歌声解説 男性シンガー

米倉利紀の歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年6月26日 更新日:

今回は米倉利紀さんの歌声について書いていきたいと思います。

米倉利紀さんと言えば、圧倒的歌唱力を武器に活躍している人気シンガーですね。

 

何と言ってもその歌声、その歌唱力は多くの人を魅了しています。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は低めの音域で、声帯の鳴り主体の声質

地声・話し声の音域は低めの音域ですね。

やや低め〜低めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質は声帯の鳴りが強い鳴り主体の声質です。

息の流れもあるのですが、それよりも声帯の鳴りが先行する鳴り主体の声質です。強いジリジリとした倍音の鳴りがある声質です。

 

共鳴は咽頭共鳴(下方向への響き)が非常に強く、深めの低音ボイスですね。

 

歌声は軽やかで柔らかい鳴りの柔軟な歌声

地声

低中音域は地声系の発声です。

話し声の比べると、息が綺麗に流れる軽やかな発声です。

 

息の流れを土台にして声帯を鳴らしたり鳴らさなかったりしています。

息の綺麗な流れがあるので、基本的に軽やかな発声です。持っている声帯や喉が太く下方向への共鳴空間が広いので、太さと温かみのある発声となっています。

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

とは言えはっきりとしたミックスボイスというよりは地声域の延長線上で、息の圧力をしっかりとかけてピッチを上げて中高音域を発声しているように思います。

 

なので非常に綺麗な鳴りと滑らかなフレージングを可能としているのでしょう。

 

ファルセット

高音域はファルセット

非常に綺麗な丸みのあるファルセットです。

 

息の倍音もあるのですが、ファルセットとしてはかなり芯のあるくっきりとしたファルセットを使っています。

鼻腔へも響きを綺麗に寄せているので、丸みがありくっきりと芯もある温かみのあるファルセットを自在に使いこなしています。

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

米倉利紀さんは共鳴の上下のコントロールが非常に綺麗ですね。

鼻腔や軟口蓋などの上方向主体の響き、咽頭共鳴のような下方向への声の響き、この二つの上下の当て方が非常に綺麗ですね。

この上下の共鳴をフレーズのよって使い分けています。

 

もともとはかなり下方向へ響きやすい喉を持っており、フレーズの随所で深みのある音色が感じられます。共鳴を上方向へ当てるような発声もとても綺麗に上方向へ当てています。

鼻腔に綺麗に響かせているため、丸みのある声質を作り上げています。

この共鳴コントロールが独特なニュアンスを作り出していたりします。

 

ビブラート

綺麗なビブラートが随所に感じられます。

基本的に滑らかなビブラートをかけるタイプです。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

ピッチ感やリズム感も非常によく高い歌唱力を持っていると言えますね。

 

実際の歌声で確認

声の種類

地声:黒字

ファルセット:赤字

「infinity」で歌声を確認

フレーズ

今もこの胸で微笑む あなたの心に寄り添う あの頃のように情けない弱音吐いて こころ 無茶苦茶に踏みにじった僕だけど〜 あなたへの愛情は色あせない〜

滑らかな柔軟な地声系の発声で歌っています。

地声域は普通に声帯を鳴らす発声、息が多いウィスパー系の発声、エッジボイスから入るような発声、綺麗なビブラートとこのフレーズだけでもかなり様々な声や技術が使われています。素敵な歌声です。

赤字部分のファルセットは非常に綺麗ですね。くっきりと芯があり温かみのあるファルセットを綺麗に使いこなしています。

どういう練習をすれば米倉利紀さんのように歌えるか

米倉利紀さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

米倉利紀さんのように歌うポイント

ポイント

柔軟性のある歌声と共鳴を身につける

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

柔軟性のある歌声と共鳴を身につける

米倉利紀さんの発声は基本的には地声系の発声とファルセットが重要となってきます。

地声系の発声は息の流れを主体とした発声を身につけましょう。

 

息の流れを土台に置いた上で声帯を鳴らしたり、ウィスパーに歌ったりという表現をつけましょう。

息の流れを身につけるには「スー」「ズー」トレーニングが最適です。

 

息と声との連動を重視したトレーニングです。

ファルセットに関してまずは地声域との切り替えを柔軟にするため地声と裏声の交互発声のトレー二ングをしていきましょう。

また、シンプルにファルセットのトレーニングも重要です。

 

共鳴に関してはまず上下の共鳴をしっかりと理解して、トレーニングすることが重要です。声を当てる方向の上下を意識するだけでも全然変わってきます。

ビブラートのトレーニングピッチのトレーニングも欠かせません。

 

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