歌声解説 男性洋楽

スティービーワンダーの歌い方や歌唱力についての分析

投稿日:2018年2月16日 更新日:

今回はスティービーワンダーの歌声について書いていきたいと思います。

スティービーワンダーと言えば、世界トップのミュージシャンとして長く活躍している伝説のミュージシャンですよね。

 

世界に多くの名曲を残していますし、世界中の人が知っているミュージシャンでもあります。

楽曲・グルーブ・そしてあの歌声に魅了されている人も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声の音域はやや高めの音域で、ザラついた鳴りの声質

音域

地声や話し声の音域はやや高めの音域です。

やや高めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質

声質は独特の鳴りを持つ声質です。ザラついたハスキー系の鳴りを持つ声質です。

ジリジリ・ザラザラしたような柔らかい声帯の鳴りの倍音を持っています。

 

歌声は柔らかく柔軟な発声

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)
  • ファルセット(ヘッド)

 

地声

低中音域は地声

結構高い音域帯まで地声系の発声を使っています。

 

柔らかな鳴りのある発声を柔軟に使いこなす発声です。

声帯を柔らかくコントロールしつつ息の流れで軽やかに鳴らすような声質です。

 

地声

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

 

声帯に強い息の圧力をかけて強く鳴らすような中高音発声です。

地声域と比べると声質の差はあまりないですが、声帯がある程度しっかりと閉鎖しているので強い鳴りを生み出しているのがわかります。

 

ミドル

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)

くっきりとした鳴りのファルセットを使うことが多いです。

息系の倍音をあまり含まないようなくっきりとした綺麗な芯のあるファルセットです。

 

ファルセット

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

基本的には鼻腔や軟口蓋などの上方向への共鳴が強いです。

 

ビブラート

ビブラートはフレーズによって綺麗に使いこなしています。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

素晴らしく乗りのいいグルーヴを持っています。聴いていてとても気持ちがいいですね。

目の関係もあるのでしょうが、体や首を揺らしてリズムをとっているのもグルーヴの良さに活きていると思われます。

 

ピッチ感も素晴らしく、メリスマと言われるような非常に細かいピッチ変動を使いこなします。

 

どういう練習をすればスティービーワンダーのように歌えるか

スティービーワンダーのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

その分多くの練習や訓練が必要です。ましてや、あのレベル。。。並の努力では追いつけないでしょう。

ですが、要点を絞ることで近づく近道になるはずです。

スティービーワンダーさんのように歌うポイント

ポイント

柔らかい鳴りの発声を身につける

上方向への共鳴を身につける

この二つが重要ですね。

では練習法を紹介していきたいと思います。

柔らかい鳴りの発声を身につける

柔らかい鳴りは声帯の柔らかな鳴りと息の流れによって生み出されます。

柔らかな鳴りのある声を身につけるにはリップロールのトレーニングが最適です。

 

スティービーワンダーは地声域がもともとそれなりに高いので地声域のまま歌っていますが、人によってはミックスボイスでないと届かない人もいるでしょう。

そういう人がミックスボイスを身につけるのにもリップロールは役立ちます。

 

音域を広げるトレーニングは焦らずコツコツと。

 

上方向への共鳴を身につける

柔らかい鳴りを生み出しているもう一つの要因は鼻腔共鳴です。

スティービーワンダーは鼻腔方向への共鳴が綺麗で声が斜め後ろ方向へ飛んでいるような鳴り方の発声も多いです。

 

鼻腔共鳴を鍛えるにはハミング練習が最適です。

声帯コントロールを鍛えるトレーニングにもなるのでオススメのトレーニングです。

 

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