声や歌について

自分に合うボイストレーニングの見つけ方|声質・音域を理解する

投稿日:2018年7月5日 更新日:

今回は自分の声質と練習方法の考え方について書いていきたいと思います。

自分の声質に合う練習や合わない練習というのは多かれ少なかれ存在します。

ボイストレーニングにおいて、「これをすれば100%こうなる」というような「絶対」は存在しないのです。

だから大変なんですよね。

今回はそんな声質と練習について書いていきたいと思います。

自分の声質

あなたはどんな声をしているでしょうか?

 

人の声は千差万別。100人いれば100通りの声を持っています。似ている声というのは存在するでしょうが、全く同じ声は存在しないでしょう。全く同じ顔の人がこの世にいないのと同じように。

 

全ての声を文字にして語れるわけではないですが、ある程度はジャンル分けすることができると思います。

 

<声の高さ>

  • 高い
  • 普通
  • 低い

<声の響きやすい場所>

  • 鼻腔
  • 軟口蓋
  • 咽頭

<声の性質>

  • 息が多い・少ない
  • 声帯の鳴りが強い・弱い
  • 声帯の閉鎖が強い・少ない

<特殊な声の特徴>

  • ハスキーボイス
  • しゃがれ声
  • ダミ声

もちろんこれ以外にも様々な要素がありますし、話し方や口の開け方でも声の印象は変わります。

 

高さや低さや強い・弱いという要素も平均値が決まっているわけではないのですが、感じる印象というのはありますよね。あの人の声は聞きやすい・あの人の声は聞きにくいなどなど。

 

数値では測れない感覚的なものもありますが、声は様々な特徴を持っています。

 

声質にあった練習とは

この練習をすると「こういう風に鍛えることができる・こういう声の練習になる」というトレーニングはいくつも存在します。当ブログでも書いています。

が、人の声は様々ですので、当てはまらない場合もあるでしょう。

 

その人に合う練習・声質に会う練習ですね。

声質にあった練習というものは非常に難しい問題です。

 

というのも歌が上手くなりたい人は大抵ある程度の自分が目指している理想像(理想のシンガーの声)があるはずです。

 

それが全く自分の声とは遠いものであった時、その声に近づくのは容易ではありません。(できないことはない。)自分にはあってない声質であってもそうなりたいと思う自分がいる。これをなかなか捨てられないものです。

その理想を捨てて自分の声を磨くという考えが自分の声にあった練習への一歩です。

 

問題はここからですね。「こういう声だからこういう練習をしたほうがいい」というものはなくはないですが、「したほうがいい」の域を出ないです。つまり、結局のところ個人によるのです。

 

つまり試行錯誤の繰り返しこそ自分にあった練習なのです。

  • これをしたけど何も変わらない
  • これをすると少しこうなった
  • これをするとこんな風に声が出せるようになった

みたいな試行錯誤の繰り返しです。そしてその方法の提案がボイストレーニングなのです。

でも、

「その試行錯誤ができないから、確実な答えをくれー」って感じですよね。

 

確実があれば、みんなそれをしますね。笑

 

考え方の例をいくつかあげましょう。

自分の声を理解する

<声の高さ>

音域に合った練習をするということ=自分にあった練習と言っても過言ではないくらい音域に合った練習は重要です。自分に合う練習とは、ほとんどこれでしょう。

 

人にはそれぞれ最適な音の高さが存在するのです。

 

全く力を入れずに声を出してみましょう。「あーーー」でいいです。

力を入れていないので当然、自分の声の中で高い声は出ないでしょう。結構低めの声になるはずです。

しかし、あえて低く出そうともせずにただ何も力を入れずに「あーーーー」と出します。

上を向いて力を入れずに出すとわかりやすいです。

 

それがあなたの声帯が持っている地声の標準音です。平均音ではないですよ。話し方やテンションや性格で音なんて上がったり下がったりしますから。これはあくまで、自分の声帯が持っている標準的な音(開放弦)です。何の力も入れてない時に鳴る音域です。これで持っている声の音域を測ることができます。

 

この音が高めの人は大抵高めの声ですし、低めの人は大抵低めの声です。

 

この標準音から上に1,5オクターブ(鍵盤は12鍵盤+6鍵盤)くらいがまでが平均して地声で出せる音域でしょう。

それ以上はファルセットでそのファルセットもそこから大体1.5オクターブくらい上までで限界でしょう。

もちろん例外はいくらでもありますが、大抵はこんなもんでしょう。

 

つまり標準音から1.5オクターブ以上の音域で地声のような声を出したいときはその辺りからミックスボイスに切り替えるのがいい・切り替えなければならないと考えられます。

それ以上を地声で出そうとしても無理がある(苦しい)ということです。

 

またミックスボイスはそこから半〜1オクターブ上までくらいが限界でしょう。(ミックスボイスは地声の高音域後半の6鍵盤くらいとファルセットに入る音域から6鍵盤くらいが一番出しやすいはず)

ファルセットの最高音も標準音から3オクターブ以上の音は基本的には出せない音と判断できるわけです。

 

絶対に当てはまるわけではないし例外があるのが人の声ですが、この考え方を持っておくと音域の練習を考えやすいです。

 

<声の響きやすい場所>

普段声がどこに響くかなんて意識しないでしょうが、自分の声をよく分析する(よく聞く・録音を聞く)とどこに響いているかがわかります。足りない響きもわかるでしょう。

 

響きは意識と練習である程度伸ばすことができるので、練習あるのみな項目です。

 

<声の性質>

声の性質はなかなか変えることができないものです。息っぽい声の人が、閉鎖が強く鳴りのいい声を出せと言われてそう簡単ではないでしょう。

でも息っぽい声の人の閉鎖の強い声はありますし、閉鎖が強い声の人の息っぽい声はあります。

つまり声質に足りないところを練習すると声の範囲が広がるのです。

 

<特殊な声の特徴>

特殊な声の特徴を持っている人は、コンプレックスだったりするでしょうが、それは活かすしかないですね。持って生まれたものです。扱いにくいかもしれないですが、使いこなせば武器です。

あまり特徴がない声の人がなりたくても、なかなかなれない声です。

 

まとめ

自分に合う練習というのは結局のところトライ&エラー、挑戦と失敗を繰り返すことで見つけていくしかないのです。

しかし、上記に書いたように、考え方や音域面での平均的な考え方もあるものです。

 

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