ボイストレーニング 声や歌について

【バランスの良いミックスボイス】の出し方・練習方法

投稿日:2018年10月5日 更新日:

今回はバランスの良いミックスボイスの出し方について書いていきたいと思います。

 

バランスの良いミックスボイスは少しふわっとした言葉で、どこまでをバランスの良いとするかなど人によって変わってくるでしょう。

ミックスボイスも色々な種類に分けられるのですが、今回はバランスの良いミックスボイスについて書いていきたいと思います。

大前提だけ理解しておきましょう

ミックスボイスは人それぞれで、持っている声によって様々なミックスボイスがあります。

一人一人それぞれ声質は違い、出し方というのも人それぞれだということを理解しておきましょう。

 

人それぞれの地声がありますから。

なので本来はジャンルで括ってはいけないのです。が、あえて大きく括って「バランスのいいミックスボイス」と言うものの出し方について書いていきます。

 

バランスの良いミックスボイスとは

閉鎖系ミックスボイスとは声帯の鳴りもそこそこで、綺麗に息も流れているようなミックスボイスです。

 

すごく曖昧な感じですが、聴いている印象としては強すぎず・弱すぎず綺麗に聞こえるちょうど良い声です。

極端に分ける中での中間色を持っている持っているミックスボイスということですね。

 

「バランスの良い」という言葉は非常に曖昧で、人によって判断基準が変わるのでなんとも言えないところです。

 

でも何を判断するにしてもバランスの良さってありますよね。

例えば、「イケメン・フツメン・ブサイク」などの言葉がありますが、一体何を基準にしているのでしょうね。この場合バランスのいいとはフツメンのような言葉ですが、それを判断するのは究極のところ個人の感覚です。

 

バランスの良いミックスボイスの原理

バランスの良いミックスボイスもミックスボイスです。声帯の閉鎖があるのは間違いないのですが、その閉鎖に引っ張られて喉が締まらずに、喉がバランスよく開いている発声でないとバランスよくなりません。

締まり過ぎると閉鎖系の声になります。

 

逆にミックスボイスを太くしていくには、喉の空間はもちろん喉仏もコントロールして広い空間を作り上げます。

このニュアンスをそこまで取らずにちょうど良いバランスを作ります。もちろん声帯の鳴りの強さもそこそこです。

 

これでバランスの良いミックスボイスになります。

 

何度も言いますが、バランスの良いとは感覚の問題で人の数だけ判断基準があります。

 

バランスの良いミックスボイスの出し方

バランスの良いミックスボイスはどんなアプローチをとっても良いのですが、今回はタングトリルで練習していきましょう。

 

換声点を見つける

  • まずは地声と裏声が切り替わる点(換声点)を見つけます
  • この見つける作業は力を入れずに声を出してください
  • 換声点より上はファルセットになるはずです
  • だいたい換声点から1オクターブくらいはミックスボイスになるでしょう(平均ですよ)

 

タングトリルで練習

  • タングトリルで換声点より上の音域を開発します
  • まずタングトリルを換声点より上の音域で出します(出したい高音で。地声よりの声で)
  • 苦しくなりますが、そのまま頑張ります
  • この時タングトリルだけは何としても維持しましょう

 

今どんな声でしょうか?苦しい声なのか、潰れた声なのか、志村けんのバカ殿のような声なのか。

これで思ったような声が出せたという人は少ないでしょう。

 

高音が苦手な人は大抵苦しいでしょう。

 

開発アプローチ

  • タングトリルは音域を瞬間的に跳ね上げやすいです。
  • タングトリルのまま地声からミックスボイスまでを波のように行ったり来たりするトレーニングを繰り返します。
  • 繰り返している中、途中でタングトリルをやめて普通の声を出してみましょう。(ミックスボイスの音域になった時)
  • この時喉が開いてそれなりに鳴りもあるバランスの良いミックスボイスが見つけやすいです。
  • もちろん鍛えられてないのですぐ消えたり、苦しかったりするでしょうが。

 

このトレーニングを続けていると、だんだんと喉を開いた状態でもミックスボイスが出せるようになってくるでしょう。

 

もちろん、最初のうちは苦しいでしょうが、タングトリルはちょうど良いバランスで息も流してくれて、舌根もほぐしながら喉を開いていくれるので、最適な練習でしょう。

 

練習方法のまとめ

つまり具体的な練習方法はこうです。

 

具体的練習方法

出したい高音をタングトリルで出す。

タングトリルでミックスボイスの音域を行ったり来たりする練習をすることで、バランスの良いミックスボイスが身につく練習になる

 

ということです。

 

結局のところ人それぞれ声が違うので、最後は個人の感覚に委ねるしかないのです。

つまり、感覚を見つけ出してそこを鍛えていくのは個々で違うのです。

 

しかし、アプローチはこんな感じがいいのではないかと個人的には思います。

 

様々な音色のミックスボイスの出し方と具体的な練習方法

一口にミックスボイスといってもいろいろなミックスボイスがあります。

強いミックスボイス綺麗なミックスボイス。人の声質に応じたそれぞれのミックスボイスがあると考えられます。

 

各ミックスボイスの具体的な練習方法は長くなってしまいますので、下記の別記事にまとめております。

 

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