歌声解説 男性シンガー

BIGIN 比嘉栄昇の歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年6月15日 更新日:

今回はBIGINのボーカル比嘉栄昇さんの歌声について書いていきたいと思います。

BIGINと言えば沖縄県出身の大人気バンドですね。多くの名曲を残しているバンドです。

 

何と言ってもその楽曲、その歌声は心掴まれますね。心に刺さる名曲を多く生み出しています。

魅了されている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや低めの音域で、声帯の鳴りが強い声質

地声・話し声の音域はやや低めの音域です。

音域的にやや低めくらいの音域帯の声帯を持っているように思います。

 

声質は声帯の鳴りが強くエッジボイス気味な声帯閉鎖のある声質です。

息の流れよりも鳴り主体の声質です。

ジリジリとした鳴りの倍音があり、その鳴り系の声質が強く時に柔らかくなるような声を持っています。

 

共鳴は咽頭共鳴(下方向への響き)寄りで深い響きを持っています。

 

歌声は特有の柔らかく芯がしっかりとある鳴り系の声質

地声

低中音域は地声

基本的には話し声同様に声帯の鳴りが強い鳴り系の声質を使っています。

息よりも声帯の鳴り主体の発声です。

 

エッジボイス的な倍音を含みつつ声帯を柔らかく鳴らすような地声的発声です。話し声に比べるとそこまで深い響きを持たずにややフラットな響きを保って歌うことが多いです。

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

声質は地声域同様に鳴り系の声質ですが、ミックスボイス的な発声の方が高音域な分声帯を柔らかく使っているような印象を受けます。

 

声帯の閉鎖を強めつつ柔らかく鳴らすようなミックスボイスです。

鳴りのジリジリ・チリチリしたような倍音が含まれているミックスボイスです。浅めの響きを作って明るめに発声することが多いです。

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

比嘉栄昇さんは話し声は深めの咽頭共鳴(下方向)がありますが、歌っているときはあまり咽頭共鳴を作らないです。

浅めの響きで上方向への響きをつくることが多いです。

 

斜め上方向へ声を当てるようなニュアンスが強いような印象を受けます。

 

ビブラート

ビブラートはしっかりとかけるタイプではなく、若干かかっているくらいのフレーズが多いです。

ビブラートよりもこぶしのようなフレージングを使うことが多いです。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

こぶし的なピッチ感がフレーズの中で使われることが多いですね。

階段的な細かいピッチ変化をフレーズの中で入れることで民謡的なニュアンスを生み出しています。

 

どういう練習をすれば比嘉栄昇さんのように歌えるか

比嘉栄昇さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

比嘉栄昇さんのように歌うポイント

ポイント

柔らかい鳴り系の声をコントロールする

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

柔らかい鳴りの声をコントロールする

比嘉栄昇さんのように歌うには柔らかくもしっかりと芯がある発声を低音域から高音域まで使いこなさなければいけません。

声帯をしっかりと鳴らすような声質は声帯のコントロールが重要です。

 

声帯コントロールのトレーニングはエッジボイスのトレーニングがオススメです。

エッジボイスに若干の音程をつけてエッジボイスのまま歌ってみるのもいい練習になると思います。

 

また「ネイ」「ヤイ」トレーニングなどの脱力トレーニングで鳴り系の声の脱力をトレーニングするものいいかもしれません。

浅めの明るい響きを作り、そこに独特の鳴り系の声質、そしてこぶしのような音階変化をつけることが比嘉栄昇さんの特徴でもあります。

 

特に細かいピッチの動きは民謡感や島唄のようなニュアンスを出している大きな要因です。

この「こぶし」のようなニュアンスを歌の中にいれていくためにもこぶしの練習をする必要がありますね。

 

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