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谷村新司の歌い方・歌唱力 深い響きの澄んだ歌声【歌声解説】

投稿日:2018年10月12日 更新日:

MUSIC PLANETボーカルオーディション2018

今回は谷村新司さんの歌声について書いていきたいと思います。

谷村新司さんと言えば、アリスのメンバーとして、またソロとしても日本の音楽界で長く活躍しているシンガーソングライターですね。

 

何と言ってもその楽曲、その歌声は多くの人を魅了しています。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな谷村新司さんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや低めの音域で、声帯閉鎖が強めな深い声質

地声の音域はやや低めの音域ですね。太めの声帯を持っているような印象を受けます。

声質は声帯閉鎖が強めな声質です。咽頭共鳴(下方向への響き)も強いので、深めの低音ボイスです。

 

声帯閉鎖が強めな声質なのですが、息も流れやすい声質なので軽やかな優しい印象を作り出しています。

声帯の閉鎖感もありながら、サラリとした深い低音ボイスでとてもいい声です。

 

歌声は深めの澄んだ歌声

歌声は主に2種類を使っています。

地声・ミックスボイスですね。

 

低中音域は地声を使っています。基本的には息を綺麗に流して綺麗に歌い上げています。

低音域の中でも低い音に当たるときに声帯の閉鎖感があり、谷村新司さんらしさを生み出しているように感じます。

 

深めの響きへの共鳴がかなり綺麗になるので深い声の印象を作り出しています。

 

中高音域はミックスボイスを使っています。

ミックスボイスは伸びやかなバランスのいいミックスボイスです。

 

使用頻度はそこまで多くはないですが、高音域まで伸びやかな声です。

 

どういう歌い方か

基本的に深めの響きを作って歌うことが多いです。また、下方向への響きを作りながら上方向へもしっかりと響いています。

特に、上アゴをしっかりと開くような歌い方が特徴的ですね。

上アゴが天井につられた状態のままでいるというか、それくらい上アゴに歌声の焦点が集まっているような歌い方です。

 

ビブラートは綺麗に深くかかります。

 

どういう練習をすれば谷村新司さんのように歌えるか

谷村新司さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

谷村新司さんのように歌うポイント

  • 深い響きを身につける
  • 上アゴを意識した歌い方を身につける

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

深い響きを身につける

谷村新司さんはもともと深い響きを持っている声質です。深い響きは喉の空間・共鳴、つまり咽頭共鳴(胸腔共鳴)でつくられます。

 

ここで重要になるのが喉仏のコントロールです。喉仏のコントロールが喉の空間のコントロールにつながるのです。

詳しい練習方法はこちら

深い響きのある声を身につけて、通る声を身につけるトレーニング 喉仏の位置が重要

今回は咽頭共鳴や胸腔共鳴と呼ばれるような低い位置での響きについて書いていきたいと思います。 鼻腔での共鳴は歌の中では特に重要ですが、低い位置での響きも重要です。   特に歌声の中に深みを作る ...

 

上アゴを意識した歌い方を身につける

谷村新司さんは上アゴに声をぶつけるような歌い方をしています。これを意識すると喉や口の空間も広がりやすくなります。

共鳴が綺麗になるということですね。

 

これは意識の方が重要なのですが、上アゴに声を当てるトレーニングは「ヒ」トレーニングが最適です。

詳しい練習方法はこちら

通る声・いい声を身につけるには「ヒ」トレーニング

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まとめ

谷村新司さんのように歌うポイント

  • 深い響きを身につける
  • 上アゴを意識した歌い方を身につける

これが重要ですね。

まずはここから練習していきましょう。






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