歌声解説 男性洋楽

レッド・ツェッペリン ロバート・プラントの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年6月11日 更新日:

今回はレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のボーカル ロバート・プラントさんの歌声について書いていきたいと思います。

レッド・ツェッペリンと言えば、世界的に有名なロックバンドですね。

ウォールストリートジャーナルの「世界で最も人気のある100のロックバンド」にて2位という世界的人気のあるロックバンドです。

 

何と言ってもその楽曲、演奏、歌声、歌唱力は魅力的ですね。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は普通くらいの音域で、若干のハスキー系の倍音のある声質

音域

地声・話し声の音域は普通くらいの音域ですね。

年代によって音域変化がありますね。若い頃の方がやや低めなお印象があり、近年に近づくにつれ高めの音域帯で話しています。音域的には標準的な音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質

声質は基本的には声帯の鳴りと息のバランスのとれた声質と言えそうです。

こちらも年代によって若干の声質に変化がありますね。

若干のザラついたハスキーな倍音があり、それが年代が増すにつれて強くなっているような印象です。

 

共鳴

共鳴も昔はやや深めに下方向へ響かせるニュアンスが強いですが、近年は上方向に響きやすいですね。これも昔の方が低めに感じる要因でもあります。

 

歌声は柔らかな低音域とパワフルな高音ミックスボイスが特徴的

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)

 

地声

低中音域は地声

息の多い声質から鳴りの強い声質まで使い分けています。

 

どちらかと言えば声帯を鳴らすような声質(息よりも声帯の鳴りを先行)を使うことが多いですね。

高音域はハードロック的な鳴りのミックスボイスを使うことも多いのですが、地声域は比較的尖りの少ない素朴な鳴りの声質を使うことも多いです。

柔らかい鳴りの素朴な低音域もロバートプラントさんの素敵な部分ですね。

 

ミックスボイス

中高音域(≒ミックスボイス

閉鎖的な音色の強いミックスボイスですね。

声帯閉鎖の強い閉鎖的な音色で強い高音を出していますが、息も綺麗に流れているので尖りすぎた音色ではなく、どこか心地よさのあるミックスボイスですね。

 

ハードロック的な強い音色のミックスボイスですが、ゴロゴロ・ザラザラした鳴りの倍音とどこか柔なか鳴りが絶妙な力強さと心地よさを生んでいるように思えます。

 

ファルセット系の歌声はあまり使わずにミックスボイス系の発声のままかなりの高音域まで発声しています。

素朴な低音域とハードな高音域でポップスから激しい楽曲まで歌いこなせるその幅の広さが世界的人気を得られるのでしょうね。

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

共鳴は基本的には鼻腔や軟口蓋など上方向主体の響きです。

ですが、フレーズによっては若干下方向(咽頭共鳴)へ響かせることもあるので、響きのコントロールも上手いですね。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではないですが、自然にかかっていることも多いです。

意図的にかけるようなタイプの楽曲はそう多くはないはずです。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

先ほど書いたように聖句によって柔らかい声から力強い声までかなり幅広くコントロールしています。

これによる歌声のダイナミクス(強弱)がつきますし表現の幅も広がります。

心地よい鳴りから、激しい高音域まで使いこなすのがロバートプラントさんの歌い方の特徴の一つですね。

 

どういう練習をすればロバート・プラントさんのように歌えるか

ロバート・プラントさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

ロバート・プラントさんのように歌うポイント

ポイント

低音の柔らかい鳴りと高音ミックスボイスを身につける

 

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

 

低音の柔らかい鳴りと高音ミックスボイスを身につける

ロバートプラントさんのようなミックスボイスを身につけるには強い鳴りの高音域を余計な力なく出せるようになる必要があります。

 

やはり強い鳴りの閉鎖的なミックスボイスの練習「ネイ」「ヤイ」トレーニングが最適だと考えています。

このトレーニングは顎や舌根の脱力に最適なので、高音域の余計な力を脱力するように働かせることができます。

 

ハイトーンボイスの鍵は声帯とその周りの使い方です。

 

また、低音域の柔らかな鳴りのある声のトレーニングはそのまま「ネイ」「ヤイ」トレーニングで低音域まで降りてきてもいいですし、リップロールのトレーニングなどで鳴りと息のバランスを整えて柔らかい鳴りを作っていくことがいいかもしれません。

 

この低音域から高音域までの鳴りのコントロールができるようになることが重要ですが、それが難しいところでもありますね。

 

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