今回はイセリン・ソルヘイム(Iselin Solheim)さんの歌声について書いていきたいと思います。
イセリン・ソルヘイムさんと言えば、アラン・ウォーカー「Faded」のボーカリストとして世界のその歌声が知れ渡っているノルウェー出身のシンガーですね。
何と言っても歌声の素晴らしさ。あの歌声に魅了されている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなイセリン・ソルヘイムさんの歌声について書いていきたいと思います。
目次
どういう声質・声の出し方か
地声・話し声はやや高めの音域で、息が多い声質
地声の音域はやや高めの音域ですね。声質は息が多めの声質で、鼻腔共鳴が非常に強く鳴る声質をしています。
話し声から鼻腔に声が通りやすく、やはり日本人の骨格に比べて鼻が高い骨格を持った人種は鼻腔共鳴が強いのでしょうね。
それだけで歌にとっては有利です。
歌声は息が多い地声とファルセットのコントラストが美しい
歌声は非常に息が多い声ですね。声帯閉鎖よりも息の流れを重視させた非常に美しい歌声です。歌い始めに若干のエッジ感があるのが歌の情感を増しています。少し閉鎖させてあとは息で流す。そんな歌声です。囁くように歌ってもすっと声が通るのが息の多い声の特徴です。
息を声帯の鳴りよりも先行させる感じですね。
高音域はほとんどファルセットを使っていますね。かなり綺麗なファルセットで切り替えも綺麗にできているので、息の多い地声と交互に使うことで美しい歌声になっています。もちろんファルセットも質感も行きっぽい質感です。
全てではないですが、日本のシンガーのAimerさんの歌声に結構似ていますね。
どういう歌い方か
ビブラートはあまりかけるタイプではないですが、まっすぐピッチをブラさずに声を出しているので、非常にうまく聞こえます。
先ほども書きましたが、ほとんどの高音域をファルセットに切り替えます。このファルセットにすぐに切り替えるというのが、イセリン・ソルヘイムさんの歌い方の特徴ですね。
どういう練習をすればイセリン・ソルヘイムさんのように歌えるか
イセリン・ソルヘイムさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。
そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。
しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。
イセリン・ソルヘイムさんのように歌うポイントは
- 息の多い声を身につける
- ファルセットを鍛える
これが重要ですね。
では練習方法を書いていきたいと思います。
息の多い発声を身につけるには
イセリン・ソルヘイムさんは特に息重視の声です。
息の多い発声を身につけるには「スー」「ズー」トレーニングが最適です。
このトレーニングは横隔膜に負荷を与えて、息と声とを連動させるトレーニングになります。
毎日少しづつでも続けることで効果がでてきます。
「スー」「ズー」トレーニングについて詳しくはこちら
ファルセットを練習する
ファルセットの練習法は単純明快。
ファルセットを出すことです。ファルセットは声帯の使い方が地声とは違うため、慣れていない人は慣れることが必要です。毎日のストレッチで体を柔らかくしていくように、ファルセットも少しづつほぐしていきましょう。
詳しくはこちら
まとめ
イセリン・ソルヘイムさんのように歌うポイントは
- 息の多い声を身につける
- ファルセットを鍛える
これが重要ですね。
まずはここから練習していきましょう。