歌声解説 男性シンガー

ハナレグミ 永積タカシの声や歌い方についての分析

投稿日:2019年7月12日 更新日:

今回はハナレグミのボーカル 永積タカシさんの歌声や歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域は普通〜やや高めの音域

音域的には普通〜やや高めの音域帯の声帯を持っているように思います。

 

少しサラッと・ザラッとしたようなハスキーな成分のある声質です。

典型的なハスキーボイスという感じでもないのですが、ほんの若干ハスキー感があります。声帯の鳴りよりも息の倍音の方が多く感じる声です。

持っている声帯

普通〜やや高めの音域・ほんのりハスキーボイスな声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス

低中音域は地声(チェストボイス)

息をしっかりと流す息主体の発声です。息が綺麗に流れ行きの倍音が非常に多い声質となっています。

その声の響かせ方と言葉の発音の独特なニュアンスが個性的な歌声を作り出しています。

 

ミドルレンジ

地声の中高音発声(≒ミックスボイス・ミドルボイス)。

声帯をしっかりと鳴らす中高音発声ですが、もともと持っている声帯が鳴りにくいので独特の空気感のある鳴りの倍音を生み出しています。

声帯をグッと強く鳴らしても特有のハスキーな倍音が鳴るのが魅力の一つですね。

 

ファルセット

高音域は裏声(ファルセット)

綺麗な息の倍音のある澄んだ音色のファルセットです。

高音域を綺麗に強く歌わないような綺麗なフレーズで使うことが多いですね。

歌い方の特徴

共鳴や音色

基本的には鼻腔や口腔などの上方向主体の響きを作っています。

特に鼻腔方向へ綺麗に声が抜けています。

また、基本的には「上方向の響きと横方向の口の開き」という明るい音色作りですが、フレーズ次第で「下方向と縦方向」になる時が結構な頻度であります。

この「上方向と横方向」をメインにして随所に「下方向と縦方向」を織り交ぜるような独特な音色の作り方をするのが永積さんの魅力の一つでしょう。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではないです。

自然にかかっているフレーズもありますが、比較的まっすぐに歌うタイプです。

 

フレージング・歌い回し

音をすぐに収束させる(切る)ようなフレージングをよく使っています。

あまり音を伸ばさずにそっと置くように音を切るのですね。

この話すような語るような歌い方も永積タカシさんの個性を生み出しているものですね。

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