歌声解説 男性シンガー

平井堅の声・歌い方・歌唱力についての研究

投稿日:2017年10月21日 更新日:

今回は平井堅さんの歌声・歌い方・歌唱力についての研究分析です。

声質・発声方法について

話し声・持っている声帯の特徴

地声・話し声の音域は低めくらいの音域

声帯の音域のタイプとしてはバス(男・低音)くらいだろうと考えられます。

 

声質はどちらかと言えば「鳴りやすい」タイプの声質と言えるでしょう。

ただ、ジリジリと強く鳴るというよりも息も自然と流れやすく、軽やかな空気感・柔らかさのある声質です。

息っぽい声質に寄った鳴りやすいタイプの声質という感じかと。

 

共鳴腔が全体的に広く、よく響く声を持っています。

歌声の特徴

チェストボイス(地声)

低中音域

息系、鳴り系の声とフレーズによって使い分けてはいますが、基本的には柔らかい鳴りの発声主体。

温かみのある息の流れと柔らかな鳴りです。また、鳴り主体で柔らかくフレーズに入るので、エッジボイスのようなニュアンスからフレーズに入ることも多いのが特徴。

 

低中音域は下方向へ声がどっしりと落ちるので深みのある音色の発声です。

 

ミドルレンジ(地声)

中高音域(≒ミドルボイス・ミックスボイス)

柔らかく芯を持つようなミドル。

声帯が薄く閉鎖的に働き、柔らかな芯を保った状態でミドルレンジを伸びやかに歌い上げています。

柔らかな鳴りの倍音成分が独特の心地よさを生み出す発声ですね。

 

ファルセット(裏声)

高音域

ある一定のレンジ以降は裏声に切り替えて、透明感のある抜けのいい音色を作り出しています。

低中音域は基本鳴り系の発声で、ファルセットで綺麗に息に抜けるような感じになるので、より一層綺麗な抜け感を感じます。

 

非常に綺麗なファルセット。

声の切り替えもスムーズで綺麗です。

 

「惰性でみ〜てた」↓

 

平井堅さんの歌い方

共鳴や音色

  • 地声域の共鳴は咽頭共鳴(下方向への共鳴)を織り交ぜる
  • ミドル域以降は鼻腔や軟口蓋など上方向主体の音色作り

というのが特徴です。

 

低音域は下方向の音色を織り交ぜて深みある音色を節々に入れる。

中高音域以降は鼻腔方向へ声を通し、明るく丸みのある音色を作っています。

 

『基本は上方向へ声を通し、時々下に思いっきり入れる』ような感じですね。

 

ビブラート

ビブラートはフレーズ次第ですが、かけるときはバランスよく綺麗にかけています。

 

フレージング・歌い回し

  • 滑らかなフレージング

が特徴的です。

一つ一つのフレーズが滑らかで長く、かなり長い間息を吸わないような滑らかなフレージングを使いこなしています。

平井堅さんならではの息をあまり使わない、柔らかな鳴り系の発声を持続させること成し得る技でしょう。

 

どういう練習をすれば平井堅さんのように歌えるか

平井堅さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

その分多くの練習や訓練が必要です。

しかし、要点を絞ることで近づく近道になります。

 

平井堅さんのように歌うポイント

ポイント

柔らかい発声を身につける

 

が重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

柔らかい発声を身につける

平井堅さんの一番の特徴は

  • 柔らかい発声

でしょう。

芯のある柔軟な音色の発声を高音域まで使いこなす、という部分を鍛えていくことになるとは思います。

 

柔らかい発声

柔らかい発声のトレーニングは

がおすすめです。

 

リップロールは特に柔らかな声帯コントロールのトレーニングには最適だと考えられます。

柔らかい声を身につけるには「鳴り系の発声」「優しく鳴らす」ことが重要です。

 

のトレーニングも声帯の鳴りのコントロールに役立ちますし、何よりフレーズの中で多く使われているので身につけておくべきでしょう。

 

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