ボイストレーニング

【リップロールの効果】高音域やミックスボイス・歌唱力UPに欠かせないトレーニング

投稿日:2017年10月1日 更新日:

今回はリップロールについて書いていきたいと思います。

ボイストレーニング界では有名なものなのですが、歌がうまくなるための近道とも言えるトレーニングなのです。

 

もちろん歌だけでなく、声を仕事にしている人にも役立つトレーニングです。もっと言うと声に関することならどんな人にでも役立つトレーニングですね。

 

歌が上手くなり、ミックスボイスなどの習得にも役立つトレーニングです。

リップロールの効果

  • 息と声のバランスを整える
  • 脱力を身につけ高音発声しやすくなる
  • ピッチ感を鍛えるのにもいい
  • ウォーミングアップ効果がある
  • ミックスボイスの習得に役立つ

今回はそんなリップロールについて書いていきたいと思います。

 

 「リップロール」とは?

簡単に言うと唇をブルブルと震わせることです。

口を ウ の形にして「ぶるるるるるるる」と唇だけを震わせるものです。
よく小さい子がやったりしますね。

 

この唇をブルブルさせた状態で、発声練習をすることが「リップロール」です。

 

やり方

  • 口閉じたままを「ウ」と少し唇を尖らせます
  • そのまま唇に息を吐きます
  • このとき唇の「ウ」の意識はそのままです
  • 息を吐き続けていれば自然と「ブルルルルル」となるはずです

できない場合

  • 唇の両端を親指と人差し指でつまみます
  • 唇の口角を少しだけ押し上げるようにします
  • そのまま息を吐きます
  • 「ブルルルル」となるはずです

 

コツを掴めば手を使わないでできます。
その唇をブルブルさせた状態のまま声を発してみてください。

それがボイストレーニングの「リップロール」なのです。

 

わからない方はこちらの動画を参考にしてみてください。わかりやすいです。

 

なぜ「リップロール」がいい練習なのか?

 

理由はたくさんあります。

 

リップロールがいい理由

息と声のバランスを整える

脱力を身につけ高音発声しやすくなる

ピッチ感を鍛えるのにもいい

ウォーミングアップ効果がある

ミックスボイスの習得に役立つ

 

ではそれぞれについて詳しく書いていきます。

 

呼気を一定にしないとリップロールはできない=息と声のバランスを整える

「呼気を一定にしないとリップロールができない」という点でリップロールはいい練習と言えます。

 

これは言い換えると、

「呼気を一定にできれば、呼吸をコントロールできるようになる」ということです。

 

つまり、

「リップロールができれば、呼吸のコントロールができるようになる」ということです。

 

ココがポイント

リップロールというのは唇を震わせるために息を吐き続けないとできません。息を止めてしまうとできないし、息が流れない発声をしていてもうまくできないのです。逆に息を吐きすぎると、それもリップロールは解けてしまいます。リップロールができている状態の発声はバランスのいい発声なのです。

 

リップロールを練習し続けることは当然「リップロールができている状態」体に定着させることになります。

ここでは息と声のコントロールですね。

 

ポイント

リップロールは声と息のバランスを整えます。

 

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呼気圧を唇で支えることで余計な筋肉を使わないようにする=高音発声しやすくなる

リップロールには呼気圧を唇で支えることで余計な筋肉(力)を使わないようにして、高音発声しやすくなるという効果があります。

難しい表現ですね。「呼気圧を唇で支える」という部分がよく意味がわからない方もいるかもしれません。

 

詳しく解説していきます。少し長くなりますが、興味のある方はお付き合いください。

 

高音が苦手な人は声帯のコントロールが未熟

まず、高音が苦手な人は声帯のコントロールができていないのです。

声帯が自由にコントロールできていない状態というのは、首や喉の不必要な筋肉を使ってしまっています。つまり脱力できていないのですね。

 

特に高音の発声になればなるほどそのような傾向になります。

そして無理をすればするほどたくさんの息を吐こうとします。

 

高音と呼気圧・声帯の関係

いきなりですが、声帯について少し体感してみましょう。

 

体感その1

まずは息を吐いてみましょう。できるだけ長く。声を出さずに「はーーーーー」

次は同じ力で声を出しましょう。「あーーーーーーー」

おそらく、声を出した方が息は長く持つでしょう。

これは声帯が息の通り道に蓋をしているからですね。その蓋(声帯)から音が鳴っているのですが、息の出口が少なくなれば、外に出る出口が少ない分、息は長持ちします。

これは考え方として声帯(蓋)が息の圧力(呼気圧)を支えていると言えます。

肺から押し出された空気が声帯で蓋がされて、その蓋が振動して声が出るのです。

 

体感その2

では次は思いっきり声を出してみましょう。大きな声が出せない人は枕を顔に当ててなどしてください。

できる限りの音量を出してみましょう。

さて、ものすごい息を使ったと思います。おそらく声は割れたのではないでしょうか。叫び声のようなシャウトのようなそんな声になったと思います。

これは声帯(蓋)が息の圧力に耐えきれずに、息が漏れだしてしまったからですね。その瞬間、当然蓋は崩壊してしまいます。その結果声が割れるのですね。

 

高音発声の時も同じように考えることができます。

 

高い声が苦手な人は、高い声を出そうと呼気圧を高めます(息をたくさん吐く)。呼気圧を高めた方が高い声は当然出ますが、声帯を締めるコントロールができてないので、息だけが高まって声が割れてしまいます。もしくは割れないように声帯をできるだけ締めて喉全体が締まって苦しい声になっているはずです。

 

つまり、きついと感じる高音を無理やり出すには二つのアプローチが考えられるのです。

  • 声帯を締める
  • 息を強める

このどちらかになるはずです。

 

高音が苦手な人

  • 声帯と一緒に喉が締まってしまう→→声帯のみを締めれる能力がない、その神経が発達していない
  • 息で押し出そうとするとして声が割れる→→声帯が締めきれないから声帯が息の圧力(呼気圧)に負けて声が割れる

 

このように結果的に原因は声帯の動きにあるのです。

 

ということは、高音の発声は「声帯だけをいかに締めるか」が大事となってきます。

 

もっと言うと、「喉の周りは脱力した状態で声帯を締める力」が必要となるのです。

 

リップロールがもう一つの蓋の役割を果たす

そこでリップロールの出番です。

ポイント

リップロールで唇を震わせながら声を出す。

この「唇」が第二の声帯の役割を果たすのです。

要は唇が呼気圧を支える第二の門になるわけです。

 

だからなんだ?って話ですよね。

「第二の声帯の役割を果たしてくれるとどうなるの?」と言う疑問が生まれるはずです。

 

結論から言うと、

第二の声帯の役割を果たしてくれることが結果的に

ココがポイント

声帯周りの無駄な筋肉を使わないように(喉を締めないように)しながら声帯をコントロールする神経を鍛えやすくする。つまり、脱力を身につけると同時に高音を出すための声帯のコントロールを身につけやすくなる

のです。

 

 

では、ここも詳しく解説していきます。

 

重要なことは唇が呼気圧を支えるもう一つの蓋になるということです。

 

こういう言い方をすると蓋を作りたいなら、口を閉じればいいとか考えそうですが、そうすると意味ないのです。

口を閉じたらハミングになってしまい、声の抜け道は鼻に抜けていきます。息の出口が鼻に切り替わるだけということですね。じゃあ鼻を閉じれば、、、、、、声の出口がないですね、耳抜きになってしまいます。

 

そうなんです。リップロールは擬似的に唇で声帯を作るのに最適なのです。

高速で唇が振動するのも声帯のようですね。蓋は声帯のように弁の役割を果たすものでなければいけないのです。

 

呼気圧を唇が支えてくれるとどうなる?

先ほどの例で考えましょう。

 

「思いっきり叫ぶ」のをリップロールでやると考えると、おそらく声は割れるでしょうが、声が割れにくくなるでしょう。もしくは声が割れる息の量がより多く必要になるでしょう。

 

なぜか?

ココがポイント

唇が呼気圧を支えてくれているので、声帯が普通の状態よりも息の圧力に耐えられるのです。耐えられるということは割れないということですね。

 

もう一つの例は高音域ですね。

 

ココがポイント

先ほども書きましたが、高音が苦手な人が高音を出そうとすると

  • 呼気圧が上がる
  • 喉が締まる

という状態になります。

呼気圧が上がるのは声帯の振動数をあげて高音を出そうとするからですね。

逆に言うと呼気圧をあげると音は上がるのです。

近くにいる人に「おい」と言うのと、遠くにいる人に「おーーい」と言うの、どちらが音程が高くなるでしょう?

当然後者ですね。呼気圧は音程と深く関係あるのです。

また、喉が締まるのは声帯を締めて高音を出そうとする際、声帯のみを締める能力が足りずに喉全体を使って締めようとするからですね。もうひとつは呼気圧を支える蓋をしようと喉が締まるのです。

 

ここでリップロールをすると、声帯にかかる圧力が軽減されます。

声帯にかかる圧力が軽減されると、そのぶん喉の締まりが軽減されます。これが脱力できる理論ですね。

 

喉の締まりは軽減されますが、声帯の状態はそのピッチを維持する声帯の形を取るのです。唇が呼気圧を支えてくれているから、声帯の形を維持できるのです。

 

おそらくリップロールを解くと、何秒間かは持ちますが、だんだん声帯が維持できなくなってきて喉がしまったりするでしょう。

この脱力している状態で発声練習をすることで、声帯に直接アプローチすることができるのでリップロールはいい練習なのです。

 

ココがポイント

喉に力が入った状態でのトレーニングは喉が締まる余計な力が入った状態なので、余分な力の影響で鍛えたいところがなかなか鍛えられないと言うことです。

つまり、リップロールにより声帯を直接コントロールしている部分のみを集中的に鍛えやすくなる(動かせるようになる)と言うことです。

 

つまり脱力と高音トレーニングにいい理由はこういう風にまとめることができます。

脱力と高音の練習にいい理由

  1. リップロールで練習
  2. 呼気圧が唇で支えられる
  3. 余計な力が普通よりもいらなくなる(脱力)
  4. 声帯と声帯周りが在るべき形に近づく
  5. 本来使うべき部分にのみ負荷がかかりやすくなる
  6. その部分が鍛えられて自由に動かせるようになる
  7. 余計な力が入らずに鍛えた部分を動かして高音が出せる

 

 

長くなりましたが難しく考えずに、ここでのシンプルな結論は

ポイント

リップロールは脱力を身につけるのにいい=高音発声を身につけやすい

ということですね。

 

ピッチ感を鍛えるのにもいい

リップロールはピッチ感を鍛えるのにもとてもいいトレーニングになります。

これには二つの理由があります。

 

リップロールがピッチ感を鍛えやすい理由

  • 音程がわかりやすい音に変化するから
  • 音の発射地点が耳により近くなるから

 

という理由です。

詳しく解説していきます。

 

自分の出している声の音程を聞き取りやすいとピッチ感が良くなる

これは言うまでもないですね。だから「バケツをかぶれ」や「お風呂で練習しろ」と言うのですね。

 

ココがポイント

自分の出している音程が聞き取りやすいと言うことは外耳で聞く音の比率が多くなっていると言うことです。

自分の出している音がわかりやすければ、音程も合わせやすいと言うことです。

当然、演奏も外から聞こえてくる音なので、自分の出している音を外耳で聴けるようになることで、ピッチが合わせやすいのです。

 

なぜリップロールは聞き取りやすい

これは先ほど書いた二つの理由です。

ひとつは、

 

音の出発点が外側に出ている(耳に近い)練習法だから

 

だと考えます。

 

ココがポイント

声は普通声帯で作られ、そこから口を経由して外へ出ていきます。

この場合音程が作られている音の出発点は声帯なので喉の奥ですね。

これがリップロールだと一度唇にぶつかって再度音となるので、唇から出てくる音のように感じられます。

音の出発点が外側に近ければ外耳に近いわけですから、聞き取りやすいということです。

 

もう一つは

 

唇の振動による倍音がピッチを感じやすい

 

という点です。

 

ココがポイント

唇の「プルルル」という振動に声の音程が乗っているので、音程を感じ取りやすいのです。

リップロールによって音程が聞き取りやすい状態に変化しているということです。

 

リップロールをすることで

音の出発点が外耳に近づく

音程が聞き取りやすい音に変化する

 

この二つの点で自分のピッチを感じやすいと言えるのです。

 

ポイント

リップロールはピッチ感を鍛えるにも大きな効果あり

 

ウォーミングアップ・リラックス・マッサージ効果。ほうれい線や表情筋にも効く

リップロールはウォーミングアップ効果も抜群です。

 

これも厳密には唇が第二の声帯の役割を果たすという点が影響しています。

 

例えば、朝起きてすぐの状態ではほとんどの人が声出ませんよね?

 

これは声帯や声帯周りの筋肉が眠っていた(動いていなかった)ので、いきなり動けないという状態です。これはどんなスポーツでも同じですね。

 

こういう状態の時にリップロールをすると、声帯にかかる呼気圧を軽減してくれるので声帯に大きな負荷がかからずに小さな負荷でほぐしていくことができます。

また、息もやっている間はしっかりと流れるので、声帯に程よい負荷を脱力しながら与えることができるのです。

 

歌う前に15分やるだけで全然違います。

 

当然ですが、唇が結構動くので表情筋をほぐしたりストレッチする効果もあります。

 

表情と一つで声が変わるとまでは言いませんが、表情筋も声をよくするためには必要なファクターです。

 

リップロールの表情筋のストレッチ効果もウォーミングアップ効果の高さを物語っています。

ポイント

ウォーミングアップ効果や表情筋ストレッチ効果あり

 

万能トレーニングだが綺麗系のミックスボイスの練習にいい

リップロールはかなり万能なトレーニングですが、綺麗系のミックスボイスのトレーニングに最適です。

 

ミックスボイスは声帯の繊細なコントロールを必要とするので、脱力が大きなカギとなります。

 

脱力しながら高音をトレーニングすることができるリップロールはそのトレーニングにぴったりだと言えるでしょう。

 

綺麗系のミックスボイスの練習方法についてはこちらも長くなってしまいますので、別記事に書いております。

 

興味のある方は是非読んでみてください。

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ポイント

ミックスボイスを習得するのに最適

 

リップロールの効果のまとめ

息と声のバランスを整える

脱力を身につけ高音発声しやすくなる

ピッチ感を鍛えるのにもいい

ウォーミングアップ効果がある

ミックスボイスの習得に役立つ

 

ということですね。いかにいいトレーニングなのかがわかりますね。

リップロールがどれだけいいトレーニングなのかについてはこちらの記事にも書いています。興味のある方は読んでみてください。

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リップロールを使った基本的な練習法

リップロールは様々なトレーニングができます。

が、基本的には2つのトレーニング方法です。

 

step
1
ピアノを使って音階に合わせてリップロール

step
2
曲を全てリップロールのみで歌う

 

というような練習方法がいいでしょう。単純に音階をゆっくりと上下させる練習もよし。一つの音でロングトーンをする練習もよし。様々な練習方法が考えられます。

 

様々な意識でリップロールの効果を変化させる

単純にリップロールと言っても意識次第で効果も微妙に変わってきます。

リップロールに慣れてくると簡単にリップロールができてしまうので、同じリップロールでも響きの位置や喉の状態など変えられるようになってきます。

 

息が強いリップロール

息が強く、「ぶるるる」のスピードも速く、声量も大きめのリップロールです。

しっかりと声量を鳴らす状態で脱力を身につけるときにオススメです。

 

息のコントロール能力もつきやすいですね。

 

息が弱いリップロール

息が弱く、「ぶるるる」のスピードもゆっくりで、声量もそこまでならないリップロールです。

 

優しく歌うようなフレーズでの脱力や喉のコントロール・息のコントロールが身につきます。

 

喉仏を下げた状態でのリップロール

喉仏を下げた状態でのリップロールは深い響きのある声の脱力の練習に最適です。

綺麗な太いミックスボイスの練習になります。

 

喉仏と発声の関係性について詳しくはこちらの記事に書いているので、興味にある方は読んでみてください。

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鼻腔へ響かせる意識を持ってリップロール

鼻腔に響かせる意識を持ってリップロールを練習することで、鼻腔への響きが身につきやすくなります。

そもそもリップロールは瞬間的にハミングを繰り返しているので、鼻腔には通りやすいはずです。

 

喉の脱力が鼻腔に声を通す手助けをしてくれます。

 

声と共鳴についてはこちらの記事書いているので興味のある方は参考にしてみてください。

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喉を締めた意識でのリップロール

喉を締めたような少し強い声でリップロールすることで、声帯を締めるトレーニングになります。

締めて苦しくなるのをリップロールが和らげてくれます。

 

これは高音発声が苦手な人は高音発声に取り組むときになりがちです。あえてすることで声帯を締めるトレーニングにもなります。

 

高音が苦手な人の高音発声のアプローチ方法について詳しくはこちらの記事に書いているので興味にある方はぜひ読んでみてください。

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ひとえにリップロールと言っても、色々な意識で効果は変わってきます。

自分で練習方法を工夫してみましょう。

 

リップロールとタングトリルの合わせ技について

合わせ技というのはその名の通りリップロールとタングトリルを同時にするということです。

 

ボイストレーニングに結構詳しくなってきた方や、いろいろな練習法をやっていると考えつく方法かもしれません。

そのリップロールとタングトリルの合わせ技、ここでは「リップトリル」と呼ぶことにしますね。(正式名称ではありませんのでご注意ください。長いとめんどくさいので省略するだけです。そもそもリップロールのことをリップトリルと言ったり言わなかったり・・・・。置いておきましょう。)

 

リップトリルのやり方

さて肝心のリップトリルのやり方ですが、

  1. まずはリップロールを出しやすい音域で出す
  2. その口の中の空間でタングトリルをする

これだけです。

 

最初はできないかもしれませんが、慣れると簡単にできるようになります。

先にリップロールから入った方がやりやすいと思います。

 

できた方、どうでしょうか。ものすごくブルブルしてますよね。

ブルブルがかけ合わさってすごいことになってますよね。

 

リップトリルの効果

それぞれ単体でするトレーニングと比較して

 

ポイント

よりウォーミングアップ効果がある

息の圧力が上がる

 

というのが主な違いですね。

 

高いウォーミングアップ効果

ウォーミングアップ効果が高くなるのは必然な気がしますね。唇をほぐしながら、舌もほぐしながら声を出す

 

どちらか単体で行うよりも使っている箇所が多いのでその分ウォーミングアップには最適かもしれません。(ブルブルが2倍だからウォーミングアップ効果が高いというわけではありませんよ。)

 

ポイント

使う箇所が多いのでウォーミングアップ効果が高い

 

息の圧力が上がる

息の圧力が上がる=そのぶん息の量が必要 ということです。

 

どういうことか。リップロールもタングトリルも息の出口をふさぐトレーニングですよね。

 

息の圧力を受ける弁が声帯以外に2つになるわけですから、その分息によって押し出す力が必要になるわけです。

より息が必要になると言うことです。

 

つまり息を押し出す力は普通よりもつくと言うことになります。

 

二つの効果をかけ合わせたミックスボイスのトレーニングになる?

このサイトでは主に

  • リップロールは綺麗で柔らかいミックスボイスの練習向き
  • タングトリルはやや太いミックス・やや強いミックスボイスの練習向き

のトレーニングと紹介しています。(万人に当てはまるわけではないですよ。)

であれば、その二つの効果があると考えられるでしょう。

 

しかし、それはなんとも言えません。相乗効果とまではいかないような気がします。

 

感覚的には息の量・息の圧力が必要なタングトリルですね。リップロールのいいところを消しているような気がします。

重たいタングトリルという感じがします。

これに関してはまだ研究不足ですので、追加情報があれば書いて行きたいと思います。ぜひ一度試して効果検証を行ってみてください。

 

ボイストレーニングに必要な【おすすめグッズ】

呼吸・横隔膜を鍛える『POWER breath パワーブリーズ』

こちらのグッズは呼吸、特に横隔膜にかなりの負荷を与えてくれます。

スポーツにも使われるグッズです。

普通のボイストレーニングでは実現できない負荷があるので、呼吸を鍛えるのにはぜひお勧めできる最強グッズです。

 

種類によって超重負荷・重負荷・標準負荷・中負荷・低負荷とありますのでお好みで選んでください。

歌は「息」で決まります。↓

 

 

Be−Vo[ビーボ]

発声練習を手助けしてくれるボイトレグッズです。よく割り箸をくわえてトレーニングするとか言いますが、商品だけあって割り箸より100倍いいです。割り箸は箸ですもんね。

 

使い方やトレーニング方法も記載されているので自分でトレーニングすることができます。

使い方も豊富で値段も安いので、『声を良くしたい・滑舌を良くしたい・表情筋を鍛えたい』という方にはピッタリのアイテムです。↓

同じような商品です。Be−Voとあまり変わりませんが、こちらはケース付きです。

個人的にはBe−Voがオススメですが、まぁお好みで。↓

 

肺活量グッズ

『パワーブリーズ』以外にも肺活量・呼吸を鍛えるグッズはあります。

パワーブリーズは最強グッズなのですが、お値段がそこそこしますので、「そこまで本気じゃないんだよなぁ」という方もいるはずです。

 

「でも声はよくしたいから、安くて鍛えられる商品が欲しい」という方にオススメです↓

 

 

BeQu 鼻筋セレブ ノーズアップピン

こちらはボイトレグッズではなく、本来は美容グッズです。

鼻筋を綺麗にするという『amazonベストセラーの大人気美容グッズ』なのですが、実はこれがボイストレーニングに使えます。

 

というのも装着中はほとんど鼻をつまんでいる状態になります。この状態で声を出したり、ボイストレーニングすることで「逆ハミング練習」ができるのです。歌には必須の鼻腔共鳴を鍛えることができます。

いいトレーニングだけに道具があると楽ですね。

『逆ハミング練習』についてはこちら

 

まぁ、自分の手で鼻をつまめばできるんですけどね。そんなこと言ってしまうと、パワーブリーズだって手でできますし、Be−Voだって指を噛めばできます。

便利ゆえに道具を使うのです。

 

とりあえず、鼻腔共鳴+鼻筋綺麗一石二鳥です。

本来は美容グッズですが、ボイトレにも活用できるのがいいんです。

ボイトレしながらイケメンや美女になりたい方にオススメです↓

 

もちろんただの鼻栓でもいいんですよ↓

でも、どうせなら少しでも『付加価値』があった方がいいじゃないですか。

 

ボイストレーニング本

ボイストレーニング本で声について詳しく学ぶことやトレーニング方法について詳しく学ぶことは歌がうまくなる近道です。

本に書いてあることを学び・実行していけば、100%歌が上手くなるとは言い切れないですが、間違いなくプラスになるでしょう↓

 

オススメのボイトレ本ランキングはこちら

 

一人deカラオケDX 防音マイク・BELTBOX

こちらはボーカリストのための防音グッズですね。

なかなか大きな声を出せない環境や近所に迷惑をかけられない環境にいる方も多いのではないでしょうか。

練習したくても声量が気になってできないという時にオススメのグッズです↓

 






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