今回はテイラースウィフトさんの歌声について書いていきたいと思います。
テイラースウィフトさんと言えば、世界のトップミュージシャンですね。
日本でも知らない人はなかなかいないと言えるほどの圧倒的人気があるのではないでしょうか。
何と言ってもあの歌唱力と魅力的な楽曲は素晴らしいですね。
あの歌声に魅了されている方も多いのではないでしょうか。
どういう声質・声の出し方か
地声・話し声は普通の音域で、エッジ感のある鳴り系の声質
地声・話し声の音域は普通くらいの音域です。
普通くらいの音域帯の声帯を持っていると感じます。
声質は声帯がしっかりと鳴る鳴り系の声質です。
エッジボイスの延長線上で声を出しているような声帯の鳴りがくっきりとある声質です。
英語圏の人はエッジボイスの延長線上のニュアンスで声を出すことが多いです。
綺麗にカリッと声帯を鳴らすようなニュアンスがあります。
歌声は共鳴の強い声とファルセットを駆使する
チェストボイス低中音域は地声。
息系の声質から鳴り系の声質まで使いこなしています。
あまり一貫性がなく、息系の発声も鳴り系の発声も自在に使っています。
息が綺麗に流れる発声をベースにして、エッジ感のあるカリッとした声帯の鳴りを随所に織り込むような発声です。
声帯自体はしっかりと芯のある鳴りでそこに綺麗な息を流しているので、美しい発声を実現させています。
地声
ミドルレンジ
中高音域(≒ミックスボイス)。
やや強め息の圧力をかけてくっきりと鳴らすような中高音域です。
比較的高音域まで地声系の発声を伸ばしており、それ以降はファルセットで歌うようなスタイルが多いのでミックスボイスらしいミックスボイスはほとんど使ってないです。
ミドル
ファルセット
高音域はファルセット(裏声)。
綺麗な息の流れとしっかりとした鳴りを持つファルセットです。
音色自体も非常に大きく鳴らすことができるので、ほとんどの高音域帯はファルセット系の綺麗な抜きを聴かせてくれます。
ファルセット
どういう歌い方か
共鳴や音色
鼻腔や軟口蓋などの上方向への響き主体の発声です。
共鳴がとてもしっかりとしており、低音域から高音域まで綺麗に鼻腔方向へ抜くような発声です。
この綺麗な共鳴もテイラーの魅力ですね。
ビブラート
ビブラートはあまりかけるタイプではないですが、自然にかかっているフレーズもあります。
フレージング・歌い回し・歌唱力
大きな癖はなく、ベーシックに上手いタイプです。
ピッチ感やリズム感はとても素晴らしく、圧倒的な歌唱力を持っています。
どういう練習をすればテイラースウィフトのように歌えるか
テイラースウィフトさんのように歌うには多くの練習や訓練が必要です。
その分多くの練習や訓練が必要です。
ましてや、あの世界レベルの歌唱力、、一生かかって追いつけるかどうか。。
ですが、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。
テイラースウィフトさんのように歌うポイント
ポイント
息の流れとエッジ感をコントロールする
共鳴をしっかりとトレーニングする
これが重要ですね。
では練習方法を書いていきたいと思います。
息の流れとエッジ感をコントロールする
テイラースウィフトさんのように歌うには息がしっかりと流れる発声を身につけることと、エッジボイスのようなくっきりとした声帯の鳴りを綺麗にコントロールすることが重要です。
息がしっかりと流れる発声を身につけるには息と声との連動が重要です。
息と声の連動のトレーニングは「スー」「ズー」トレーニングが最適です。
まずはしっかりと息の上に声を乗せられるようにトレーニングしましょう。
また、エッジボイスを極めることも重要です。
息をしっかりと流すことを大前提に、声帯をカリッと鳴らすようなニュアンスで声を出しています。
エッジボイスの延長線上での発声で息を流すことを意識するといいでしょう。
共鳴をトレーニング
特に鼻腔などの上方向への共鳴を身につけることが重要です。
上方向への共鳴を身につけるトレーニングは「ハミング練習」が最適です。
ハミングは声帯のコントロール能力をつける練習にもなるのでオススメです。
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