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ボイストレーニング

『POWERbreathe』でボイストレーニング|息の力で声量アップ

投稿日:2019年5月25日 更新日:

今回はボイストレーニンググッズとして有名なPOWERbreathe (パワーブリーズ)」を使った練習方法や比較・選び方について書いていきたいと思います。このパワーブリーズはボイストレーニング以外にも吹奏楽奏者やスポーツマンの方も使っている呼吸に関する力を鍛えるグッズですね。音楽界ではB'zの稲葉浩志さんが使っていることで有名ですね。

パワーブリーズを使った練習で

  • 横隔膜を鍛える
  • 呼吸力の向上・持久力の向上
  • 声が良くなる・声を出すのが楽になる
  • 声量UP・通る声になる

今回はそんなパワーブリーズについて、そして後半はパワーブリーズを使った練習方法について書いていきたいと思います。

『POWERbreathe (パワーブリーズ)』とは

トップ画像のグッズが「パワーブリーズ」です。一度は見たことあるという方もいるのではないでしょうか。「吸うのも吐くのもキツそう」と勘違いされている人もいるかもしれませんが、この「パワーブリーズ」は基本的には『吸う力』に対する負荷を与えるものです。風船を膨らますトレーニングの逆みたいなものですね。なのでこのパワーブリーズを使うと『息を吸う力が強化』されます。

「吸う力はあんまりいらなくない?」と思いますが、吸う力が強化されるとそれが声の成長に大きくつながるのです。

パワーブリーズの効果

健康面や運動能力の面でも色々なメリットがあるのでしょうが、ここでは『声に関して』のメリットを書いていきます。

まず吸う力(横隔膜)が成長することで、ブレス(息継ぎ)・息を吐く力・息を長持ちさせる力が強化されます。そもそも『吸う力が成長する』とは『一度に吸える空気の量が増える・ある一定の時間内で吸える空気の量が増える・より軽い力で意識しなくても吸える空気の量が増える』と言い換えることができます。

『息を吸う量』が変われば『息を吐く量』が変わります。当然ですよね。ということは『一度に吐ける空気の量が増える・ある一定の時間内で吐ける空気の量が増える・より軽い力で意識しなくても吐ける空気の量が増える』と言い換えることができますね。

つまり、『息を吐く力』を成長させるのです。結果的に『声が良くなる』のですね。すべての鍵は『息』が握っているのですね。

パワーブリーズの効果

声量がアップする・声が良くなる

ブレス・息継ぎが上手くなる

ロングトーンが長くなる

横隔膜を鍛える・横隔膜の柔軟性の向上

パワーブリーズの種類

このパワーブリーズは大きくは3種類の商品群に分けられています。『Kシリーズ』『プラス』『クラシック』の3種類の商品群があります。

それぞれの特徴は?

『Kシリーズ』→デジタル機能がついたハイテクシリーズ

『プラス』→広く知られる標準的なパワーブリーズ。クラシックに対して新型なのでプラスなのでしょう。

『クラシック』→旧型のパワーブリーズ。プラスに比べると値段が安い。

この3種類があります。それぞれについて書いていきたいと思います。

POWERbreathe Kシリーズ

この『Kシリーズ』に関して、普通の人は使う機会がないでしょう。アスリートの中のアスリートが使うようなものですし、びっくりするくらい値段が高いので買うことはほとんどないはずです。それだけガチ商品ということですね。ボイストレーニングでここまでのハイテク機能はいらないですし、お手頃価格とは程遠いのでここでは省略します。

POWERbreatheプラス』

POWERbreatheプラス』は3段階の負荷の強さに分けられています。標準負荷・重負荷・超重負荷の3種類です。それぞれ設定できる負荷の範囲が違うので自分にあったものを選ぶ必要があります。とは言え、自分に合うものなんてわかりませんし、試せるわけでもないです。公式サイトにはこう書いてあります。

選び方

『標準負荷』→これから運動を始める方からスポーツを楽しんでいる方

『重負荷』→日常的にスポーツやトレーニングをされているアスリートの方

『超重負荷』→重負荷モデルの最大負荷まで到達できた方

とあります。「なるほどな。目安はなんとなくわかるけど、悩む。」という感じになると思います。ちなみにB'zの稲葉浩志さんは「超重負荷」でトレーニングしていましたね。すごいですね。もし『設定値が最大』なら怪物ですね。

実はこのPOWERbreatheプラス』負荷を切り替え設定できます(クラシックも。決して安い買い物ではないので、一つの負荷でずっとやらなければいけないのであればどれを買うかとても悩むのですが、切り替えできるのなら少し気が楽ですね。下記の図は負荷の数値です。単位は難しくてよくわからないのですが、負荷の大きさだと考えて大丈夫です。

レベル012345678910
標準負荷1725334149586674829098
重負荷2339557288104121137153170186
超重負荷295378102127151176200225249274

この表からわかるように負荷の大きさがかぶっているところがあるので、そこまで悩む必要もないのです。軽いところから始めたい人は「標準負荷」それなりで始めたい人は「重負荷」高みを目指したい人は「超重負荷」という感じですね。

設定切り替えがあるので「実際どれでもいい」というのが本音ですが、標準負荷」もしくは「重負荷でいいと思います。上の表をよく見てもらうとわかるのですが、負荷が重くなるにつれて1メモリごとの差が大きくなっています。負荷が重くなればなるだけ、負荷はかけられるが一歩づつステップアップしにくくなるのですね。それに後半で紹介するボイストレーニングも負荷の差が軽い方が少しづつ進めるのでやりやすいです。

ただ、「ストイックに呼吸を極めたい!」「稲葉さんが使っているなら俺も超重負荷だ!」(僕もこれです。w)という方はもちろんそれでいいと思います。こういうのは個人次第なので。ただ、上記にあったように超重負荷『重負荷モデルの最大負荷まで到達できた方』にオススメしているので、個人的には標準負荷」もしくは「重負荷で十分だと考えています。(ちなみに僕は超重負荷を選びました。後悔はないのですが、重ければいいというわけでもないと感じています。レベル10はかなりしんどいです。僕には「いらない」です。)

POWERbreatheクラシック

POWERbreatheクラシック』も3段階の負荷の強さに分けられています。ウェルネス(軽負荷)・フィットネス(中負荷)・スポーツ(重負荷)3段階です。公式サイトでは以下のように書いています。

選び方

『ウェルネス』→呼吸筋肉強化で体質改善。全ての方におすすめします。

『フィットネス』→ちょっとした運動もラクラク!呼吸が変わると動きも変わります。

『スポーツ』→スポーツ選手にはもはや定番。パワー・持久力ともにアップ

これに関しては、POWERbreatheプラス』と同じように考えていいと思います。なので同じような選び方でいいと思います。負荷の切り替えも当然できます。

レベル123456789
ウェルネ102030405060708090
フィットネス1030507090110130150170
スポーツ104070100130160190220250

POWERbreatheプラス』とは若干数値が違いますし切り替えられる数も若干少ないですが、大きな差はありませんね。使う性能自体に大きな差はないはずです。

POWERbreatheクラシック』と『POWERbreatheプラス』どっちがいいの?

POWERbreatheクラシック』にするか『POWERbreatheプラス』にするかというのは結局は個人次第です。その値段差分の価値の差を自分がどう解釈するかだと思います。上記に書いたように若干の差はありますが、性能自体は大差ありません。

価格に差があるのは『単純に旧型だから』なのか、『素材や耐久面での差』なのか、『形の差』なのか、『負荷の切り替えられる数の差』なのかは正確にはわかりません。『内蔵バルブシステム』の性能が良くなったのではないかと思っていますが。。。

『パワーブリーズ』を使ったボイストレーニング

パワーブリーズの基本的な使い方は公式サイトや説明書に書かれている通り「口にくわえて呼吸する」というトレーニング方法ですね。つまり呼吸のみのトレーニングです。これに声のトレーニングを追加することはできるはずですね。つまり『呼吸だけのトレーニング』『声と呼吸のトレーニング』にすることができます。

呼吸だけのトレーニング

呼吸だけのトレーニングは大きく分けて二つになります。

  • ゆっくりと呼吸する
  • 素早く連続的に呼吸する(稲葉さんがやっていました)

やり方は工夫したりすることはあるでしょうが、大枠はこの二つですね。

吸う時間をゆっくりor早く、吐く時間をゆっくりor早く、の2×2の4通りの方法になるでしょう(吐く方には負荷はかかりませんが)。特に稲葉さんがやっているような吸ったり吐いたりを連続で素早く繰り返すのは相当しんどいです。相当にしんどいということはそのぶん鍛えられているという証拠ですが。

『声と呼吸のトレーニング』はこれに声を追加します。先ほどの吸ったり吐いたりの「吐いたり」の部分を声を出すことに変換します。つまり、パワーブリーズを使いながら、『吐く』ところで『声を出します』。

声と呼吸のトレーニング

パワーブリーズを口にくわえます

吸ったあと息を吐くのに合わせて声を出します

発音はなんでもいいのですが、「ウ」か「オ」になるでしょう(しかも口にくわえているので濁った音『ボーーっとした音』になります)

この状態を基本形にして色々なスケール音源で音階練習をします。つまりパワーブリーズを使うことで『発音が固定されているスケール練習〜吸うときかなり負荷がかかるトレーニング〜』になるのです。

もちろん音階なし練習しても全然いいです。また、パワーブリーズを使っている状態で歌ってみてもいいです。「ウウウウウ〜♪(スッ)ウウ〜♪」のような感じで、歌ってみた後にパワーブリーズ使わないで歌ってみると吸うのが楽なので、結果的に声を出しやすくなっているのがわかると思います。

つまり、『パワーブリーズを使った息と呼吸のトレーニング』は声を出す中での呼吸』、つまりより実践を意識したトレーニングになるのです。

ただし弱点もありますね。パワーブリーズを加えたまま声を出したりしていると唾液が大変なことになります。。。こればかりは我慢するか、正攻法で息のトレーニングのみをするか、、、我慢しましょう!

パワーブリーズのトレーニングは

『息のみに焦点を当てたトレーニング』と『実践の中での息に焦点を当てたトレーニング』ができる

まとめ

パワーブリーズを使うことで「歌が上手くなる」とは言い切れないですが、「発声能力が向上する」ということは言えますね。呼吸を制するものが声を制するのです。

選ぶなら、あくまで僕のおすすめですが、標準負荷」もしくは「重負荷」がいいと思います。ただ、自分を追い込むのが好きな人やアスリート的な人は超重負荷がいいかもしれません。

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