ボイストレーニング

【「スー」「ズー」トレーニング】のやり方・効果・練習方法

投稿日:2018年2月15日 更新日:

今回は通る声を身につけるトレーニング、息の多い声を身につけるトレーニング「スー」「ズー」トレーニングについて書いていきたいと思います。

息の多い声というのはとても重要です。歌のみならず、話し声でさえ息が多い声というのは魅力的です。

 

息が多いとその分だけ倍音が生まれます。倍音は多ければ多いほど人の耳によく届きますし、心地よく聞こえます。それくらい息というのは重要なのですね。

「スー」「ズー」トレーニングはこんな方にオススメ

  • 息の多い声を身につけたい
  • 息と声を連動させたい
  • 肺活量や横隔膜を鍛えたい
  • 声の支えを身につけたい

今回はそんな「スー」「ズー」トレーニングについて書いていきます。

 

「スー」トレーニングとは

このトレーニングはその名の通り「スー」の発音で発声練習します。

 

やり方

  • 口を「ス」の発音の形を作ります
  • そのまま、ますは息だけを流す「スーーーーー」
  • 次にその息の流れに乗せて声を出す「スーーーー」
  • これを音階などに合わせてトレーニングする

 

これだけです。

注意点もあります。

ココに注意

  • しっかりと息を流すこと
  • 上の歯に向けて息と声を流すこと
  • 息の圧力が上の歯でせき止められているような感覚を持つ(支えが入る)

 

このトレーニングはピアノで音階練習しても良いですし、「ス」だけで歌ってみる練習もいいと思います。

息の強弱をつける練習もオススメです。

だんだんと強くしたりだんだんと弱くしたり、波のように強弱をつけたりすることで息での表現力を磨くこともできます。

 

ピアノの音階練習は

 

「ドレミファソファミレド」

 

に合わせて

 

「スースースースースースースースースー」

 

というような感じです。

 

ポイント

息と横隔膜に作用しやすい「スー」の発音で発声練習することで息と声が連動する

 

まずは息だけで、特に横隔膜に作用させたいという方は「スッ」トレーニングがオススメです。

こちらは息だけのトレーニングで肺活量と横隔膜をメインに鍛えるトレーニングです。

息と横隔膜を鍛える「スッ」トレーニング

 

「ズー」トレーニングとは

その名の通り「ズー」で発声練習するトレーニングです。

練習方法は「スー」トレーニングと同じです。

 

「スー」トレーニングと同じようなものですが、若干違いがあります。

「スー」トレーニングと比べると

こちらのトレーニングの方がより横隔膜への負荷が大きいです。「ス」と比べて舌でさらに口の中の空間を狭めるため、より一層息を出すのが大変です。つまり、口で息がせき止められる力が強くなるのです。

よって息を吐く力がより一層必要になるので、負荷が大きくなるということです。

 

息を出すのが大変な分、負荷がかかるので息をしっかりと吐けるトレーニングになるのですね。

重いバッドで素振りして普通のバッドを持つと軽く感じるのと同じようなものです。

 

「スー」トレーニングよりも「ズー」トレーニングの方がより「声の支え」を感じやすいというメリットもあります。

 

「声の支え」とは簡単に言うと、「息の圧力がかかっている状態を横隔膜が作り出している状態」とでも言いましょうか。

「声の支え」についてはこちらでは長くなってしまいますので、別記事に書いています。興味のある方は読んでみてください。

高音発声のための「支え」を鍛えるトレーニング方法

 

ポイント

「ズー」トレーニングはより負荷がかかるトレーニングができる。声の「支え」も感じやすい

 

どういう効果があるのか

「スー」「ズー」トレーニングの効果

息がしっかりと吐けるようになる

肺活量が鍛えられる

横隔膜が鍛えられる

息と声との連動

声の「支え」が身につく

 

というような効果があります。

特に息と声を連動させるのは非常に重要なことですし、声の「支え」がつくのも高音発声には欠かせません。

 

息と声との連動は体に染み込ませることが重要です。そしてそもそも連動させないとダメなのです。

息と声との連動について詳しくは別記事に書いていますので興味のある方はぜひ読んでみてください。

息と声は「連動」させないと意味がない|呼吸のトレーニングも大事だが、、

今回は「息と声の連動」について書いていきたいと思います。 息の流れや息の量や呼気圧というのは歌において非常に重要なものです。   ただ肺活量が多くて息を吐く力はあっても、声と連動してないと意 ...

続きを見る

 

まとめ

息を吐ける練習として「スー」「ズー」トレーニングを紹介させていただきました。

他にもドッグブレスという練習法もありますね。

 

こちらのトレーニングも声と息を連動させるのに最適な練習方法ですし、息のトレーニングの代表的なものです。

参考にしてみてください。

【ドッグブレス】で声量アップ。通る声を身につける

 

肺活量と歌の関係性についての記事はこちら

肺活量と歌の関係性|肺活量の鍛え方

今回は肺活量と歌の関係について書いていきたいと思います。歌において「肺活量がすごい」とかいう表現で人を褒めたりしますね。 実際には、肺活量=声量ではないことははっきりと言えるのですが、肺活量は少ないよ ...

続きを見る

 

『ボイトレに役立つグッズ』はこちら

ボイトレグッズ紹介ページ

※当サイトのページです

その他シンガーの歌声解説はこちら

アーティスト歌声解説一覧

※タグの集合ページです

オススメ記事

1

今回は少し変わった視点からボイストレーニング・歌や声の成長の方法を書いていきたいと思います。 変わったと言うより、少しずるい方法ですが。。  効果は抜群です。   ボイストレーニングは独学で ...

2

今回はボイストレーニングにオススメの本を書いていきたいと思います。ボイストレーニングというものは、なかなか独学で独りでやっていくというのは難しいですよね。 「何からやればいいのか、何が正しいのか、何が ...

3

今回はボイストレーニングの効果を高めるグッズや声を鍛えるのに欠かせないグッズについて書いていきたいと思います。 グッズがなくてもボイストレーニングはできるのですが、あれば便利です。 グッズを使うメリッ ...

4

今回はボイストレーニング教室の選び方について書いて行きたいと思います。 ボイストレーニング教室に通ってみたいと思ったことがある人も少なくはないはずです。 いい声で話したいですよね。カラオケでうまく歌い ...

5

今回はミックスボイス(ミドルボイス)について書いていきたいと思います。 ミックスボイスというものについて疑問を持っている人は多いと思います。そもそもなんなの?何がミックスボイスなの?自分の声はどうなん ...

-ボイストレーニング

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2019 All Rights Reserved.