ボイストレーニング

最も効果のあるボイストレーニングとは『”再現性”のある実践』

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ボイストレーニングは様々な手法ややり方など多く語られており、そのバリエーションは無限ですね。

そんな多くのボイストレーニングの方法があり、結局何をすればいいのかと迷うことも多いはずです。

でも迷えば迷うほどに実は遠回りしている可能性があるというか、一番大事なことを見逃してしまう可能性があります。

それは人間には『再現性の力がある』ということです。

今回はそんな再現性の力こそ結局ボイストレーニングの中で最強ではないか?という内容です。

ボイトレにおける『再現性』とは?

ボイストレーニングにおける再現性とは「声を再現する力」「声をモノマネする力」のようなものです。

人間は他の動物と違い、聞いた音をある程度忠実に再現する能力があります

脳の違いは当然ですが、何より声帯の運動能力に関して他の動物とは雲泥の差があります自由自在に声帯を動かせるので複雑な言語や歌唱が可能になるのですね。

例えば

ミッキーやマリオなどのキャラクターのモノマネなど誰でも一度くらいはやったことあるのではないでしょうか。あれは聴いた音をただただ再現しようとしてモノマネするはずです。

「輪状甲状筋がこうで、、甲状披裂筋はこうで、、響きの位置は鼻腔に寄せて、、」みたいな感じで真似する人はいないと思います。

このモノマネするときのアプローチとして

音を聴く→音を理解する→その音を再現してみる→自分の耳に入る→聴いた音に近づける

という経過を無意識のうちにたどっているはずです。

この結果モノマネができるのですね。

これはキャラクターに限らず、何かの音でも効果音でも同じですね。

これが「人の声の再現性」ですね。砕けた言い方をすれば「モノマネする能力」です。

ボイストレーニングにとらわれる人が陥る道

ボイストレーニングにとらわれる人はこの再現性を軽視してしまう人も多いかと思います。

まぁある意味ネット社会の弊害ですかね。

ボイストレーニングにとらわれる人

ボイストレーニングにとらわれる人はボイストレーニングで成長しようとします。

「あの声が出したいな」→「なかなか出せないな、どうやって出すんだろう?」→「検索」→「なるほどボイトレ!リップロール!よしたくさんリップロールだ!」

みたいな感じですね(勘違いして欲しくないのですが、別にこれが悪い・ダメだとは言ってないです。)

ボイストレーニングにとらわれない人

ただ、ボイストレーニングにこだわらない人は再現性で成長します。

「あの声が出したいな」→「なかなか出せないな、どうやって出すんだろう?」→「こうか?いや、違うな。こうか?うーん」→「とにかくできるまでやろう!」

というような道を辿ると思うのです。

どちらの方が成長するでしょう? どちらもある人には正解・ある人には不正解だと思いますので、判断はお任せします。

ただ一つ言えるのは、

「世に出ている偉大なシンガーたちの中にはボイストレーニングらしいボイストレーニングをしていない人もいるはず」ということです。

偉大なシンガーたちはリップロールをしてきたのでしょうか?まぁリップロールに限らず、何か特定のボイストレーニングらしいボイストレーニングようなものをしてきたのでしょうか?

おそらくしていない人も多くいるでしょう。そもそもボイストレーニングが歌の成長に100%プラスに作用するのなら世の中のボイストレーナーこそ最強・偉大なシンガーになる可能性が高いですね。ほぼ毎日やっているでしょうから。しかし、実際はどうなのでしょう?(ボイストレーナーを悪く言っているわけではないです。)

どこまでをボイストレーニングとするかは線引きが難しいですが、「ただただたくさん歌う」とか「ワンフレーズをたくさん練習する」とか、そういう実践や再現性を意識したトレーニングだけで圧倒的な歌唱力を身につけた人も多いと思うのです。

偉大なシンガー、例えばフレディ・マーキュリーやマライア・キャリーがリップロールしてるとかはあんまり見たくないですね。笑 実際にしてるかしてないかは知りませんが。まぁしてないでしょうし、してこなかったでしょう。

  • 「あの声を出したい」から「ボイストレーニングであの声を出すために必要なものを鍛える」
  • 「あの声を出したい」から「あの声を出してみる練習することで必要なものを鍛える」

どっちが近道かは言うまでもないですね。

このように『再現性』を信じたトレーニング、というかある種の実践こそ最強のボイストレーニングだと思うのです。

理にかなっている

『ある発声ができるために必要なものはある発声をひたすら実践してみることで手に入れる』

最も合理的ですね。

再現性を活かしたトレーニング方法

トレーニング方法はいたってシンプルです。

『その再現したい音をよく聴く、やってみる、振り返る、再度やってみる、振り返る』

の繰り返しです。ざっくり言ってしまえば『とにかく歌う』。

そうやって試行錯誤してある音を出せるようになるまでやることです。

再現性を充実させるために必要な能力

再現性のトレーニングには一つ必要な能力があります。それは『耳の良さ』です。

ココがポイント

再現するためにはその音の情報を正確に読み取らなければいけません。「どんな音なのか、どんな感じで発声しているのか、どんな質なのか」などを聴き取れる耳が必要です。

特に歌はCDであれ、ライブであれ、基本的にマイクを通しているので言わば『音のデータ』に変換されています。当然、加工・編集は可能ですから、発声を正確に読み取るのは難しいです。

ある発声を再現するために得た情報自体が間違った解釈をしていては、その再現しようとする方向を間違えてしまいます。

再現するためにはそれを『理解』することが重要で、理解できるだけの『耳』が必要なのです。

「よく聴いて」それを「正しく理解」して「再現しようとする」というのが再現性を利用したボイストレーニングです。そしてそのトレーニングを良いものにするためには『正しく聞き取る能力』が重要ということです。

実は世の偉大なシンガー達はこういう点が長けているのではないか?とも想像します。

耳が良くなる方法としては洋楽をたくさん聴くことをオススメしています。

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