歌声解説 男性洋楽

ボブ・ディランの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年6月14日 更新日:

今回はボブ・ディランさんの歌声について書いていきたいと思います。

ボブ・ディランさんと言えば、世界的に有名なシンガーソングライターですね。世界的に多くの名曲を残している方ですし、世界中の音楽に影響を与えた方ですね。

ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のソングライターにて1位という偉大なシンガソングライターです。

 

何と言ってもその楽曲の素晴らしさ、歌詞の表現、そして歌声ととても魅力的です。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は低めの音域で、深めの響きを持った声

地声・話し声の音域は低めの音域ですね。

音域的に低めの音域帯の声帯を持っていると言えそうです。

 

声質は声帯の鳴りが強い声質です。

息の流れよりも声帯の閉鎖による鳴りが先行するような声質です。当然年代によって声質が変化しており、若い頃は鳴りが強く高齢になるにつれてハスキー感のある声質になっています。

 

咽頭共鳴(下方向への響き)が非常に強いのが特徴的です。声が下方向へ深く響く喉を持っています。

 

持っている声帯

低めくらいの音域・鳴り系の声質・深い咽頭共鳴

 

歌声は鳴り系の声を活かした歌声

地声

低中音域は地声を活かした発声です。

声帯がしっかりと鳴る鳴り系の声質を使うことが多いです。

声帯の柔らかな鳴りの倍音がしっかりとある温かみのある声質です。

息よりも鳴りを先行させている声質ではあるのですが、息をあまり使わないような尖った発声ではなく、適度に息を流す柔らかい発声です。

 

音域によって響きが上下します。特に低音域は深めの響き、高音に行くにつれて上方向へ浅めの響きかせることが多いです。

 

ミックスボイス

中高音域はミックスボイス(ミドル)

基本的な声質は地声系の発声と変わらない鳴り系の声質です。

基本的に声帯を閉鎖させた鳴り系の声なので、そのまま高音域に登っているような感じです。高音域は明るく浅めな響きを作ることが多いです。

 

歌声

柔らかな鳴りの地声域・ミックスボイス

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

上下の響きを綺麗にコントロールしています。

 

ビブラート

ビブラートなどはほとんどかけていません。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

ボブ・ディランさんの歌い回しは音楽的でもあり、どこか朗読的なニュアンスもあります。

もちろん歌っていますし、音階もついています。

 

しかし、どこか語るような話すような素朴な雰囲気を持っていますね。

これは音階を話すようなニュアンスでフォール(音階を滑らかに下降させる)したり、フレーズを歯切れよく止めたりするようなニュアンスが生み出しているように思えます。

 

歌いすぎないように歌う歌い方が素朴な温かみのある歌い方を生み出しています。このような表現が世界中で愛される歌を生み出しているのですね。

ピッチ感も独特のニュアンスがあります。

しっかりと音程が合っていればいいというわけでもないのが音楽の表現の深みや味ですね。

 

どういう練習をすればボブ・ディランさんのように歌えるか

ボブ・ディランさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

ボブ・ディランさんのように歌うポイント

ポイント

鳴り系の声で素朴に歌う

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

鳴り系の声で素朴に歌う

ボブ・ディランさんのような温かみのある歌声はまず鳴り系の声を柔らかくコントロールしなければいけません。

鳴り系の声を柔らかくコントロールするには声帯閉鎖の柔軟なコントロールそれに合わせた息の流れが重要です。

 

声帯閉鎖のコントロールのトレーニングはエッジボイスでトレーニングするのがいいでしょう。

また、柔らかい声帯コントロールや息の流れはリップロールのトレーニングで鍛えていくことがオススメです。

 

低音域から高音域まで鳴り系の声で歌うのはピッチ感がしっかりとしていることが重要です。

音の芯がくっきりと出るのでピッチをしっかりととりましょう。

かつ、ニュアンス的にあえて外したりフォールさせたりすることで、語るようなニュアンスをつけましょう。コード感のある外しというところでしょうか。

 

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