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徳永ゆうきの歌い方・歌唱力【歌声解説】

投稿日:2019年2月24日 更新日:

今回は徳永ゆうきさんの歌声について書いていきたいと思います。

徳永ゆうきさんと言えば、大人気の若手演歌歌手です。

 

何と言ってもその歌唱力の高さ、表現力は素晴らしいですね。指パッチンの技術も圧倒的です。。。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな徳永ゆうきさんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は若干高めの音域で、ふくよかに響く鳴り系の声質

地声の音域は若干高めの音域ですね。そこまで高さを感じる音域ではないので、普通くらいなのですがどちらかと言えば若干高めくらいの声帯を持っているように感じます。

 

声質は声帯の鳴りがしっかりとしている鳴り系の声質ですね。息の成分よりも声帯の鳴りがしっかりしているということですね。声帯が柔らかく閉鎖している感じなど、話し声からミックスボイス的な声ですね。天然ミックスと呼ばれるような声ですね。

喉の空間や鼻腔の空間が広いうので丸くふくよかな響きのある声をしています。特に咽頭共鳴(下方向への響き)をしっかりと保ちつつ、鼻腔へもしっかりと響くのでとても心地よく丸みのある声を生み出しています。

 

歌声は柔らかい綺麗な声帯の鳴りの歌声

歌声は主に2種類の歌声を使っています。

地声とミックスボイスの2種類がメインですね。

ただ、徳永ゆうきさんの声の使い方は少し特殊というか。話し声がミックスボイス系の声なので、ミックスボイスはファルセット的な使い方をしています。

つまり、地声(ミックスボイス)とミックスボイス(ファルセット)という感じです。

 

低中高音域(徳永ゆうきさんにとっては低中音域でしょう)全般を地声を使っています。声質は柔らかい声帯の鳴りのある声質です。楽曲によっては息の成分を多めにすることもあり、表現力に富んだ声です。

柔らかい鳴りは鼻腔共鳴の強さというよりは鼻腔共鳴の深さが声の柔らかさを生んでいるように感じます。鼻腔の空間が広いのですね。

先ほども書いたように地声がミックスボイスっぽいので、ほとんどのフレーズをこの声で歌っていますし、かなりの高音域まで出すことができます。

 

高音域はミックスボイスを使っています。ファルセットに近い使い方をしているのですが、くっきりと芯のあるヘッドボイス気味のミックスボイスという感じで歌うことが多いですね。特にカバー曲で原曲がファルセットを使っているフレーズなんかでひっくり返さずにミックスボイスのニュアンスのまま高音に移行しています。(地声が天然ミックスボイス系の人にありがちなパターンですね。ひっくり返さないという。)

 

あまり、ファルセットらしいファルセットを使っているのは見たことがないので、もし「出してたよ」とかあれば情報をお願いします。

 

どういう歌い方か

基本形は演歌

やはり演歌歌手なので、基本形は演歌スタイルです。深いビブラートやこぶしなどの技術に長けています。

ただ、ポップスなどをカバーするとそこまで濃い演歌色を出さずに歌い上げるので、すごいオールラウンドな表現力を持っています。

 

やはり演歌とポップスではタイム感(リズム感)や基本的なビブラートの深さなどがかなり違います。(もちろんアレンジ面やコード進行の影響も大きいです。)

そういう点でリズム感やビブラートなどの技術をクセとしてではなく、コントロールしているのがすごいですね。

基本形の歌い方としてはピッチ感も良く、こぶしを入れる技術などもすごいです。

 

実際の歌声で確認

声の種類

地声(天然ミックスボイス):黒字

こぶし:赤色アンダーライン

 

「大空と大地の中で」で歌声を確認

 

フレーズ

振りかるには まだ若い 吹きすさぶ〜北風に〜 飛ばされぬよう 飛ばぬよう 凍えたりょうてに〜 息を〜吹きかけて〜

 

わかりやすいこぶしだけでも多く使われていますね。特に「飛ばされぬよう」の「れぬ」の部分は「れ」と「ぬ」を2連続でこぶしを入れています。

ピッチ感と喉のコントロールがないとできない技ですね。

 

ミックスボイス系を確認できる音源はなかったのですが、、

 

 

この動画を見ると、よくわかるのですが、星野源さんがファルセットを使っている部分も全て地声で持っていけちゃってますね。ああいうフレーズでミックスボイス系の声を使うこともあるのですが、いい音源は見つかりませんでした。

徳永ゆうきさんが米津玄師さんの「Lemon」を歌っている音源などで、「Lemon」のファルセットを使う部分で徳永ゆうきさんのミックスボイス系の発声を確認できます。

著作権とかの問題ですぐに削除されそうなので載せません。YOUTUBEで調べて見ると聞けるかもしれません。

 

 

どういう練習をすれが徳永ゆうきさんのように歌えるか

徳永ゆうきさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

徳永ゆうきさんのように歌うポイント

ポイント

鼻腔への響きを深く持つ

ビブラートを身につける

こぶしを身につける

 

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

鼻腔への響きを深く持つには

まろやかな柔らかい響きの声は鼻腔への声の当て方の影響が大きいですね。丸みのある声は大抵鼻腔共鳴の深さが生み出しているのです。

声を頭の斜め後ろに当てるような感覚を持つといいかもしれません。

 

鼻腔共鳴のトレーニングにはハミング練習が最適です。ハミング練習で鼻腔方向へ声を当てる練習をしましょう。

 

ビブラートを身につける

演歌のようなメロディーの流れる美しさをを表現するためにはビブラートは欠かせませんね。

ビブラートがあるだけで歌の安定感やフレーズの美しさに差が出てきます。

 

ビブラートの練習方法についてはこちら

 

こぶしを身につける

徳永ゆうきさんのように歌うには「こぶし」も重要な要素です。こぶしとは簡単に言うと、歌の中での瞬間的なビブラートのようなものです。

高度な喉のコントロールとピッチ感を持っていないとできない技ですね。

 

こぶしについての練習方法はこちら

 

まとめ

徳永ゆうきさんのように歌うポイントは丸みのある声で演歌的な歌唱技術を身につけることですね。

また、声の出し方はミックスボイスなのですが、天然ミックスボイス(地声)なので普通の声の人はミックスボイスを身につける必要がありますね。

 

その他シンガーの歌声解説はこちら

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