歌声解説 男性シンガー

デーモン閣下の声や歌唱力についての分析

投稿日:2019年6月27日 更新日:

今回は聖飢魔Ⅱのデーモン閣下さんの歌声について書いていきたいと思います。

デーモン閣下さんと言えば、ロックバンド聖飢魔Ⅱのボーカルとしてはもちろんソロシンガーとしても活躍されていますし、様々な活動をされている人気シンガーです。

 

何と言ってもその歌唱力・その歌声は圧巻ですね。

見た目のインパクトに負けないくらいの圧倒的歌唱力です。魅了されている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや低めの音域で、鳴りの倍音の多い声質

音域

地声・話し声の音域はやや低めの音域ですね。

音域的にやや低めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質

声質は声帯の鳴りの強い鳴り系の声質です。

声帯がビリビリ・ジリジリ・ゴロゴロ鳴るような倍音を持っている声質です。鳴りの特有の倍音がありますね。息よりも声帯の鳴りが先行する鳴り主体の声質と言えるでしょう。

 

共鳴

共鳴は咽頭共鳴(下方向への共鳴)寄りの話し声です。

 

持っている声帯

やや低めくらいの音域・強い鳴りの声質

 

歌声はパワフルミックスボイスを自在に使いこなす

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)

 

地声

低中高音域と基本的にはミックスボイスです。

地声的なフレーズもあるのですが、そこまでの低音域帯の頻度は少ないのと、あったとしてもミックスボイスへ繋げるようなミックスボイスへのブリッジ的な使い方で中間的な音色をしています。

 

ミックスボイス

低中音域は喉の広がりを保った状態で声帯がしっかりと鳴るミックスボイスを使っています。

くっきりとした声帯閉鎖の鳴りと広がりのある空間で太めの声を作ったりしています。咽頭共鳴(下方向への響き)で深めの太い声を作っています。

 

中高音域は声帯の閉鎖を強めて高音域帯を発声しています。喉全体を閉鎖的に作用させて鋭い高音域を出したり、喉の広がりを保ったまま高音域のミックスボイスを出したりと自在にミックスボイスをコントロールしています。かなり高い音域帯まで閉鎖をコントロールできるので、ファルセット系の発声を使うことは少ないです。

 

シャウト系の発声も息の圧力をかけて声帯を割るようにして出しています。

ミックスボイスにはややザラついた声帯の鳴りの倍音が乗るときが結構あり、それがデーモン閣下さんっぽい声質を生み出しています。

 

どういう歌い方か

基本形はメタルだが、オールラウンダー

デーモン閣下は基本的にはメタル系・ハードロック系の楽曲が多いためパワフルに高音を歌う歌い方が多いですね。共鳴は咽頭共鳴を保つようにして歌うことが多いため太い広がりある歌声を作り出しています。

ビブラートは語尾などでやや深めに綺麗にかけています。鋭い高音発声に綺麗で滑らかさを加えるようにビブラートをかけています。ピッチ感も非常によくどんな曲でも歌いこなしてしまいます。

前半の語りはやや声色を作っていますが、地声です。後半からミックスボイスで歌っています。

非常にバランスのいい鳴りと広がりと深さのあるミックスボイスです。

声帯を閉鎖させてしっかりと鳴らしているのですが、喉の広い空間を保つことで太く鳴るミックスボイスを作り上げているのですね。

どういう練習をすればデーモン閣下さんのように歌えるか

デーモン閣下さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

デーモン閣下さんのように歌うポイント

ポイント

ミックスボイスを自在にコントロールする

これが重要ですね。

では練習方法を書いていきたいと思います。

ミックスボイスを自在にコントロールする

デーモン閣下さんのようにミックスボイスをコントロールするのは非常に多くの訓練が必要ですね。

まずはミックスボイスを身につける必要があるのですが、声帯は人それぞれなのでミックスボイスという名前にこだわりすぎるのも良くないと思います。

 

とにかく高い声、ハイトーンボイスが出せればいいのですね。

デーモン閣下さんのように太く喉を開くようなミックスボイスグッグトレーニングがオススメです。

グッグトレーニングは声帯をしっかりと鳴らしつつ喉を開くような高音域帯のトレーニングに最適です。

 

また、閉鎖的な音色のミックスボイス「ネイ」「ヤイ」トレーニングがオススメです。

強い声帯の鳴りの高音域で余計な力を脱力します。

 

また、ビブラートを身につけることも必須ですね。

ハードロックな歌い方で歌が上手いと言われるような人は大抵ビブラートを使っています。やはり発声自体はパワフルなので綺麗なピッチ感や音の流れで音楽的な綺麗さを作っているのでしょう。

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