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雑学・研究・考察

息に声を乗せる【”息の重要性”とその連動ついて】

更新日:

今回は「息の重要性」息と声の連動の重要性」についてのテーマです。

この記事は

  • 息の重要性について
  • 息と声の連動の重要性について

という内容です。

息の重要性について

息の流れ息の量や呼気圧というのは歌において非常に重要なものです。

『歌の8割〜9割は呼吸と息で決まる』という考え方を持っている人も非常に多いです。

それくらい大事だと思います。

 

逆に『息なんて鍛えても意味ないよ、声帯コントロールが重要なんだよ』派もいますが、これに関しては色々な点から議論しなければいけないのでなんとも言えません。

 

流派・音楽のジャンルなど様々な点を考慮しなければいけませんから。

 

僕が思うのは

『両方ともものすごく大事』

『片方だけが大事と言っている時点で進化が止まりそう』

と思っています。

 

  • 息(音を生み出す源
  • 声帯コントロール(音を調整する部分

両方とも大事に決まっているじゃないですか。

 

今回はそのうち『息』中心のお話です。

 

なぜ『息』が大事なのか?

『声』という音を生み出す源だから

です。

 

肺から送られてきた息が声帯によって声に変換されます。

これだけでもどれほど重要かがわかりますね。

 

例えば

  • 息を強めれば声量は上がる
  • 息を強めれば音程も上がる
  • 息を強めれば声に含まれる倍音も増える

など息は声に関するあらゆる事に関わっています。

 

息は

声に関する問題の『何か』を解決したり、声そのものの質を良くするための鍵の一つになっていることがほとんどです。

とにかく息は重要なのです。

 

ところが『息を鍛えても声に何もいいことがない』ということもあると思います。

それは次の連動の面を考慮に入れていないからです。

 

息と声(声帯)は連動させることが重要

息は非常に重要なのですが、それと同じくらいに息と声を連動させることを考える(頭に入れる)ことが重要です。

 

よくあるパターンとして、とりあえず肺活量を鍛えたり、息を吸う量・吐く量を鍛えようとする考え方があります。要は呼吸面のみを強化させようとする練習です。

もちろんこれはこれで全然いいのです。

むしろ練習するべきことであるのは間違いないです。

 

肺活量・息を吐く量・呼吸をコントロールする能力が高まれば、結果的に声は良くなるでしょう。

ガンガン鍛えましょう!

 

しかし、

「息を鍛えても何も声が変わらなかった」という人もいるはずです。

このような人は結局「息なんて鍛えても意味なかった」という感想を持つはずです。

でも無駄ではないのです。ただ、声帯と連動してなかっただけです。

  • 「連動」を意識しないと成果を発揮できない可能性がある!

のです。

つまりと声との連動を意識することで、息のトレーニングの成果も十分に発揮することができるのです。

 

ここで言う連動とは『息と声のトレーニングを一緒にすることで息と声帯の関係性を連動させる』と言うことです。

両方の動きが一致するように体に覚えさせることが大事だと考えます。

 

声帯や喉が息の流れをコントロールしている

結局肺から押し出された空気が声となって口から出てくるには声帯を通らなければいけません

つまり息の流れの量は最終的には声帯が門となって息の量を決めるのです。

 

「はーーーーー」っていうのと「あ”ーーーー」っていうのは流れる息の量が全然違いますよね。当然ながら「はー」よりも「あ”ー」の方が長く伸ばしたときに息が長く持つはずです。これは声帯の閉じ具合が全然違うからですよね。

 

声帯が口から出る最終的な息の量を決めているのです。

「はぁー」と息を吐くのは声帯が開いている状態ですね。

「あー」と声を出すのは声帯が閉鎖することで息がぶつかって振動しているのですね。

このように声帯が閉じることを『声門閉鎖』と言ったりします。

 

息の力に声帯が適応できてないということはよくあります。

例えば思いっきり息を吐きながら声を出すと叫ぶような感じになり声が割れますね。息の圧力が声帯を割ってしまっているのです。

 

これは「息を声帯が支えきれていない」という現象です。

 

つまり

極端な話、息のトレーニングをいくらしたとしても声帯がガチガチに硬くて自由の効かないコントロール力のない声帯だったら息のトレーニングの効果を喉(声帯)がその効果を潰してしまいますよ!ということです。

 

声帯が邪魔する(息を活かしきれない)のです。

 

例えば

声量をアップしたいという人が声は出さずに息だけのトレーニングを一ヶ月間ひたすらにやって十分に鍛え上げたとします。

こういう人が一ヶ月後いざ声を出してもすぐにはその息の力を十分に活かすことはできずに、思ったほど声量はアップしないでしょう。

声帯がその息の量に合う動きができないのですね。

 

これはスポーツなどでも同じですね。

野球でたくさん筋力をつけてもそれを活かす動きやフォームができなければ速い球や強い打球は生まれません。

理にかなった動きが必要でしょう。

 

このように声帯に問題がある場合いくら息のトレーニングをしても効果的ではないのですね。

 

そういう点では冒頭述べたように

  • 息(音を生み出す源
  • 声帯コントロール(音を調整する部分

この両方が重要なのですね。

息の力をうまく使う理にかなった声帯の動きが必要だと考えられます。

これが息と声の連動の重要性です。

 

仮にもし息のトレーニングだけで声が良くなるとしたら、毎日ハードな呼吸を必要とするスポーツ選手はみんないい声だらけという事になります。

 

どうすれば連動できる?

これはシンプルで簡単です。

息のトレーニングをする際、必ず声を出してトレーニングすること

です。

 

声と一緒に息を吐くのです。

そうすることで息と連動した喉の動きや癖が身についてくるはずです。

息のトレーニングは様々ですが、しっかりと声を出しながらすることで声帯の動きと連動させましょう。

 

息だけのトレーニングでも大丈夫!

「どっちやねん!」というツッコミが来そうな見出しですが。笑

確かに『連動すること』はすごく重要なのです。

 

ただ、これだけ連動連動と言っていますが、息だけのトレーニングも結局のところ効果的ですし、意味がないことは全くないと考えられます。

 

例えば

声量をアップしたいAさんがいたとします。

Aさんは声量UPのために息だけのトレーニングをやり続けました。

肺活量や息を吸う力や吐く力はすごくつきました。いざそれを活かそうと声を出してみたところ思ったような声量アップの効果は出ませんでした。

これが連動の重要性の部分です。

 

結局声帯コントロールは不足していれば声帯が息を支えきれずに声量はアップしません

なので『連動を意識した練習をすることで声帯も息に合わせて動く』というお話でしたね。

 

しかし、このAさんには続きのストーリーがあります。

続き

Aさんの声量はすぐにはアップしなかったけれど、声を出してトレーニングを続けているうちに声量を大きくアップさせることができたのです。

 

なぜか?

これは結局声帯が息に追いついてきたのですね。

息の力は十分についていたので、その息を支えようと声帯のコントロール能力が自然と鍛えられたと考えます。

Aさんは息を徹底的に鍛えたので、無意識下でも息を鍛える前と比較すれば多く吸ったり吐いたりする力が強くなっているはずです。

このような状態に声帯が追いついてくるのです。

 

結果的に声帯が自然と連動してくるのです。

  • 生まれながら声が大きい人
  • 普通に話しても声量が大きい人

はこうして出来上がるのですね。

 

声が大きい人は大抵吐く息の力が強い。

なので息のトレーニングは非常に重要ですし、ガンガンするべきなのです。

 

歌は『息のトレーニングをしましょう』と昔から言われるのもこういうことです。

 

連動を考えていない人

  • 息のトレーニングを頑張った→全然声量が大きくなってない→諦める

連動の重要性を頭に入れておけば息のトレーニングは効果を発揮します。

 

連動を考えている人

  • 息のトレーニングを頑張った→全然声量が大きくなってない→声帯の連動を意識しよう→声量アップ!

このように連動を頭に入れるだけで道が変わってくることもあるというお話です。

 

 

 

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