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歌声解説 女性シンガー

琴音の声や歌い方についての分析

投稿日:2019年1月14日 更新日:

今回は高校生シンガーソングライター 琴音さんの歌声について書いていきたいと思います。

琴音さんと言えば、高校生シンガーソングライターとして人気の方ですね。

 

何と言ってもその歌声。高校生という若さで圧倒的な歌唱力を持っています。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな琴音さんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は普通の音域で、息の成分が非常に多い声質

地声の音域は普通の音域ですね。持っている声帯の音域は普通くらいの音域を持っているように感じます。

 

声質は非常に特徴的です。息の成分が非常に多く、声帯の鳴りが非常に少ない(薄い)声質です。さらりとしたハスキー系の声質で、個性的な声ですね。

息の倍音成分が非常に多く、話しているだけで「スーーーー」という倍音が聴こえてきますね。この倍音音楽的にとても良いんですね。

 

歌声は息の成分が多い澄んだ歌声

歌声は主に3種類の歌声を使っています。

地声・ミックスボイス・ファルセットを使っています。

 

低中音域は地声を使っています。話し声同様に息の成分が多く、息が綺麗に流れる地声です。共鳴のバランスはよく、下方向と上方向のバランスのとれた共鳴のさせ方で綺麗な歌声を作り出しています。

基本的には話し声のように息主体の声で歌うのですが、声帯をやや閉鎖させてエッジボイスのようなニュアンスを作り出すこともありますね。

 

中高音域はミックスボイスを使っています。低音域の地声と違い、声帯の鳴りが強くなります。地声との落差でかなり力強いダイナミクスを感じるミックスボイスです。

息の多い地声・話し声を持っている人は声帯を閉鎖させることが苦手だったりすることが多いのですが、琴音さんはミックスボイスの段階で普通の声質のような閉鎖感を作り出しています。

 

この地声の空気感とミックスボイスの力強さが琴音さんの魅力のように感じます。

 

高音域はファルセットも使います。強く鳴らさない高音・綺麗に聞かせる高音などで使っています。

このファルセットは地声同様に息が綺麗に流れる、透明感のある裏声です。

 

どういう歌い方か

声の作りは縦方向・下方向

口の空間は縦方向、声の響きはやや下方向へ当てるような歌い方です。

口の開きは縦方向主体なので、深く暗めの響きを作り出します。またやや下方向へ声を当てるような意識(下あごに声を当てるような意識)を持つと、似たニュアンスを作り出せるでしょう。

 

こういう声の作り方は、息の成分が多いシンガーが映えますね。(宇多田ヒカルさんやAimerさんなど)

 

ビブラートは浅めに自然に

基本的にはまっすぐに歌うようなタイプなのですが、自然に浅めのビブラートをかけています。

ナチュラルなビブラートが歌声の安定性と素直さを作り出しているように感じます。

 

実際の歌声で確認

「願い」で地声とミックスボイスを確認

 

声の種類

地声:黒字

ミックスボイス:黄色マーカー

ファルセット:赤字

 

フレーズ

てのなかおおきな しあわせをかんじる いちびょういちびょうがそっときざまれてく だれかを

 

地声の部分は非常に綺麗に息が流れる澄んだ歌声ですね。この息の成分が透明感を作り出しています。

ミックスボイスの部分は息の成分が少なくなって、声帯が閉鎖している(鳴っている)のがわかると思います。

 

「糸」でファルセットを確認

 

サビフレーズ

たてのいとはあなた〜 よこのいとはわたし〜 おりなすぬのは〜 いつかだれかを〜 あたためうるかもしれない〜

 

こちらはいい試聴音源がなかったのでyoutubeからになります。

ファルセットも地声の声質同様に透明感のある声質で綺麗な音色ですね。

 

どういう練習をすれば琴音さんのように歌えるか

琴音さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

琴音さんのように歌うポイント

ポイント

息の多い発声を身につける

 

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

息の多い発声を身につける

琴音さんは非常に息の多い発声で、澄んだ歌声を使っています。

当然ながら、元々の声質も関係しているのですが、息のトレーニング次第では息の倍音は鍛えることができます。

 

息の多い発声を身につけるには息と声との連動が重要です。息と声との連動のトレーニングはドッグブレスが最適です。

ドッグブレスについて詳しい練習方法はこちらの記事に書いているので、参考にしてみてください。

『ドッグブレス』で横隔膜の柔軟性を鍛えて息と声を連動させる

 

また、こちらのトレーニング「スー」「ズー」トレーニングも最適です。

通る声を手に入れる「スー」「ズー」トレーニング

 

まとめ

琴音さんのように歌うポイントは

  • 息の多い発声を身につける

これが重要ですね。

まずはここから練習していきましょう。

 

元々の声質が近い方ならそこまで苦労することはないでしょうが、声帯が鳴りやすい(閉鎖しやすい)方は苦労するかもしれません。

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