歌声解説 男性洋楽

U2 ボノの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年7月3日 更新日:

今回はU2のボーカル、ボノさんの歌声について書いていきたいと思います。

U2と言えば、世界的に有名なアイルランド出身のロックバンドです。

グラミー賞を22回受賞している偉大なロックバンドです。

 

何と言ってもその楽曲・その演奏、そしてその歌声は素晴らしいですね。

心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は低めの音域で、声帯の鳴りが強い鳴り系の声質

地声・話し声の音域は低めの音域ですね。

音域的に低め〜やや低めくらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質は声帯の鳴りが強い声質を持っています。

声帯が強く鳴り、息の流れよりも声帯の鳴りが先行する鳴り系の声質です。ジリジリ・ビリビリしたような強い声帯の鳴りの倍音があります。

 

また、咽頭共鳴(下方向への響き)がしっかりとあり、深く響く話し声です。

 

歌声は地声を活かしたバランスのいい発声主体

地声

低中音域は地声

柔らかな声帯の鳴りと息も綺麗に流れるバランスのいい発声です。

 

声帯も軽やかに鳴らしつつ、息も自然に流すようにして温かみのある歌声を作り出しています。共鳴はどちらかと言えば咽頭共鳴寄りの発声で、やや深みのある鳴らし方をすることが多いです。

 

もちろんフレーズ次第では鼻腔方向への響きもしっかりとあります。

地声

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

 

声帯を閉鎖的に作用させて中高音域を発声しています。

しっかりと芯があり、かつ柔軟性もあるミックスボイスでバランスの良い鳴りの倍音がしっかりと鳴っています。

 

共鳴は鼻腔や軟口蓋主体の上方向への響きで歌うことが多いです。

柔軟性があり、くっきりとした鳴りのある中高音域を使いこなしています。

 

ミックスボイス

 

ファルセット

高音域はファルセット

ファルセットを多用するタイプではないのですが、ところどころ使っています。

 

非常に綺麗な息と鳴りのバランスのいいファルセットです。

 

後半ファルセット


 

どういう歌い方か

共鳴や音色

ボノさんはフレーズによって上下の共鳴を綺麗にコントロールしています。

 

元々は下方向へ響きやすい喉を持っているはずなので低音域帯は深めに響かせ、中高音域はフレーズによって下方向への音色を調節しながら上方向へ響かせています。

フレーズによっての綺麗な共鳴コントロールが重要です。

 

ビブラート

ビブラートは自然に若干くらいでかけていることが多いですね。

基本的にはまっすぐ歌うタイプですが、色つけ程度にナチュラルにかけています。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

あまり凝った技巧などは使わずにまっすぐに素朴にカッコよく歌うというタイプです。

ただ、ピッチ感が非常にいいので音楽的に美しいですね。

 

シンプルに歌うタイプほどピッチ感が非常に重要となります。

 

どういう練習をすればボノさんのように歌えるか

ボノさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

ボノさんのように歌うポイント

ポイント

バランスよく声帯を鳴らす発声を身につける

これが重要ですね。

では練習方法を紹介します。

バランスよく声帯を鳴らす発声を身につける

バランスよく声帯を鳴らすとは、声帯の鳴りと息のバランスを取るということですね。

このバランスに関しては数値化されたものでもないため、感覚の世界です。

 

個人個人声帯の違いもあるでしょう。

であればしっかりと鳴りのある発声と息の流れる発声を身につける必要がありますね。

そこからバランスを模索していく作業になるでしょう。

 

鳴りのある発声はグッグトレーニング「ネイ」「ヤイ」トレーニングなどのトレーニングで高音域まで鍛えていきましょう。

両方ともミックスボイス習得にも役立ちます。

息の流れる発声はドッグブレス「スー」「ズー」トレーニングなどで鍛えられます

 

毎日少しでも続けていくと、息と声とが連動してくるはずです。

その他シンガーの歌声解説はこちら

歌声解説一覧

-歌声解説 男性洋楽
-

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2020 All Rights Reserved.