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声や歌について

歌におけるブレス・息継ぎについて

投稿日:2018年7月19日 更新日:

今回は息継ぎ・ブレスについて書いていきたいと思います。息継ぎ・ブレスというのは歌において非常に重要なものです。声を出すことにおいて「息」というのは非常に重要で、息がなければ声は出せません。その息を吐く準備こそが息継ぎですよね。

つまり息継ぎというのは重要だと言えますね。また、息継ぎ・ブレスは様々なことが議論されています。鼻から吸ったほうがいいのか、口から吸ったほうがいいのか、両方なのか、など多くの論がありますね。

今回はそんな息継ぎ・ブレスの方法や考え方について書いていきたいと思います。

『息継ぎ・ブレス』とは

言うまでもなく、声を発する前の息を吸うことです。

それ以上でもそれ以下でもありません。声において・歌において切っても切り離せないものですね。あまり説明もいらないでしょう。

息継ぎの仕方

息継ぎの仕方は大きく分けて3種類あると思います。

息継ぎの仕方

  • 口だけで息を吸う
  • 口と鼻で息を吸う
  • 鼻だけで息を吸う

この3種類ですね。この3種類のどれが良いだの悪いだのがよく議論になります。

これは個人的な考えですが、この3種類。別にどれが良くてどれが悪いというのはあまり無いように思えます。個人個人に合った息継ぎを見つけることが一番重要なのではないかと考えています。

ではそれぞれについてみていきましょう。

口だけで息を吸う

もっとも主流な息の吸い方ですね。基本的には口で吸うという人が大半なのではないでしょうか。

特徴

  • たくさんの息を吸うことができる
  • ブレス音が入りやすい

一番ブレス音が入りやすい息の吸い方ですね。口で吸うのでしっかりとたくさんの量の息が吸えますが、その分大きなブレス音が鳴ります。

昔の音楽はわざわざブレス音を除去したりするほどにブレスの音があまりいいものとされていなかったのですが、現代においてはブレスの音も音楽の一部というニュアンスのほうが強いと思います。マイクの性能もどんどん向上しているので息遣いが近く感じられるなどのメリットとして考えられています。ASMRなどの流行もあり今後はどんどんそういう傾向が強まっていくでしょうね。

まぁブレスも歌の一部です。大きく吸える分一般的には考えられるメリットの大きい吸い方です。(人体は人それぞれなので一概には言えない)

鼻で息を吸う

基本的に鼻でブレスをする人はそこまで多くないように感じます。

特徴

  • 口に比べると同じ力で吸える息の量は少ない
  • ブレス音が入りにくい

ブレス音があまり聞こえないですし、マイクなどで歌う場合はさらにブレス音が小さくなります。

息を吸う道が狭いので、息を吸える量が少ないですね。

ブレス音が小さいということがメリットに感じられる人は鼻で吸う方がいいですね。例えば、緩やかなフレーズの前や小さなフレーズの前で使うと静かな印象を作れます

人によってはこちらの方が吸いやすいなどもあるかと思います。

口と鼻で分けて吸う

口と鼻の両方で吸うのは、特別特徴があるわけでもないですね。別にブレス音が小さくなるわけでもなければ、吸える息の量が増えるわけでもないです。

ただ、両方で吸った方が多く息を吸える人や吸いやすい人、ブレス自体に意識を向けられるなど人によってのメリットが考えられます。

一度試してみてもいい方法ですね。

自分に合う吸い方でいい

ブレスの仕方自体は何が良くて何が悪いかなんていうのはないと思います。自分にあった吸い方でいいと思います。だって人によって体の作りは違うのですから。鼻の通りがいい人もいれば悪い人もいる、口で吸うのがいい人もいればそうでない人もいるのです。

吸い方自体は別にどうでもよく、方法よりも質に着目すべきですね。

ちなみに、一流のシンガーは吸い方までフレーズによって変えていたりします。息遣いすら歌の一部というわけですね。

ブレスの時間

ブレスには時間があります。どれくらいの時間をかけて息を吸うかということです。大きな分類で考えれば2種類です。

ブレスの時間

  • ゆっくりと吸う
  • 瞬間的に吸う

ゆっくりと息を吸うブレス瞬間的に息を吸うブレスですね。

もちろんフレーズの間の時間に左右されるものですが、ゆっくりと息を吸うと流れるような歌の印象を与えますし、柔らかさや余裕というものを感じさせます

逆に瞬間的に吸うことで切迫感や力強さ、迫力を表現することができます。

これもどちらがいいとかはなく、フレーズによって意識的に使い分けるのがベストでしょう。

『ブレスは意識』が大切

息を吸うとき人は自然に吸います。特に歌うときというのは声を出す方ばかりに意識が集中して吸う方は意識がいかないことが多いです。いいブレスをするにはまずしっかりとタイミングよく「吸う」ということ意識しましょう。まずは吸うということを頭の中で考えるだけで、ブレスの質は少しづつ良くなってくると思います。

歌のことは二の次でまずはしっかりと息を吸うことだけを意識した状態で歌ってみるといいかもしれません。

また、意識的にブレスを身につける練習方法もあります。

息を吐ききってブレスを身につける練習方法

これはブレスが苦手な人やブレスの意識が薄い人にオススメのトレーニングです。どういうトレーニングかというと、無理やり息を吐き切ることで強制的に息を吸う感覚を身につけるのです。それを歌のフレーズに入れることで歌の中でも綺麗にブレスを取る練習になります。繰り返すうちにそうしなくても綺麗なブレスが取れるようになってきます。

【具体的なやり方】

息を吸う前に息を「ハッ」と吐き切る→吐き切ると人間の体の仕組み上必ず息を吸うので力に逆らわずしっかりと吸う。『ハッ(吐く息)ハー(吸う息)』となるはずです。『ハッハー』。

この力を歌の中で利用します。

例えば「チューリップ」という曲。

フレーズ

さいたー さいたー チューリップの花がー 並んだー 並んだー 赤白黄色

この曲のブレスのタイミングは以下ののタイミングになりますね。*が『息を吸う』ということです。

フレーズ

さいたー * さいたー * チューリップの花がー * 並んだー * 並んだー * 赤白黄色 *

このブレスのタイミングの前に意図的に息を吐き切ります。「ハッ」と無声音(声帯は鳴らさない)でしっかりと息を吐き切ります。「ハッ」をとするとこのようになります。

フレーズ

さいたー * さいたー * チューリップの花がー * 並んだー * 並んだー * 赤白黄色 

どうでしょうか?先ほどよりも息が綺麗に吸えるようになったと思います。この練習方法を繰り返すと息が綺麗に吸えるようになりブレスが上手くなります。

まとめ

ブレスのやり方は人それぞれですが、しっかりと息を吸うことで息は長く持ちますし、発声も楽になります。

何より意識的に吸っているのと単に吸っているのでは声の質に大きな変化をもたらします。まずはしっかりと息を意識した歌の練習に取り組んでみてください。

息や肺活量と歌の関係性についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

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