声や歌について

ビブラートの質は人によって違う|音の波の幅と高さで考える

投稿日:2018年7月10日 更新日:

今回はビブラートの種類について書いていきたいと思います。

ビブラートには種類というか個性があります。一概にビブラートと呼べるものであっても人によって様々だということです。(音の揺れを全部ビブラートとは音楽的に言えないとかそういう堅い説もあるのですが、難しいことは置いておいて、大まかに見ていきましょう。)

 

今回はそんなビブラートの質について書いていきたいと思います。

ビブラートの種類

歌声は声が高いとか低いとかいろいろな軸で判断できますよね。ビブラートも同じように判断する軸があります。

 

ココがポイント

ビブラートは大きく分けると2つに軸で判断できます。

それが深さ細かさです。

言い換えると音の波の高さです。

 

深さ・波の高さ

深いビブラート浅いビブラートかというものです。

 

ココがポイント

これはピッチのブレの幅を指します。

だいたいビブラートは半音程度音を揺らすのが基本的です。

あまりいないですが、時に1音くらい揺らす人もいます。演歌歌手の人だったりが多いですかね。(例えば、美輪明宏さんなんかがそうですね。)こういうビブラートはかなり深いビブラートと言えるでしょう。

つまりこれは音の波の揺れの大きさ=高さですね。

 

細かさ・波の幅

細かいビブラート緩やかビブラートかということです。(細かいの対義語は粗いですが、粗いビブラートというとなんかわかりにくいので緩やかなビブラートとします。表現的にしっくりくるので。わかりづらい方はすみません。)

 

ココがポイント

これはブレの速さ・回数ですね。時間内にどれだけ音を揺らしているかという点です。

細かいビブラートは震えているような寂しさが表現しやすいですし、緩やかなビブラートは壮大さを感じさせてくれますね。

細かすぎるとそれはもうただの震えですし、緩やかすぎるとただの音程の変化ですね。

人間がビブラートと認識するにはある程度の範囲がありそうです。

細かいビブラートは宇多田ヒカルさんなんかが細かいビブラートと言えそうです。

緩やかないビブラートは美空ひばりさんだとかがそうですね。

つまりこれは音の波の揺れの回数=幅ですね。

 

まとめ

このビブラートの種類の考え方の軸を理解することで、自分に合うビブラートが見つかるかもしれませんし、練習もしやすくなるかもしれません。

 

ただ、「あの人のビブラートは深い」と言った表現をする時にそれが音の波の高さなのか、幅なのかという点ではなんとも言えないところです。

両方を総じて考えて、深いという表現をしているように感じます。当ブログでも深いビブラートと解説することはあるのですが、総合的に考えてという意味で使っています。わかりにくくてすみません。

 

ビブラートの練習方法について詳しくはこちらの記事に書いているので、興味のある方は参考にしてみてください。

ビブラートの練習方法|出し方は?喉を使う?横隔膜を使う?

 

その他シンガーの歌声解説はこちら

アーティスト歌声解説一覧

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