歌声解説 女性洋楽

クリスティーナ・アギレラの歌声や歌い方の分析

投稿日:2018年8月18日 更新日:

今回はクリスティーナ・アギレラさんの歌声について書いていきたいと思います。

クリスティーナ・アギレラさんと言えば、世界中のその名を轟かすシンガーですね。

「ローリングストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において58位という世界的シンガーです。

多くの名曲を世に生み出しています。

 

何と言ってもその圧倒的な歌声と歌唱力は世界中の人を魅了していますね。

心掴まれている方も多いのではないしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は普通〜やや高めくらいの音域で、エッジ感のある声質

音域

地声の音域は普通〜やや高めくらいの音域ですね。

音域的に普通〜やや高めくらいの音域帯の声帯をもっているように感じます。

 

声質

声質はエッジ感がある鳴り系の声質です。

エッジボイスの延長線上で声を出すような英語圏に多い声の出し方ですね。エッジボイス系の鳴りを鼻腔方向へ抜くのが、英語圏の話し方では多いですね。

 

鳴りと共鳴のバランスが良く聞き心地の良い地声です。

 

歌声はエッジ感と唸りのパワフルな発声が特徴的な声

地声

低中音域は地声

息系の声質から鳴り系の声質まで使いこなしています。

 

どちらかと言えば、やや声帯がしっかりと鳴るような鳴り系の声質を使うことが多いです。とは言え息の倍音から鳴りの倍音のコントロールまでハイクオリティでトップクラスです。

基本的には鳴りやすい声帯でしょうから、息系の発声でもカラッとしたエッジ感があるのも特徴です。

 

共鳴は下方向(咽頭共鳴)をしっかりと保つ響きの作り方が多いですね。

クールなニュアンスや太い、深いニュアンスを作っています。

 

地声

比較的鳴り系の地声域です。高音部分はファルセットで綺麗に抜いています。

こちらは比較的息系の地声域。カラッとしたエッジ感と綺麗な息の流れです。

 

ミックスボイス

中高音域(≒ミックスボイス)

非常にパワフルな唸るようなニュアンスが特徴的です。

 

声帯に一定の閉鎖感を作り出してそこに強い息の圧力をかけることでパワフルな高音域を生み出しています。ベルティングボイスと呼ばれるような強い鳴りの発声です。

 

強い声帯の鳴りと息の圧力で若干声帯が割れているようなジャリ・ガリっとしたような倍音を含んでいます。

 

さらに唸るようなニュアンスはそれに加えて仮声帯部分(咳払いなどで使う声帯とは別の部分)を鳴らしてガラガラ・ゴロゴロしたような唸りのニュアンスを生み出しています。

 

ここまで強い鳴りの声を美しく・かっこよくコントロールできる人は、日本人にはそうそういないと思えるほどの迫力のある声です。

 

ミックスボイス

強い高音部分になるとガラッとした声帯の鳴りと唸るようなニュアンスが出ています。

圧倒的にパワフルな高音域。

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)

非常に綺麗なファルセットを使いこなすのもアギレラさんの魅力ですね。

 

スポンと抜けるような綺麗な息の流れのファルセットを自在に使いこなしています。

かなり大きな声量・響きで美しく鳴っています。

 

ファルセット

ファルセットの鳴り自体も非常に大きな美しい鳴りです。

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

特徴的なのはやはり咽頭共鳴(下方向への響き)です。

深い響きを保ったままの高音域はパワフルさを生み出す要因です。

もちろん鼻腔や軟口蓋への共鳴(上方向への共鳴)もしっかりとあるので、綺麗な抜けをしています。

 

ビブラート

楽曲にもよりますが、綺麗なビブラートをコントロールしています。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

低音域帯から高音域帯へのコントラストが特徴的です。

特に高音域帯のパワフルな発声は低音域帯とのダイナミクスの差で大きな感動を生み出しますね。

静と動の落差のある歌い方です。

 

ピッチ感やリズム感を非常によく高い歌唱力を持っています。

 

どういう練習をすればクリスティーナ・アギレラさんのように歌えるか

クリスティーナ・アギレラさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になるかもしれません。

クリスティーナ・アギレラさんのように歌うポイント

ポイント

太いパワフルな発声を身につける

深い響きを身につける

これが重要でしょう。では練習方法を紹介。

太いパワフルな発声を身につける

太いパワフルな発声を身につけるにはグッグトレーニングでのトレーニングが最適です。

 

このトレーニングは喉を開くようにして強い鳴りの高音域を開発するのに最適なトレーニングです。

 

声帯だけをしっかり閉鎖してそこに強い息の圧力をかけるようにして発声しましょう

アギレラさんの場合、強い鳴りと同時にハスキーっぽい倍音(ジャリ・ガリ)を含んでいるのですが、こういう独特の割れ感は持っている声帯によるところが大きいでしょう。

 

唸るようなニュアンスについてですが、これに関しては比較的誰でも低音域帯ではできると思います。

咳払いをするような痰を切るようにすればできますね。

 

これをパワフルな高音域帯でするのが非常に難しいのですが、これはパワフルな高音域帯を自在にコントロールできているのでできる芸当ですね。

 

なので唸りを練習するのではなく、強い高音域を自由にコントロールできるようになることを練習すれば唸りのニュアンスもできるようになるはずです。理屈の上ではそうですが、とは言え、、、、という感じですがね。

 

深い響きを身につけるには

深い響きとは下方向(咽頭や胸の方向へ)への響きですね。

 

これは喉の開き方や特に喉仏の位置が重要になってきます。喉仏の位置をコントロールすることで、例えば高音域でも深い響きの声を作ることができるのです。

 

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