歌声解説 女性洋楽

ノラ・ジョーンズの声や歌い方についての分析

投稿日:2020年2月3日 更新日:

今回はノラ・ジョーンズさんの歌声について書いていきたいと思います。

ノラ・ジョーンズさんと言えば世界的に有名なシンガーソングライターですね。

 

Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーにおいて77位です。

スモーキーでウィスパーな歌声の世界的な代表格で、以降似たような声質のシンガーが現れるたびに「〇〇のノラ・ジョーンズ」と名付けられるほどの影響力です。

 

何と言ってもその歌声、歌唱力は圧巻です。

心を掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は普通くらいの音域で、バランスのいい鳴り系の声質

音域

地声・話し声の音域は普通くらいの音域ですね。

普通くらいの音域帯の声帯を持っているように感じます。

 

声質

声質はバランスのいい鳴り系の声質です。

息の流れと声帯の鳴りのバランスのいい声質ですが、どちらかと言えば声帯の鳴りがしっかりとある鳴り系寄りの声質です。

 

歌声とは随分違う話し声を持っています。

 

歌声は息の流れの美しいスモーキーボイス

地声

低中音域は地声

息の倍音成分が非常に多い声質の発声です

息をしっかりと流しつつ声帯をあまり鳴らさないスタイルが基本的です。ささやくようなウィスパーボイスで澄んだ音色の歌声を生み出すのが特徴です。

 

このような息の倍音が非常に多いウィスパーボイスはスモーキーボイスと称されることがあります。

時々声帯をしっかりと鳴らすような発声も使います。

 

息系の発声。

時々使うような鳴り系の発声。

 

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)を使っています。

ファルセットも実はあまり使用頻度は少ない、と言うよりファルセットに完全に入れる手前くらいの絶妙な音階を歌うことが多いです。

完全にひっくり返さないくらいのニュアンスで歌うことが多いです。

 

地声域も息の成分が多いのでそのまま音をあげてファルセット感を出しているような声質を作り上げたり、逆にファルセットに移行してもわかりにくいみたいなこともあります。

 

前半部分はあまり聞けないひっくり返しているようなファルセットのニュアンスです。

ノラ・ジョーンズさんのファルセットは大体↓の音源のようにファルセットとも地声とも取れるようなニュアンスを生み出します。

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

基本的に鼻腔や軟口蓋への響かせる共鳴です。ほとんど上方向主体でしょう。なので澄んだ透明感のある音色になっていますね。

ただ、近年の作品は下方向へ深く響かせるような音色作りも多くなってきています。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではないです。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

基本的にはウィスパーボイスでなんでも歌ってしまいます。

息の倍音成分が非常に多い声でそっと語るような優しい雰囲気で歌う、そんな歌い方です。

 

フレージングの長短の使い分けなど、表現力も豊かです。

ピッチ感やリズム感も圧倒的で素晴らしい歌唱力ですね。

 

どういう練習をすればノラ・ジョーンズさんのように歌えるか

ノラ・ジョーンズさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

ノラ・ジョーンズさんのように歌うポイント

ポイント

息の倍音成分の多い発声を身につける

 

これが重要だと考えられます。

では練習方法を書いていきたいと思います。

 

息の倍音成分の多い発声を身につける

ノラ・ジョーンズさんと言えばやはり『息』です。

あの息の倍音が歌声の魅力を生み出しています。

 

とにかく息をしっかりと流すような発声、人によってはほとんど息くらいの気持ちで発声する必要があるでしょう。

息の多い発声を身につけるにはやはり、息と声が連動が重要なポイントになってきます。

 

まずはため息で歌ってみるなど息の上に声を乗せるようなイメージを掴みましょう。

 

息と声の連動のトレーニングは

が最適です。

 

息をしっかりと吐けるようにトレーニングするには息の力を生み出す横隔膜などの呼吸筋を鍛えることも効果があります。

 

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