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歌声解説 男性シンガー

遠藤正明の声や歌い方についての分析

投稿日:2019年2月7日 更新日:

今回は遠藤正明さんの歌声について書いていきたいと思います。遠藤正明さんと言えば、主にアニソン系で活躍する大人気のシンガーですね。

何と言ってもその歌唱力、そのパワフル声は多くの人を魅了しています。心掴まれている方も多いのではないでしょうか。今回はそんな遠藤正明さんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや高めの音域で、鼻腔の空間の広い声

地声の音域は若干高めの音域ですね。高さを感じる話し声ではないですし太さも感じる声ですが、音域的には若干高めの声帯を持っているように思えます。若干です。

声質は声帯の鳴りと息のバランスのいい声質ですね。声質自体は目立った特徴はないのですが、鼻腔の空間が広いような声の響き方をしていますね。鼻腔共鳴が太く強いので、上方向へ明るく抜けやすい話し声です。

鼻腔に声が響きやすい共鳴を持っている方の声は非常にクリアに聞こえます。

持っている声帯

普通〜若干高め・バランスのいい声質

歌声はパワフルな強い鳴りのミックスボイスが特徴的

歌声は主に地声・ミックスボイス・シャウト系の発声などを使っています。

低中音域は地声を使っています。低中音域とはいってもミックスボイスになる段階が比較的早いので低音域中心です。地声は下方向への深い響き(咽頭共鳴)を保って太めの男らしい発声をすることが多いです。地声での発声は特にこの咽頭共鳴が強いのが特徴です。声質は声帯と息のバランスのとれた発声です。

中高音域はミックスボイスを使っています。声帯の鳴りが非常に強い閉鎖系のミックスボイスです。地声と比べると声帯の鳴りが非常に強くなるのが特徴です。

声帯の閉鎖にまかせて喉も少し締めるような発声やそこから喉の空間を広げて太く強い鳴りのミックスボイスにするなど声帯のコントロール能力が非常に優れていますね。咽頭共鳴(下方向への響き)を強くして太い音色を出しているのですね。

強い声帯閉鎖に強い息の圧力をかけるベルティング系の発声と言えるでしょう。

さらに高音域はシャウト系の発声を使ったりしています。ミックスボイスからアプローチするようなシャウトの仕方で強い声帯閉鎖が特徴です。

シャウトは超高音を強い息の圧力で発声するので、ファルセットからのアプローチとミックスボイスからのアプローチでも行き着く先は同じようなものになるのですが、ミックスボイスから音域を上げていった方が芯のあるシャウトになりますね。

どういう歌い方か

ダイナミックな表現

アニソンなどを歌うことが多いので、表現がダイナミックですね。

口を大きく開きしっかりと言葉を発音するようなわかりやすい歌い方です。口を大きく開くような歌い方は声次第では明るすぎたり浅く幼い印象になってしまうのですが、遠藤正明さんは強い鳴りのパワフルな声でいいバランスになっていますね。

ビブラートは強いミックスボイスでもしっかりとかけています。鳴りの強い声にビブラートをかけることで、壮大さやパワフルさが増しますし聴き心地も良くなりますね。

実際の歌声で確認

「Vital」で地声とミックスボイスを確認

声の種類

地声:黒字

ミックスボイス:黄色マーカー

フレーズ

このてをつたう いっぽんのこどくは ひとのいろがあせたままで くだらないことばとしょうたいふめいにうんめいが ひえたナイフにりゆうをつけていく あ まっしろにすけた はねをとじたまま ざしたてからにじむちが

地声で歌う部分は太めの深い響きでバランスのいい発声なのがわかると思います。

ミックスボイスの部分で声帯の鳴りが強まります。このフレーズではやや閉鎖的なニュアンスのあるミックスボイスですが尖った印象はなく、広がりあるパワーボイスです。

喉の空間をしっかりと保ったまま声帯のみを閉鎖させて鳴らしているからですね。

フレーズ

てくる こころをかきたてる ダイノガッツ あついゆめがきばをむく たいこのきおくめざめるときに きざまれたしめいがいま ほのおになる〜 あばれたか

非常に一つ一つの言葉をしっかりと発音しています。そのしっかりと動く広い言葉の出口にやや太めの深い響き(下方向への響き)のある声を通しているので、明るくパワフルでかっこいい声を作り出しているように感じます。

どういう練習をすれば遠藤正明さんのように歌えるか

遠藤正明さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

遠藤正明さんのように歌うポイント

ポイント

強い鳴りのミックスボイスを身につける

声帯のコントロール力を高める

これが重要ですね。では練習方法を書いていきたいと思います。

強い鳴りのミックスボイスを身につける

遠藤正明さんのように歌うにはまず強い鳴りのミックスボイスを身につけなければいけません。強い鳴りとは具体的には声帯が強く閉鎖していてそこに息の圧力をかけるベルティング系のミックスボイスですね。

これは「ネイ」「ヤイ」トレーニングなどでトレーニングしてもいいですし、ベルティングボイスの練習でもいいですね。とにかく強い鳴りのミックスボイスをコントロールできるようにならなければいけません。それが難しいんですが。

声帯のコントロール能力を高める

声帯のコントロール能力を高めることで、強いミックスボイスをコントロールできるようにもなります。

声帯のコントロールを鍛えるにはエッジボイスの練習がいいでしょう。また遠回りしているようですが、ファルセットのトレーニングも声帯を鍛えるトレーニングになります。地声と裏声の交互発声のトレーニングもオススメです。

まとめ


遠藤正明さんのように歌うポイント

  • 強い鳴りのミックスボイスを身につける
  • 声帯のコントロール力を高める

これが重要ですね。まずはここから練習していきましょう。

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