歌声解説 男性シンガー

女王蜂 アヴちゃんの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2020年5月6日 更新日:

今回は女王蜂のアヴちゃんの歌声について書いていきたいと思います。

女王蜂と言えば、大人気のロックバンドですね。

 

素晴らしい音楽性、演奏そして歌声は多くの人を魅了しています。

心を掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声はやや低めの音域で、バランスの良い声質

音域

地声・話し声の音域はやや低めの音域ですね。

ただ、話し方のトーン自体を高めで話すような話し方なのでそう感じにくいでしょうが、持っている声帯自体はやや低めくらいの音域帯の声帯を持っていると思います。

 

声質

声質は息の流れと声帯の鳴りのバランスのいい声質です。

どちらかと言えば声帯が鳴りやすい声質を持っているようにも思いますが、息の流れもバランスよくある声質ですね。

 

歌声は低音域から高音域まで音域の広い表現が特徴

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)
  • ファルセット(ヘッド)

 

地声

低中音域は地声

息の多い息系の声質から声帯の鳴りが強い鳴り系の声質まで使いこなしています。

 

どちらかと言えばしっかりと声帯を鳴らすような発声が多いですね。ジリジリとした鳴りの倍音がしっかりとある声です。

咽頭共鳴(下方向への響き)が魅力的で、深く太い音色を生み出しています。

これは低音域の声帯を持っている人ならではの音色です。

 

低音域が非常に魅力↓

心地よい鳴り。

 

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

 

声帯の強い息の圧力をかけて強い鳴りの中高音を生み出しています。

こちらの発声は地声域からミドル(中音域)に入る発声なのですが、アブちゃんはもう一つ特有のミックスを使いますね。

これについては次のファルセットの部分で。

 

強い高音部分↓

 

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)を使っています。

2種類くらいに分類できそうなファルセットを使いこなしています。

  1. 純粋に抜くようなファルセット
  2. 女声と言われるようなミックスボイスに近い音色の発声

この二つです。

 

一つ目は普通のファルセット。綺麗に抜けるような音色を持つファルセットです。

もう一つはミックスボイス寄りの音色のファルセットです。

かなり柔らかい芯を持ったファルセットで、柔らかいミックスボイスとも言えそうなくらいくっきりと芯を持っています。

こういう発声はいわゆる女声と言われ、男性の声帯で女性のような声を発声する発声法ですね。

 

こちらは普通のファルセット。綺麗に抜いています↓

こちらがミックス寄りの柔らかい芯を持った発声↓

 

どういう歌い方か

共鳴や音色

特徴的なのはやはり低音域での咽頭共鳴(下方向への響き)です。

深みのある音色が低音域の魅力を倍増させています。

 

もちろん中高音は上方向主体(鼻腔や軟口蓋)へしっかりと共鳴させています。

 

ビブラート

ビブラートはフレーズ次第で綺麗にかけたり、かけずにまっすぐに歌ったりしています。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

低音域から高音域まで様々な声区や発声法を駆使して、多彩な表現を聴かせてくれる歌い方が魅力ですね。

ジェンダーレスな表現力と魅力を持った素晴らしいシンガーだと思います。

 

ピッチ感やリズム感も良く、高い歌唱力を持っていますね。

 

どういう練習をすればアヴちゃんのように歌えるか

アヴちゃんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

アヴちゃんのように歌うポイント

ポイント

鳴り系の発声を使いこなす

女声を身につける

 

これが重要だと考えられます。

では練習方法を紹介します。

 

鳴り系の発声を使いこなす

アヴちゃんはおそらく鳴りやすい声帯を持っていてその声帯をそのまま活かすような発声スタイルです。

大前提、練習するときは自分が持っている声質を考慮して練習することが必要です。

 

鳴り系の声のトレーニング

声帯をしっかりと鳴らすような鳴り系の声のトレーニングは

がおすすめです。

 

これらのトレーニングで声帯をしっかりと鳴らす芯のある声質を鍛えましょう。

女声を身につける

女声を身につけるのはかなり難易度が高いと思います。

歌声で使うのはさらに難しいですね。

 

男性の声帯での純粋なファルセットでは、女性的な音色の声質を生み出すことはできないため、どこか地声的な部分を使う必要があるのです。

地声から考えれば声帯をやや薄く使うような、ファルセットから考えればかなり強い芯を持つようなそんな発声です。

 

リップロールがこういうトレーニングには非常に役立つと考えられますが、最終的には自分で試行錯誤していくような道になるでしょう。

 

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