歌声解説 男性洋楽

One Direction リアム・ペインの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2018年8月26日 更新日:

今回は世界的な人気グループOne Directionのリアム・ペイン(Liam Payne)さんの歌声について書いていきたいと思います。

One Directionと言えば、世界中の人々から愛されているグループですね。

高い歌唱力を持った5人(現在は4人ですね)の歌声はとても素晴らしいものです。あの楽曲・歌声に魅了されている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや低めの音域で、深めに鳴る声質

地声や話し声の音域はやや低めの音域です。

やや低めくらいの音域帯の声帯をもっているように感じます。

 

声質は声帯の鳴りがしっかりとある鳴り系の声質です。

ジリジリ・ビリビリとした鳴りの倍音がしっかりとある強い鳴り系の声質です。

 

咽頭共鳴(下方向への響き)がしっかりとあり深く太く響く声を持っています。

 

歌声はバランスのいい発声と芯のあるクリーミーなファルセットが特徴的

地声

低中音域は地声

息と声帯のバランス良く、芯のある鳴りと柔らかさを併せ持っている発声です。

 

この地声域、話し声で使われるような低音系の発声と比較的中高音を歌う発声で音色が随分違います。

ただ、ミックスボイスというよりは地声系の発声に近く、声帯を伸展(伸ばす)させて地声系のまま高音域まで引き上げています。非常に柔軟な声帯を持っていますね。

地声

 

ファルセット

高音域はファルセット

非常に綺麗な芯のあるファルセットを使いこなしています。

音色はミックスボイス感もあるくらい芯のある音色ですが、綺麗に裏返っているファルセット系の発声です。

 

綺麗に濁りなく閉鎖させるファルセットで、クリーミーという言葉がぴったりなファルセットです。

 

ファルセット


 

どういう歌い方か

共鳴や音色

低音域は咽頭共鳴(下方向)をしっかりと保ち、高音域は鼻腔や軟口蓋など上方向へ綺麗に響かせています。

 

ビブラート

あまりかけるタイプではないですが、自然とかかっているフレーズもあります。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

あまり大きな癖はなく、ベーシックに上手いタイプですね。

声区の切り替えがものすごく上手いので、滑らかに高低の音域を移動します。

この声区移行の滑らかさと低音域から高音域まで地声系の発声を使いこなすのが魅力です。

どういう練習をすればリアム・ペインさんのように歌えるか

リアム・ペインさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

リアム・ペインさんのように歌うポイント

ポイント

声区の切り替えを鍛える

綺麗なファルセットを身につける

これが重要ですね。では練習方法を紹介していきたいと思います。

声区の切り替えを鍛える

声区の切り替えは各声区をしっかりと自在にコントロールできるようになる必要があります。

特に切り替える先の音域、つまり高音に位置する音域(ミックスボイスやファルセット)を下の音域までまで出せるようにすることが重要です。

声区の切り替えについてはこちら

綺麗なファルセットを練習する

ファルセットの練習法は単純明快。正しいファルセットをたくさん出すことです。

ファルセットは声帯の使い方が地声とは違うため、慣れていない人は慣れることが必要です。毎日のストレッチで体を柔らかくしていくように、ファルセットも少しづつほぐしていきましょう。

地声と裏声の切り替え練習タングトリルでのトレーニングがおすすめです。

その他シンガーの歌声解説はこちら

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