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歌声解説 女性洋楽

アヴリル・ラヴィーンの声や歌唱力についての分析

更新日:

今回はアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)さんの歌声について書いていきたいと思います。

アヴリル・ラヴィーンさんと言えば、世界的に有名な女性シンガーですね。多くの名曲を残しているシンガーです。

何と言ってもその歌声、その圧倒的歌唱力は心掴まれますね。魅了されている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや高めの音域で、綺麗な鳴りと共鳴を持つ声質

地声・話し声の音域はやや高めの音域ですね。音域的にやや高め〜高めくらいの音域帯の声帯を持っているように思えます。

声質は非常に綺麗な鳴りの鳴り系の声質です。声帯がしっかりと鳴りつつ息も流れている声です。もちろん鳴り主体ですが、息も流れているため尖ったエッジ的な鳴りよりも綺麗な柔らかいエッジボイス的な鳴りで声帯が鳴っているという印象を受けます。

また、鼻腔や軟口蓋などの上方向へ強く共鳴します。特に鼻腔方向への共鳴空間が広いような印象を受けます。

持っている声帯

やや高めくらいの音域・綺麗な鳴り系の声質

歌声は鼻腔に強く共鳴するオールラウンドボイス

歌声は3種類の声区を使っています。

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミックスボイス(ミドル)
  • ファルセット(ヘッド)

の3種類です。

地声

低中音域は地声系の発声を使っています。

鳴り系の声質から息系の鳴りの声質まで綺麗にコントロールしています。

少しエッジボイス的に声帯を鳴らすようにして鳴り系の声を作ったり、声帯を鳴らさずに息系の声を作り上げたりと非常に上手くコントロールしています。非常に倍音豊かで綺麗な鳴りの声質です。共鳴は鼻腔や軟口蓋など上方向主体です。

ミックスボイス

中高音域はミックスボイスを使っています。

ミックスボイスはやや声帯の閉鎖感を強めてそこに強い息の圧力をかけるようにして発声しています。

もともと持っている音域帯が高めなので、声区の変化が微妙なところも多々あり、地声を引っ張り上げているようなニュアンスのフレーズも多いです。それくらい地声も高いところまでで出しているように感じます。

ファルセット

高音域はファルセットを使っています。

ファルセットもとても綺麗な鳴りをしており、声帯の鳴りや息の流れのバランスのとれたファルセットです。地声域より上の音域をミックスボイスと使い分けるようにして綺麗にコントロールしています。両方とも綺麗に使えるので最強ですね。

歌声

息系から鳴り系まで自在な地声域・強い鳴りのミックスボイス・綺麗なファルセット

どういう歌い方か

共鳴や音色

アヴリル・ラヴィーンさんのフレーズのほとんどが鼻腔や軟口蓋などの上方向への響きが綺麗に共鳴しています。もともとの話し声から鼻腔方向へ綺麗に共鳴する声を持っているので、当然ながら歌声でも綺麗に共鳴しています。

斜め前から斜め後ろ方向までの共鳴が澄んだ高音系の音色を作り上げています。そこにやや鳴り気味な発声を使っているので、澄んだ音色でかつ芯のある発声が可能なのですね。

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではないですが、フレーズ次第で自然にかかっています。

フレージング・歌い回し・歌唱力

ロックな楽曲からバラードまで歌いこなす声区や声質の豊富さ、リズム感ピッチ感を持っています。かなりのオールラウンドな歌い手と言えるでしょう。

どういう練習をすればアヴリル・ラヴィーンさんのように歌えるか

アヴリル・ラヴィーンさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

アヴリル・ラヴィーンさんのように歌うポイント

ポイント

上方向へ綺麗に共鳴する高音を身につける

これが重要ですね。では練習方法を書いていきたいと思います。

上方向へ綺麗に共鳴する高音を身につける

アヴリル・ラヴィーンさんのように歌うには綺麗な共鳴を身につけ、高音域までコントロールすることが重要です。持っている声帯の音域帯が高めの音域帯なので、ミックスボイス的な発声でないと歌えないフレーズも多いでしょう。

まずはミックスボイスを身につける必要があります。

ミックスボイスのトレーニングはリップロールのトレーニングが身につきやすいです。また、それを強い鳴りの声質にしていくには「ネイ」「ヤイ」トレーニンググッグトレーニングなどで鍛えていきましょう

脱力と鳴りの強さを両立させなければいけませんね。

アヴリル・ラヴィーンさんはエッジボイスを活かした声帯の使い方をすることも多いです(英語圏は多い)。なので当然エッジボイスのトレーニングも必要になってきます。

また、上方向への共鳴はハミング練習で鍛えていきましょう共鳴をしっかりと理解し、声の方向性を上方向へ意識するだけでも変わってきます。ハミングは声帯コントロールのトレーニングにもなるので、毎日少しづつでも続けるといいでしょう。

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