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歌声解説 女性シンガー

CHARAの声や歌い方についての分析

投稿日:2018年3月13日 更新日:

今回はCHARAさんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

話し声の音域はやや低めくらいの音域

音域的に「やや低め」くらいの声帯を持っているという印象です。

 

声質は柔らかい鳴りとほんのりハスキーボイスを併せ持っているという感じかと。

基本的は話し声は声帯柔らかくくっきりと鳴るタイプの声質で、そこにほんのりとハスキーな成分が含まれていますね。このハスキーな成分が歌声の時にグッと表に出てきますね。

持っている声帯

やや低めの音域・ほんのりハスキーで柔らかい鳴りの声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

息系の発声を主体にしている上にハスキーな成分が出てくるような発声です。

「スー」「シャリシャリ」という心地よい成分が多く含まれている発声。話し声と比較するとしっかりと息を流すようにして発声しているという感じでしょう。

このレンジは『吐息感』が中心ですね。

 

ミドル(地声)

地声の中高音発声。

声帯を強く鳴らして中高音域を生み出しています。

地声域に比べると声帯をしっかりと鳴らしているのがわかりますが、特有もハスキー感もしっかりとあり、独特な鳴りをしています。

基本的にはがっつり地声で鳴らすタイプというよりは、一定のレンジ以降はファルセットへと移行するタイプと言えるでしょう。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

息が綺麗に流れかつ地声域同様にほんのりとしたハスキーな成分を持っている裏声です。

 

0:21〜↓

歌い方

共鳴や音色

基本的には鼻腔や口腔などの上方向主体の音色で、明るい音色作りが特徴です。

下方向(咽頭腔)へ響かせることはあまりなく、上方向主体で明るさや透明感のある音色中心の発声。

ビブラート

楽曲にもよりますが、ビブラートはあまりかけるタイプではなく、かける場合もナチュラルな感じです。

 

フレージング・歌い回し

  • 子音が立ちやすく英語っぽい独特な発音
  • そっと語るようなフレージング

が特徴かと。

発声は息主体の吐息感のある発声が多いので、子音が立ちやすくどことなく英語っぽい発音に感じます。また、言葉で表現するのが難しいのですが、CHARAさん独特の発音の癖のようなものがありますね。

また、流れるようでブレーキの効いたフレージングはそっと語るようなニュアンスを生み出しているように思います。

 

 

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