歌唱力アップ

自分の歌声を録音することの重要性について

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今回は「自分の歌声を録音する」というトレーニング方法についてです。

実は歌声を録音することは、歌唱力アップにおいて最上位に位置するくらいの重要性があるのではないかと考えられます。

録音することのメリット

自分の歌声を録音することのメリットは

  1. 現実の自分の歌声を知れる
  2. 自分だけの感覚をつかめる
  3. マイク乗りのある発声になる

というところが考えられます。

①現実の自分の歌声を知れる

当たり前ですが、自分の歌声を録音すると他人に聴こえている自分の本当の歌声を知ることができます。

まぁ確かに録音音声もあくまで録音なのですが、

  • 少なくとも自分で聴いている自分の声よりは現実に近い

でしょう。

 

ただ、自分の声が気持ち悪く聴こえる場合もあるでしょう。

しかし、大抵の場合それが現実です。受け入れましょう。というか『受け入れること』『慣れること』が大事なのですね。

自分の声が変に聴こえるからと録音をやめてしまうのが一番勿体無いことでしょう。

 

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②自分だけの感覚をつかめる

自分の歌声を自分で聴いて判断するのは難しいことでもあるのですが、慣れてしまえば逆に

  • 他の誰よりも自分の声を正確に判断できる

という考え方もできます。

 

なぜなら、自分の声をどんな感覚でどう出しているのかは自分が一番よくわかっているからです。

つまり、『こういう出し方をするとこう聴こえる』『この感覚で出すとこう聴こえる』みたいなものを掴みやすいのですね。

 

このような自分で手に入れた自分だけの感覚は自分にとって最も適したものであると考える事ができます。

 

野球でもサッカーでもメイクでもなんでも「人それぞれ違う」という点があるように、ボイストレーニングにも『人によって合う合わない』があります。声が人それぞれ違って声帯が人それぞれ違うのですから。

なので、「あの人がこう言ってるからこうしよう」が自分に当てはまらないことも普通にあると考えるべきでしょう。

 

つまり、自分にとって最適なものを見つけることの方が重要です。

例えば、

  • 「高い声が力んで出せない」→『ネット検索:リップロールがおすすめ』→「よし、リップロールをやるぞ!」

でも悪くはないのかもしれませんが、

  • 「高い声が力んで出せない」→「何が原因なんだろう?楽に出せている人とは何が違うのだろう?」→「録音してみる。こうか?いや、こうか?こうだな?」

とやっていく人の方は経験値の深みが違いますね。

こういう自分だけの試行錯誤は録音ならではでしょう。

③マイク乗りのある発声になる

実はこれ、かなり重要だと思うのですが、

  • 録音と向き合うことで『マイクに乗る歌声』のトレーニング

になります。

というのも多くの人の場合『ポップス系の歌唱スタイル=マイクを使う歌唱スタイル』を求めているはず。

なので、実は『マイクとお友達になること』が最終目的なのですね。

*もちろん、クラシック系は別。クラシック系の人は逆にあまり録音しない方がいいかもしれません。クラシック系の人は壁の反響で自分の声を聴いた方が目的に沿っているのでそちらの方が理にかなっています。

 

マイクに乗る発声はマイクと向き合わなければ手に入れられません

録音も言ってしまえば、マイクのようなものです。例えスマホであっても「マイク」という部分で撮りますし、海外だとiPhoneの録音でボーカルを録った音源も普通にあります。

つまり、録音に乗る歌声は十中八九普通のマイクにも綺麗に声が乗るでしょう。

録音トレーニング

自分の歌声を録音するトレーニングとは

  1. 録音する
  2. よく聴く・比較する・改善点を見つける
  3. 改善方法を試行錯誤する

この3つの行動をループするトレーニングです。

①録音する(動画もいい)

自分の歌声を録音します。

アカペラでもカラオケでもなんでもいいです。まずは自分の歌声を録音しましょう。

今は大抵のスマホにはボイスメモがついています。

スマホで満足できない場合は、安いボイスレコーダーがオススメです(録音するための製品なので、安くても音質はいい)。

あとは『動画を撮る』というのも一種の録音なので、スマホのムービーで自撮りしましょう。

②よく聴く・比較する・改善点を見つける

自分の歌声の改善点を見つける。

ここでかなりおすすめなのが、

  • プロのシンガーの「レコーディングされてない歌声」「マイクを通していない歌声」を聴いて、それと自分の歌声を比較する

という手法。

特にプロのシンガーがスマホの前などで歌っているものと自分を比較するのがおすすめ。

 

例えば、こういうの↓

こういうの↓

こういうものはプロのシンガーとほぼ同じ条件で自分の歌声と比較することができるという点がとても良い。

自分も同じ状況を作れるので、「条件や状況による差」を考慮しなくてもいいという点で自分とプロとの比較が簡単にできるということですね。

距離感がある場合↓

こういうものと同じ条件を自分で作って比較すれば、自分のいろいろな改善点が見えやすいのではないかと思います。

③改善方法を試行錯誤する

次に先ほど見えた改善点を改善するための試行錯誤をします。

が、ここが一番大変ですね。

例えば

  • 高音の音程が外れている→「高音の音程が外れないようにするにはどうする?」

という項目であれば

  • 高音でもう少し力を抜けば音程が外れない?
  • 高音の前に呼吸をしっかりと整えると音程が外れない?
  • もっと声帯を鍛える必要があるのか?
  • もしくは自分の声帯的にはこれ以上は裏声の方がいいのか?

など自分で仮説を立てて練習します。

 

その結果としてどうなるかを一つづつ確かめていきます。

場合によっては長い時間を必要とすることもあるでしょう。

 

「そんなの知識がないと無理だよ」と思うかもしれませんが、知識がないなりに自分で考えることが案外正解だったりするのかもしれません。

もちろんかなり大変ではあると思われます。

しかし、先ほどのメリットの面で言ったように、『自分だけの正解』は裏切らないはず。

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