歌声解説 女性シンガー

小野リサの声や歌い方についての分析

投稿日:2019年5月22日 更新日:

今回は小野リサさんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声の音域は普通の音域

音域的には高くも低くもない普通くらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質は基本的には息が流れやすい声質です。そしてそこに声帯の鳴りが若干のエッジボイス的なニュアンスであるような声質

バランスのいい声質というより息の流れ主体の声質の中にエッジボイスがカラカラと鳴るような声質ですね。

言葉の子音が立ちやすい口を持っているのか、そこまで大きく口を開けないでも綺麗な発音の言葉スラスラと出てきます。話している段階から綺麗な子音・発音で聞き取りやすい声です。

持っている声帯

普通の音域・息が流れやすい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス

低中音域は地声(チェストボイス)

非常に綺麗に息が流れる息主体の発声です。話し声ではエッジボイス的な声帯のの鳴りもあるのですが、それがほとんど無くなり息主体の声質です。もちろん楽曲によっては少し鳴らすときもあるのですが、そのほとんどが息の倍音を多く含む声です。

「スーーー」っとした息の倍音が声の中に多く含まれており、ハスキーではないのですがそれに近い倍音が鳴っているように感じます。とにかくこの息の成分が小野さんの最大の魅力でしょう。

 

ファルセット

高音域は裏声(ファルセット)

あまり使うこと自体が少ないのですが、高音域で抜いたようにファルセット的な音色を使うことがあります。

地声の声質とほとんど同様で声区があまり切り替わっているのかわかりにくいレベルのファルセットです。常に息の倍音MAXという感じです。

歌い方

共鳴や音色

共鳴は上方向(鼻腔や口腔)中心の響きです。咽頭共鳴(下方向への響き)はほとんどないです。

小野リサさんは比較的口が大きいので、広がりのある音が鳴りやすいはずです。しかし、歌うときそこまで大き口を開いておらず絶妙な明るさと静けさを持った声色を作り出しています。

 

ビブラート

ビブラートはフレーズ次第で綺麗にかけています。

 

フレージング・歌い回し

「囁くように歌う」というもののお手本のような歌い方です。

そっと歌っているのですが、息の倍音が非常に多い声のためマイクにスッと通ります。

小野リサさんはたくさん息を使っているはずですが、ブレス音があまり聞こえませんもちろん音として聞こえるのですが、ささやかになるべく静かに吸うようにしているように感じます。しっかりと吸っているはずなのですが、あまり聞こえないので、より一層歌声の息感が強まる効果があるように感じます。

息の多い声を使っているのでしっかりと吸わないといけないのですが、そのブレス音すらコントロールしているとなるとものすごいブレスコントロールです。

ピッチ感リズム感も非常に良く素晴らしい技術です。

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