声や歌について

内喉頭筋・外喉頭筋を鍛える|発声に作用する筋肉群の効果

投稿日:2018年5月3日 更新日:

今回は声帯や喉仏の周りをコントロールする喉頭筋について書いていきたいと思います。そもそも声というものはこの喉頭筋群の働き無しでは成り立ちません

つまりボイストレーニングで鍛えているのもこの喉頭筋群なのですね。意識でどうこうできるような部分でもないですが、確実に使っている部分なのでここをある程度理解しておくだけでもボイストレーニングに活かせるかもしれません。

今回はそんな喉頭筋群について書いていきたいと思います。

『喉頭筋』とは

喉頭筋とはシンプルに書くと声をコントロールしている筋群のことです。喉仏とも当然繋がっていますし、喉の開きにも繋がっています。

喉頭筋は2種類の群に分けられます。

喉頭筋は

内喉頭筋

外喉頭筋

この2種類です。

『内喉頭筋』とは

内喉頭筋とは主に声帯に直接関わっている筋群です。喉仏の内部で声帯に直接関わっている筋群ですね。高音発声に必要な輪状甲状筋もこの筋群ですね。

声帯と直接リンクして声帯をコントロールする筋群と考えていいと思います。ただ、わかったからどうこうできるものでもないのですがね。「さぁ輪状甲状筋を動かして、後輪状披裂金に力を入れて・・・」なんて意識的なコントロールできる人はいないでしょうから。ただ、理解はしておきましょう。

ファルセットエッジボイスなどはこれらの筋群が使われており、これらの筋群に作用する効果が高いと考えています。声帯のみを使う発声や閉鎖系の発声で作用が大きい筋群であると言えるでしょう。また地声と裏声の交互発声は輪状甲状筋を鍛えるトレーニングになると言われています。

『外喉頭筋』とは

外喉頭筋とは喉頭の外に存在する筋群で、喉頭を外側からコントロールする筋群です。個人的にはシンプルに喉仏を外側からコントロールする筋群と考えています。例えば、喉仏を上に引き上げたり、引き下げたりするときに使われる筋肉は外喉頭筋なのです。

主に深い発声をするときや鼻腔共鳴などの響きのコントロールに使われる筋群だと考えています。感覚的には声の「芯」でないところに作用することが大きい筋群だと考えています。

よく言う声の芯を作るところが内喉頭筋群、その外側の響きや空気感を司るのが外喉頭筋群と言えるかもしれません。

ハミング喉仏のコントロールなどがそれに当たるでしょう。

これを知ってどう活かす?

これを詳しく勉強したからといって、喉の筋肉を意識的に理解した状態で単独で自由に動かすのは難しいものですよね。足の小指を自由に動かすくらい難しいものだと思います。まぁそれよりはできる可能性が高いですが、それくらい喉周りの筋肉は複合的に無意識に動いてしまうものですね。

しかし、感覚的に目指す声に対してのアプローチを考える材料にはなりますね。

たとえば、

  • 閉鎖的な発声で声がキンキンする→外咽頭筋群を鍛えることで改善するかも
  • 声がスカスカで芯が全然なくてパワーが出ない→内咽頭筋群を鍛えることで声の芯を増やしていく

のように自分の意識を変えることはできるのです。

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