ボイストレーニング 声や歌について

エッジボイスは分類できる|裏声エッジ・高音エッジ・低音エッジ 

投稿日:2018年6月22日 更新日:

MUSIC PLANETボーカルオーディション2018

今回はエッジボイスをより深く掘り下げていきたいと思います。

一概にエッジボイスと言っても低音エッジ、高音エッジ、裏声エッジと名付けられたものがあります。

まぁ名称が正しいかどうかは置いておいて、その3種類のエッジボイスについて書いていきたいと思います。

 

それぞれのエッジボイスについて個人的な意見なので、これが正しいものだと言えるものではありません。まぁボイストレーニングとはそんなものですが。特にこのエッジボイスの分類は多くの見方があります。

では書いていきます。

 

低音エッジボイス(普通のエッジボイス)とは

低音エッジボイスとはいわゆる普通のエッジボイスです。

 

のどを完全に脱力させた状態で出すエッジボイスですね。持っている声帯の完全に脱力した状態で出すので、持っている音域の中でもかなり低い音域のエッジボイスになるはずです。

 

普通のエッジボイスの出し方についてはこちらの記事に書いていますので、詳しくは省略させていただきます。

【エッジボイス】で声帯閉鎖を鍛えてミックスボイスをコントロール

今回は「エッジボイス」について書いていきたいと思います。 エッジボイスというのは聴き慣れない方もいると思いますが、声の出し方の名称であり、ボイストレーニングにもなります。 エッジボイスはこんな方におす ...

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ポイント

低音エッジボイスとは普通のエッジボイス(声帯などは完全脱力状態)で一番自然な状態で出すエッジボイス

 

高音エッジボイス(ミックスボイスのエッジボイス)とは

これはミックスボイスの形を作って閉鎖させるもので、高音のエッジボイスが鳴ります。

普通のエッジボイスから音の音域を高音に上げようとすればできるはずです。

 

高音エッジボイスのやり方

  • 通常のエッジボイスを出す
  • そこから音を上げていきます
  • このとき脱力は当然意識するのですが、多少締めてもいいので音を上げることに重きを置きましょう
  • このとき、響きが下方向から上方向へとシフトしていきます
  • できるだけ高音になるまでエッジボイスで音を上げていきます

 

ココがポイント

難しい人はミックスボイスが苦手な人に多いかもしれません。が、ミックスボイスが苦手な人でもある程度できると思います。

普通のエッジボイスは深い響きで咽頭に響きますが、高音エッジボイスは鼻腔の方へ響きやすいです。

明るい音色の高めのカラカラとしたエッジボイスになるはずです。

 

高音エッジボイスの声帯の形の延長線上にはミックスボイスがあります。つまりミックスボイスの声帯コントロールの練習になるということです。

 

ポイント

高音エッジボイスは、高音域の声帯閉鎖のコントロール練習に役立つ。また、ミックスボイスの声帯コントロール練習になる

 

裏声エッジボイス(ファルセットのエッジボイス)とは

その名の通りですが、裏声の状態・声帯の使い方ででエッジボイスを出すことです。

 

ココがポイント

高音エッジボイスとは音域は同じくらいかもしれませんが、音色が全然違います。こちらは息漏れが多く、かすかにカラカラとしか鳴らないはずです。カラカラとは言っても、普通のカラカラとしたエッジボイスとは違って、どちらかと言えば「カサカサ」の方が近い音になるはずです。

 

この裏声エッジボイスについては結構定義が曖昧で、意見が別れるところであります。

 

ポイント

  • ミックスボイスの声帯で出すエッジボイスが高音エッジ。
  • 裏声の状態からのエッジボイスは裏声エッジ。

 

個人的にはこのように考えています。

 

特にこの裏声エッジはシャウト系の発声には欠かせないものでしょう。この裏声エッジから呼気圧を上げてたりしたものがシャウトになりやすいです。

シャウト系の発声について詳しくはこちら

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それぞれ閉鎖させる部分の範囲が異なるので音色の違いを生みます

閉鎖させる部分が違うということは当然ながらコントロールの訓練ができる範囲も違うというわけです。

 

ポイント

裏声エッジボイスは通常のエッジボイスに比べてカサカサ感が強くなる(息が漏れやすい)。ファルセットの声帯コントロールを鍛えるのに役立つ

 

地声・ミックスボイス・裏声を出している時の声帯の形

それぞれの声区の声帯の状態

地声というのは声帯全体を使って出す声

裏声というのは声帯の一部を使って出す声

ミックスボイスというのは地声と裏声で使う割合のちょうど真ん中

 

と考えましょう。当然個人差はありますし、この説が正しいとは限りません。なんとなく世に出回っている説です。

 

ただ、確定的なことは声帯というのは2枚のひだです。ひだが重なってそれに息を通すことで音が鳴ります。

このひだ(弁)が2つ喉の中にあります。

 

 

ココがポイント

これを声帯とします→( | | )

(    )が喉です。

| | が2つのひだと考えてください。

そうすると

  • 地声は (  I       )←このように左右のひだがピッタリ重なって出す
  • 裏声は (  V      )←このように声帯の一部がくっついて出す
  • ミックスボイスは (  Y       )←このようにちょうど中間くらいの使い方をしています。

 

 

実際にカメラで声帯見たわけではないので、確定的なことは言えませんが大体はこうだと言われています。(個人差はある)

 

この声帯が重なった部分を声帯のみ鳴らすことがエッジボイスです。

そしてそれぞれの閉鎖の範囲や場所が違うのでエッジボイスも細分化することができるというわけですね。

よって声帯コントロールの練習もそれぞれに合わせてできるというわけです。

 

ちなみにですが、エッジボイスの声帯閉鎖を極めるとホイッスルボイスが出せるようになるかもしれません。(保証はできませんが)

ホイッスルボイスについて詳しい内容は別記事にまとめているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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