各種ボイストレーニング方法

声の出だしを鍛える「ク」トレーニング

投稿日:2018年6月29日 更新日:

今回は声のアタックを強化するトレーニング:「ク」トレーニングについてです。

この記事は

  • 「ク」トレーニングとは
  • 「ク」トレーニングの効果
  • 声のアタック(出だし)について

という内容です。

「ク」トレーニングとは

その名の通り「ク」の発音でのトレーニングです。

特に細かいこともなく、とにかく「ク」の発音でトレーニングします。

 

練習方法

いたってシンプルです。

  • 「ドレミファソファミレド」

に合わせて

  • 「クックックックックックックックック」

と練習していきます。(音階は好きなように変えてください)

 

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重要なのが意識として「COOK」のようにしっかり英語っぽく発音するのが重要です。

この意識を持つと息もしっかりと流れますし、舌もしっかりと動きます。

 

意識的に「ク」と強く発音することが重要です。

 

  • しっかりと「ク」と発音する。「クェ」「キュ」などにならないように注意。
  • 「ク」という発音をしっかりと息に乗せる。
  • 舌を弾くのと同時に息を吐き出すような感覚で。

 

「ク」トレーニングの効果

「ク」トレーニングの効果は

  1. 声の出だしの速度を速める
  2. 声の出だしのピッチをよくする
  3. 舌根をほぐす効果

このような効果が考えられます。

 

特に声の出だしを鍛えたい方にオススメです。

「ク」という発音は舌を上下に動かします。これを連続的に発声する事で舌根をほぐす効果があります。

 

息と連動させた発音なので声の出だしのスピードをスムーズにしますし、「ク」という音は短く区切るような音(スタッカート)なので、出だしのスピード感やピッチ感を鍛えるのに役立つと考えられます。

 

声のアタック(出だし)について

音の出だしというのは非常に重要です。

何も音のない状態から最初の音を作り出すのが「出だし」ですよね。

 

アタック(出だし)で重要な点は2つあります。

  1. ピッチ
  2. 速さ(スピード感)

ピッチ

実は最初に出す音(出だし)というのが人間にとって一番難しい音でもあります。

 

例えば、

「あ」という言葉で「ド」の音階を最初の一言に歌うフレーズがあったとして、その音・その言葉を細かく波形にする「ド」以外の色々な音が含まれています。

「シ・ド」としゃくり上げるようにとっていたり、「ド#・ド」という風に音程をとっていたりします。

 

どれだけうまい人でも、機械でない限り絶妙な揺らぎがあるのですが、歌が上手い人はこのピッチが出だしから「ド」に近いです。スッと最初の音を当ててきます。

もちろんテクニックとしてのしゃくりなどもありますが。

 

つまり出だしの音が正確に近づけば近づくほどに、楽器のように美しく聞こえるわけです。

 

速さ

声が出てくる「速さ」というのも非常に重要なのです。

 

例えば

「あ」という一言を細かく瞬間で切り取ると、

声の出が速い人は「あーーーー」、声の出が遅い人は「・・ぁあー」という風になっています。

コンマ何秒の世界ですので、普通に聞いても意識しなければわからない世界ですが、これが遅い人と速い人では聞いていて心地よさが違います。

 

速く出る人の方が楽にスラスラと声を出している印象を与えます。

 

声の出だしの速度が速い人の方がいいですね。

もちろん遅さに味があるという人もいます。が、速い人は遅くできますが、遅い人は速くするのは難しいです。

 

であれば速いに越したことはないというわけです。

こういうわけでアタック(出だし)というのは重要なのです。

 

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