歌声解説 女性シンガー

ヨルシカ suisの歌声や歌い方についての分析

投稿日:2019年5月13日 更新日:

ヨルシカと言えば、ネット上で火がついて大人気のロックバンド(正式メンバーは二人で、あとはサポートメンバなのでユニットと言うべきかも)ですね。

 

具体的な素性は何も明かされていないバンドなのですが、その歌声と楽曲の良さが多くの人の心を掴んでいます。何と言ってもボーカルのsuisさんの歌声はとても素敵ですね。

 

魅了されている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなヨルシカのボーカル suis(スイ)さんの歌声について書いていきたいと思います。

suisさんの声の特徴

まずはsuisさんの話し声の特徴を大枠で捉えます。

  • 話し声≒持っている声帯

の特徴を掴むことは歌声を分析する上でも重要なのですが、、、なんと、、

地声・話し声は不明です。

地声や話し声の音域は不明です。

おそらく話し声は世に出てはないはず。(もし出ているなら、調査不足です。すみません。ぜひ教えてください。)

 

歌声の印象から想像すると、

音域

普通〜やや高めくらいの音域帯くらいの声帯を持っている。

 

声質

声質は声帯の鳴りや息のバランスのとれた声質なのではないかと予想します。バランスはいいのでしょうが、どちらかと言えば息が綺麗に流れるような話し声のイメージ。

 

まぁあくまで予想です。

suisさんの歌声の分析【発声方法】

suisさんの歌声は

透明感あふれるクリーンボイス

最大の特徴は

  • 息が綺麗に流れる澄んだ音色の発声

でしょう。

歌声は息の流れが非常に綺麗な発声

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)
  • ファルセット(ヘッド)

 

地声

低中音域は地声

  1. 息が綺麗に流れるようなガーリーな声質
  2. 声帯を強く鳴らしてクールな声質

を使い分けるようにして歌っています。

基本的には綺麗な息の流れのある澄んだ音色の歌声をベースにしているような感じでしょう。

 

「話し声に息を乗せるような」歌声の作り方が語るようなニュアンスを生み出していますね。

地声域

非常に綺麗に息が流れています(一部ファルセット)↓

かなりかっこいい音色作りをすることもありますね(これも一部ファルセット)↓

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

基本的には地声の延長線上にあるミドル域の声という感じです。

 

声帯に強い息の圧力をかけてしっかりと鳴らす中高音発声です。低中音域に比べるとしっかりと声帯が鳴ることで力強い印象を生み出すような発声です。

  • 息が綺麗に流れる低音域
  • 声帯が強く鳴る中高音域

というダイナミクス(大小差)がグッときますね。

 

ミドル域

強い高音部分↓

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)

先ほどから音源紹介から、ほとんどのフレーズにファルセット(裏声)が含まれていていますね。

それくらいファルセットをたくさん使っています。

 

ミドル域を強く鳴らすこともあるのですが、ファルセットで綺麗に抜くような発声をすることの方が多いかもしれませんね。

息が綺麗に流れる声質のファルセットです。

ファルセット(裏声)

「もっとおしえて〜」「なつがくるっておしえて〜」「ゆれて〜」「わすれて〜」「あせをぬぐ〜って」

 

suisさんの歌い方の傾向

共鳴・音色作り

基本的には鼻腔や軟口蓋などの上方向主体の共鳴

声を当てる方向性も斜め前上方向中心という感じでしょう。

ただ、特に太い音色、クールな音色を作るときに下方向(咽頭共鳴)へ声を当て音色を大きく変化させています。

 

ビブラート

基本的にはかけずにまっすぐに歌うタイプです。

もちろん、ほんのり自然にかかっているフレーズもあります。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

  1. さらりとした透明感のある発声
  2. 時折くるカッコいい力強さ

のコントラストが魅力の歌い方ですね。

また、言葉の発音がとても綺麗で一言一言のニュアンスがとても綺麗な印象を受けます。

あまりピッチの癖がなく、言葉のアタック(出だし)からまっすぐなピッチ感と柔らかで明確な発音がこのような印象を生み出すのだと思います。

suisさんの歌声の近づくためには

suisさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

suisさんのように歌うポイント

ポイント

息が綺麗に流れる発声と明暗の共鳴

 

これが重要ですね。

では練習方法を紹介します。

 

息が綺麗に流れる発声と明暗の共鳴

suisさんの歌声の大きなポイントはやはり

  • 息が綺麗に流れる美しい発声
  • その発声を中心として明暗(共鳴)の使い分け

でしょう。

 

息のトレーニング

suisさんは息が綺麗に流れるバランスのいい発声を使っています。

息と声帯の鳴りのバランスの取れた発声ですが、まぁ日本人の場合大抵は息の方が綺麗に流せないことが多いですね。言語的に鳴りの言語なので(母音系の言語)。

となれば息のトレーニングで息と声とを連動させていかなければいけません。

 

息と声との連動には

がオススメです。このブレス系のトレーニングを続けていくことで、しっかり息が流れる声を身につけられるでしょう。

また、リップロールのトレーニングで息と声帯の鳴りのバランスを整えるのもいいかもしれません。

 

明暗の使い分け

「上下の共鳴をコントロールしよう」ということです。

  1. 上方向(明るい・澄んだ音色)
  2. 下方向(太い・かっこいい音色)

の使い分けですね。

suisさんは上方向:下方向は『7:3〜8:2』くらいで使う印象です。

共鳴はまずは声を当てる方向性を意識するだけでも変化します。なのでまずは声の当てる方向性を歌の中で意識していきましょう。

共鳴のトレーニングは

がおすすめです。

 

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