共鳴をコントロールする

この2点が重要でしょう。

強い中高音発声を身につける

越智志帆さんのような強く広がりのある高音発声を出すには高い声帯の柔軟性が必要になります。

高音域の開発は

などがあります。

地声の音域を広げるのは筋トレのようにコツコツとしたものなので焦らずにゆっくりと取り組みましょう。

深い共鳴を身につける

越智志帆さんは上方向への下方向へも共鳴がとても綺麗です。

上方向(鼻腔・口腔)のトレーニングは「ハミング練習」、下方向へのトレーニングは「ボイ」トレーニングなどがおすすめです。

この上下の共鳴を上手くコントロールできるようになると、上手く音色もコントロールできるようになるでしょう。

 

 

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