歌声解説 男性シンガー

King Gnu 常田大希の声や歌い方についての分析

投稿日:2019年4月24日 更新日:

今回はKing Gnuのボーカル・ギター・チェロなどを担当する常田大希さんの歌声について書いていきたいと思います。

King Gnuと言えば、多方面から様々な音楽を取り入れ大人気のバンドですね。そのスタイルから「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称しているバンドです。

何と言ってもその楽曲、演奏、そして歌声ですね。とても中毒性があり心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなKing Gnuのボーカルの一人、常田大希さんの歌声について書いていきたいと思います。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声は低めの音域で、声帯の鳴りが強い声質

地声の音域は低めの音域ですね。音域的に低めの声帯を持っているように感じます。

声質は声帯の鳴りが非常強い声質ですね。ジリジリとした声帯の鳴りの倍音がしっかりとある鳴り系の声質です。息の成分は少なく典型的な鳴り先行の声質と言えそうです。

共鳴は咽頭共鳴(下方向への響き)寄りの声質なので、どっしりとした鳴り系の男らしい低音ボイスという感じの話し声です。

持っている声帯

低めの音域・鳴り系の声質

歌声は鳴りの強い歌声

歌声は1種類の声区を使っています。

主な声区

  • 地声

の1種類です。ミックスボイス系の発声も使っていないことはないですが、ほとんどは地声系の発声です。

ボーカルの音域の区割りがあるグループなので、低中音域帯を担当することが多い常田大希さんはそこまで高音域を使う必要がないのでしょう。その代わり拡声器なんて使っちゃってますね。すごいアイデアマンです。

地声

低中音域は地声系の発声を使っています。話し声同様に声帯をしっかりと鳴らしている鳴り系の声質の歌声です。

話し声と比べると、共鳴がやや上方向にウェイトが寄るので、やや明るめな強い鳴りの声が多いように感じます。鳴り系の低音域帯をフレーズ次第で響きをコントロールして重たくしたり軽くしたりしていますね。

歌声

鳴り系の地声域

どういう歌い方か

共鳴や音色

上下偏りなくフラットな共鳴の印象です。やや下方向へ重みを乗せたような音色です。

ビブラート

基本的にビブラートなどはかけずにまっすぐな歌い方です。

フレージング・歌い回し・歌唱力

はっきりとした歯切れの良いフレージングが特徴ですね。

あまり「歌いすぎない」というか、話すようなニュアンスにノリの良いリズムとはっきりと音を発音することで歯切れの良いフレーズを生み出しています。こういうラップ調のフレージングが多いですね。

洋楽のニュアンスを多く含んだ歌い方ですね。

実際の歌声で確認

「白日」で歌声を確認

フレーズ

(見えたとしても 明日へと歩き出さなきゃ 雪が降りしきろうとも) 今の僕には何ができるの 何になれるの 誰かのために生きるなら 正しいことばかり言ってらんないよね どこかの街で また出逢えたら 僕の名前を

鳴り系の声質でやや重みもある声質を軽やかな歌い方でラップ調に歌っています。綺麗な低音域帯ですね。

どういう練習をすれば常田大希さんのように歌えるか

常田大希さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

常田大希さんのように歌うポイント

ポイント

声帯閉鎖のコントロールを身につける

これが重要ですね。では練習方法を書いていきたいと思います。

声帯閉鎖のコントロールを身につける

常田大希さんは基本的に鳴り系の声質で歌っています。もちろんもともと持っている声質がそういう声質を持っているというのもありますが、鳴り系の声は声帯閉鎖のコントロールが重要です。

声帯閉鎖のコントロールを鍛えるにはエッジボイスのトレーニングが最適です。

エッジボイスの出し方や効果について【高音に必要な声帯閉鎖を鍛える】

今回は「エッジボイスについて」がテーマです。 この記事は 「エッジボイス」とは エッジボイスの出し方 「外側」と「内側」2種類のエッジボイス エッジボイスの効果 についてです。 『エッジボイス』とは? ...

続きを見る

まとめ

持っている声帯

低めの音域・鳴り系の声質

歌声

鳴り系の地声域

常田大希さんのように歌うポイント

ポイント

声帯閉鎖のコントロールを身につける

これが重要ですね。まずはここから練習していきましょう。そこから言葉のニュアンスの作り方や響きのコントロールなどへと広げていきましょう。

King Gnu 井口理の声や歌い方についての分析

 今回はKing Gnuのボーカル・キーボードの井口理さんの歌声について書いていきたいと思います。 King Gnuと言えば、多方面から様々な音楽を取り入れ大人気のバンドですね。そのスタイルから「ト ...

続きを見る

その他シンガーの歌声解説はこちら

歌声解説一覧

オススメ記事

1

今回はボイストレーニングの効果を高めるグッズや声を鍛えるのに欠かせないグッズについて書いていきたいと思います。グッズがなくてもボイストレーニングはできるのですが、あれば便利です。 グッズを使うメリット ...

2

今回はボイストレーニングにオススメの本についてです。 ボイトレ本は『初心者・中級者・上級者』という段階に応じた読みやすさと、『何を重点的に紹介しているのか』が本によってそれぞれ違います。 それによって ...

3

今回は「声の音域を広げる方法」について書いていきたいと思います。歌において音域を広げるということは大きな課題の一つですね。おそらく多くの人が音域を広げたいと思ったことはあるでしょう。 それくらい歌にお ...

4

今回は”歌が上手くなるための方法や取り組み”についてです。 この記事は 自分の歌声を録音して練習する 音源をなぞって練習する たくさん歌う・実践する ボイストレーニングする たくさんの音楽を聴く 音楽 ...

5

今回は声量を上げるトレーニング方法についてです。 この記事は 声量を上げるポイントは→『共鳴・声帯・息』 3つのうち一番重要で鍛えやすいのは→『息』 声量アップのトレーニング方法について という内容で ...

6

「note」にて歌や声について『さらに深く探究した記事(有料)』か『しょうもない記事(無料・でも結構面白いとは思う)』を書いています。 有料マガジン ▪️歌が最高に上手い人 ...

-歌声解説 男性シンガー
-

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2020 All Rights Reserved.