歌声解説 男性シンガー

ゴスペラーズ 黒沢薫の声や歌い方についての分析

投稿日:2018年5月22日 更新日:

今回はゴスペラーズ、黒沢薫さんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域は普通〜やや高めの音域

そこまで高さを感じるほどでもないのですが、音域的に普通〜やや高めくらいの音域帯の声帯を持っているという印象です。

 

声質は軽やかでバランスのいい声質

息の流れもあり、軽やかにしっかりと声帯が鳴るようなバランスのいい声質という感じです。

持っている声帯

普通〜やや高めの音域・軽やかでバランスのいい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

綺麗な息の流れとバランスのいい声帯の鳴りのある声質の発声中心です。綺麗な息の流れの上に声を乗せているので、非常に心地よい発声です。この音域はやや深めの響き作ることもありますね。

 

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

声帯にしっかりと息の圧力をかけてくっきりとした芯のある中高音発声を生み出しています。中高音域は深い響きをあまり作らずに、鼻腔中心に響きを集めて明るく上方向へ抜けるような音色の発声です。

この響きの作り方(深さと浅さ・低音域と高音域)が黒沢薫さんの声の魅力ですね。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

ファルセットへの切り替えも非常に上手く、綺麗な息の多いファルセットを使っています。

歌い方

共鳴や音色

低音域は下方向へ響かせやや深みのある発声を作ることが多いです。

また、高音域は鼻腔や口腔など上方向主体へ強く響かせることで上方向への強く抜ける音色を作り上げることが多いです。

この上下のコントラストが黒沢さんの特徴の一つと言えるでしょう。特に上方向への声の抜き方は特有のニュアンスがあります。

 

ビブラート

フレーズにもよりますが、ビブラートは基本的にはしっかりとかけるタイプ。

綺麗で滑らかなビブラートを使いこなしています。

 

フレージング・歌い回し

歌い回しなどに際立った大きな癖はなくオールラウンドになんでも歌いこなしていますが、どちらかと言えば『滑らかで流れるようなフレージング』のタイプでしょう。

音を滑らかに繋げるようにして伸びやかに歌うようなスタイル中心かと。

どういう練習をすれば黒沢薫さんのように歌えるか

黒沢薫さんのように歌うポイントは

ポイント

鳴りの強い発声を鍛える

鼻腔・口腔への共鳴を身につける

これが重要でしょう。

鳴りの強い発声を鍛える

黒沢さんはしっかりと芯のある中高音発声を使いこなすのが特徴です。なので、芯のある(鳴りの強い)発声を鍛えましょう。

鳴りの強い発声を身につけるには「ネイ」「ヤイ」トレーニングが最適です。

このトレーニングは鳴りの強い声で、余計な力を抜きながらトレーニングすることができます。

鼻腔・口腔への共鳴を身につけるには

黒沢薫さんは特に高音域で響きが上方向に向かい浅く明るい響きの声になります。

鼻腔や口腔への共鳴を身につけるにはハミング練習が最適です。

ハミング練習は大きく分けて二つの練習法があります。「M」の発音での練習と「N」の発音での練習です。

どちらも効果が違いますが、黒沢さんは鼻腔への当たりが強いので「N」でのトレーニングがおすすめです。

その他シンガーの歌声解説はこちら

歌声解説一覧

-歌声解説 男性シンガー

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2022 All Rights Reserved.