声や歌について

ミックスボイスのバランスについて|声の数だけミックスボイスがある

投稿日:2018年8月15日 更新日:

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今回はミックスボイスのバランスについて書いていきたいと思います。

一言にミックスボイスと言っても、様々なミックスボイスが存在します。

 

人の声がそれぞれ違うのと同じようにミックスボイスもそれぞれ違うのです。

今回はそんなミックスボイスのバランスについて書いていきたいと思います。

ミックスボイスとは広い定義

ここではあまり詳しくは書きませんが、僕の中でミックスボイスとは広い定義です。

ミックスボイスの定義は人によって様々すぎるので、ここではスルーします。

 

僕が考えるミックスボイスについて詳しくはこちらの記事に書いているので、興味のある方は参考にしてみてください。

ミックスボイスは簡単?出し方・感覚を確認して正しい練習法でトレーニングしよう

今回はミックスボイスについて書いていきたいと思います。 ミックスボイスというものについて多くの疑問を持っている人は多いと思います。   そもそもなんなの?何がミックスボイスなの?自分の声はど ...

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声のバランス

声にはバランスが存在します。

 

ココがポイント

人の声の個性や特徴

  • 音程の高低
  • 息の量
  • 声帯閉鎖の具合
  • 共鳴

だいたいこの4つくらいでほとんどの要素を占めます。

 

もちろんそれ以外にも、話し方や口の動かし方や舌の動きなんてもあるのですが、そういう細かい部分を抜いていくとこの4つくらいに落ち着くでしょう。

 

音程の高低は言わずもがなその人が持っている音域帯ですね。

息の量や声帯閉鎖は声質の重要な要素です。

共鳴はどこに響かせるかで声の音色を決めます。

 

これらにはバランスがある

音程の高い低いは平均音というものが統計を取れば出るのでしょうが、そういう数字的な物を抜きにしてもほとんどの人は「あの人は声が高い」とか「あの人は声が低い」とか言っていますね。

感覚的なものですが、高い低いという感覚があります。

 

息の量と声帯閉鎖は基本的には相反する関係です。(息と声帯閉鎖について詳しくはこちら

また、共鳴も上下の共鳴にバランスがあります。(共鳴について詳しくはこちら

このように声にはバランスが存在します。

 

ミックスボイスのバランス

さて、ここでミックスボイスのバランスについてですが、当然ミックスボイスにもバランスが存在します。

同じ声ですからね。

 

先ほども書きましたが、声の質というのは息の量と声帯閉鎖でほとんど決まります。

当ブログでも声質の判断軸として書いております。

 

つまりミックスボイスのバランスというのも息の量と声帯閉鎖のバランスです。

 

ココに注意

ただし、一つ念頭に置いておかなければいけないのが、ミックスボイスというのは一定の声帯閉鎖がある状態の声であるということです。これはどんな声質のミックスボイス(息が多いミックスボイスとか)でもそう言えます。そうじゃない場合はミックスボイスとは言えません。

声帯に一定の閉鎖があるから高音域になるのですから。

 

つまり、息と閉鎖の関係からミックスボイスというのは基本的には息が流れにくいことを頭に入れておかなければいけません。(でも、息が多いミックスボイスは普通にあります。閉鎖が薄いんですね。声帯を薄く使っているんです。でも、あんまり薄いのはファルセットです。)

 

ミックスボイスの例

日本のシンガーで例を挙げてみましょう。わかりやすく男性のシンガーで例を挙げます。(女性は音域の関係でミックスボイスを男性より使うことが少なくて、ピンとこないので)

 

まぁ、共鳴とか様々な要素を抜きにして例を挙げます。

 

息の量が多く声帯閉鎖が弱いシンガー

ATSUSHI    

 

息の量が少なく声帯閉鎖が弱いシンガー

平井堅

 

息の量が多く声帯閉鎖が強いシンガー

ONE OK ROCK(Taka)(声帯が特殊。ハスキー系)

 

息の量が少なく声帯閉鎖が強いシンガー

Mr.Children(桜井和寿)

 

そこまでたくさん例には挙げませんが、わかりやすい例でいうとこんな感じですね。

もちろん例に挙げたシンガーさん達も全部が全部そうというわけではないですからね。フレーズによって様々な歌い方をします。

ただ、大まかなイメージとして例に使っているということをお忘れなく。

 

バランスの良いミックスボイスとは

バランスの良いミックスボイスとは息と閉鎖のバランスが良いということですね。

これも基本的には天秤にかけられた相反する関係性なのでバランスが存在します。基本的には、です。特殊な声帯の持ち主や訓練次第でいくらでも例外はあります。つまり5:5を6:6や7:7にできるはずということです。)

 

バランスの良いミックスボイスとは上記のシンガーの例に挙げなかったですが、

息の量が普通で声帯閉鎖が普通のミックスボイス

もしくは

どちらかに偏りがないミックスボイス(両方優れている場合もあるし、逆もある)

ということです。

 

ココがポイント

なにをもって普通とするかと言われるとすごく難しいのですが、強くも弱くもないと感じるものを普通とするしかないですね。

感覚の世界なのです。

誰だって一度は「あの人声高い」とか思ったことありますよね。でも、「あの人いつもmidA#くらいで話すから声高い」とは思わないですよね。それと同じようなものです。

偏りがないというのは、息と閉鎖の両方の倍音が偏りなく同じくらいに聞こえるようなミックスボイスです。

 

例えば、芯のあるバランスの良いミックスボイスと言った場合、閉鎖が適度にあり息も適度に流れているミックスボイスという感じです。

 

僕の判断の仕方としては

息の量は息の量の倍音を聞き取ります。まぁ単純に息が流れているかを聞き取ればいいのです。

 

声帯閉鎖も同じように閉鎖系の倍音を聞き取ります。声帯の鳴りの倍音ですね。声帯がしっかり鳴っているということはその分閉鎖しているということですからね。

これもよく「芯のある声」とか「身のある声」とか言ったりすると思います。

 

強ければ良いとかそういうものではない

強い・普通・弱いは良いとか悪いとかは一切ありません。ただ、声質の要素を作っているだけです。

歌や声の良し悪しは共鳴だったりピッチだったりの他の要素が決めます。

あくまで声質を作っている要素と考えます。

 






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