歌声解説 男性シンガー

尾崎紀世彦の声や歌い方についての分析

投稿日:2018年3月12日 更新日:

今回は偉大なシンガー尾崎紀世彦さんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声や話し声の音域はやや低めくらいの音域

音域的にやや低めくらいの声帯を持っているだろうと思われます。

 

声質は年代によっても変化しているのは当然ですが、息と鳴りのバランスのいい声質という感じでしょう。

「息っぽさ」や「鳴りやすさ」に偏りのないバランスのいい声質と言えるかと。

特徴的なのはやはり話し声からしっかりと響く声ですね。これは訓練どうこうではなく骨格レベルでの共鳴空間が広いということです。

持っている声帯

やや低め〜普通の音域・バランスのいい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

綺麗な息の流れと柔らかな声帯の鳴りのバランスいい発声です。温かみを感じるようなマイルドな発声です。

上下の共鳴コントロールが非常に美しく、丸みや深みのある音色を作り出しています。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

太い音色を保ったままパワフルな中高音域を鳴らしています。特徴的なのはやはり太くふくよかな響きを保ったまま高音域を自在に歌うことでしょう。これが尾崎さんの魅力の一つですね。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

そこまで多く使われる発声ではないですね。特に尾崎さん自身の楽曲では使用頻度は少ないですが、ハワイアンのカバーなどでは使われていたりします。

時代的にも歌の中にファルセットをたくさん入れる時代ではないのでそこまで使われることはなかったのだと思いますが、実は綺麗な美しいくっきりとした鳴りのファルセットを持っているというのも尾崎さんの魅力の一つでしょう。

歌い方

共鳴や音色

特徴的なのはやはり咽頭共鳴(下方向への共鳴)の深さですね。しっかりと咽頭共鳴を保つことで太い音色の発声を作り出しています(*もともとの喉の作りも影響している)。

ただ上方向(鼻腔・口腔)主体の共鳴も使うことで浅く明るに音色を作ったりもしています。

この

  • 下方向への太さ
  • 上方向への明るい抜け感

を上手く織り交ぜるようにして歌うのが特徴の一つでしょう。

 

ビブラート

綺麗なビブラートを高音域までしっかりとかけるのが特徴的です。

これによりピッチの安定感は抜群ですし、音の広がりを生んでいます。

 

フレージング・歌い回し

滑らかなで流れるようなフレージングが特徴です。

ピッチの取り方は曲線的に滑らかなラインを描き、音全体もゆったりと伸びやかに繋げるような歌い回しが多いですね。

ピッチ感・リズム感も非常によく素晴らしい歌唱力の持ち主です。

どういう練習をすれば尾崎紀世彦さんのように歌えるか

尾崎紀世彦さんのように歌うポイントは

ポイント

太い発声を身につける

これが重要でしょう。

太い発声を身につける

太い発声を身につけるにはグッグトレーニング咽頭腔共鳴のトレーニングがおすすめです。太い発声は咽頭腔共鳴が作るものなので、この共鳴をしっかりと作るが重要です

ただ、尾崎さんは骨格レベルでの喉の太さも影響しており誰もが同じように出せるわけではないので、自分の喉と向き合いながらの練習が必要です。

 

また尾崎さんは深い響きだけでなく浅い響き(上方向)も織り交ぜるので、上方向への響きのトレーニングも必要です。これは「ハミング」でトレーニングしましょう。

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