今回は大人気バンドBAWDIESのボーカルROYさんの歌声について書いていきたいと思います。
BAWDIESと言えば、イギリスを感じるような独特の楽曲、そして歌声が人気のバンドですよね。
あの一度聞いたら忘れられない歌声に魅了されている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなBAWDIESのボーカルROYさんの歌声について書いていきたいと思います。
どういう声質・声の出し方か
地声・話し声は若干低めの音域で、咽頭共鳴が強い声
地声の音域は若干低めの音域です。
若干なのでそこまで低いというわけではないですが、やや低めといったところでしょうか。 声質は非常に咽頭共鳴が強く下方向へかなり響くような声ですね。
ただ、歌声が特徴的すぎるので普通の声に聞こえますね。
歌声は洋楽テイスト満載のしゃがれボイス
歌声は普通日本人にはまず出てこないような声です。
洋楽の影響をかなり受けていますね。地声もああいう声ならばなるほどとなるのですが、地声は比較的普通の声であの歌声を生み出すのはすごいですね。努力で生み出した声という感じがします。
巻き舌の発声で洋楽感を出しています(実際英語が多いですね。) またエッジボイスの延長線上で唸るような声を出しつつその声帯閉鎖で時に高い声をニュアンス的に混ぜて声を出しています。
咽頭、喉仏を可能な限り下げて声帯が綺麗に重ならない状態でいきの圧力を上げていくとROYさんのような声が出せるはずです。
どういう歌い方か
先ほども書きましたが、ロックンロール感満載の洋楽的な歌い方です。
発音がネイティブに聞こえるのかは、私日本人なのでわかりませんが、ものすごく外人が歌っているように聞こえますね。
子音を強調する英語圏的な歌い方をしていますね。 音程に癖があり、ファルセット域まで語尾を跳ね上げるような歌い方もよくしていますね。これがさらにロックンロール感を生んでいます。
ビブラートなどのテクニックはあまり使わずに、シンプルに声を届けて行くタイプです。
どういう練習をすればROYさんのように歌えるか
ROYさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。
その分多くの練習や訓練が必要です。
しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。
ROYさんのように歌うポイントは
- 洋楽感のあるしゃがれ声を身につける
- 咽頭共鳴を身につける
これが一番重要ですね。 では練習方法を書いていきたいと思います。
洋楽感あるしゃがれ声を身につけるには
まずはタングトリル
まずはタングトリルの練習をしましょう。
タングトリルで舌の柔軟性を高めましょう。
ROYさんは非常に舌を丸めるような使い方をしています。
これにより発音に英語っぽさが出ています。 あそこまで継続的に舌を丸めるような発声は舌が柔らかくないとできませんね。
舌と声の関係を柔軟にするためにもタングトリルの練習をしましょう。
タングトリルについて詳しくはこちら
エッジボイス
次はエッジボイスの練習をしましょう。
しゃがれ声を出すにはエッジボイスからアプローチして行くのがいいでしょう。
エッジボイスの喉の形から息の圧力を上げて行くと自然としゃがれた感じになるはずです。 この時エッジボイスの喉の形はなるべく崩さないようにすることが重要です。
そのまま息の圧力を高めて行くと声が割れますね。結構の喉がかゆい感じや痛い感じがすると思いますが、慣れていくしかないですね。
エッジボイスを完全にコントロールできるように訓練しましょう。
エッジボイスについて詳しくはこちら
喉仏の位置を低く保ち咽頭共鳴を強める
咽頭共鳴を強めるには喉仏の位置が重要です。
喉仏をコントロールできるようになると深い響きが出せるようになってきます。しっかりと練習しましょう。
練習法はこちら
英語の歌の上達方法
英語の歌を歌うにはボイストレーニングに面でアプローチするものもちろん重要ですが、それ以前に言語の壁を越えなければいけません。
ボイストレーニングとは別の切り口で単純に英語を上手く歌う方法・練習法についてまとめています。
英語の歌の上達方法について詳しくはこちら
まとめ
ROYさんのように歌うには
- 洋楽感のあるしゃがれ声を身につける
- 咽頭共鳴を身につける
が重要です。まずはここをしっかりと練習しましょう。