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歌声解説 男性シンガー

ブルーノマーズの声や歌い方についての分析

投稿日:2018年2月13日 更新日:

今回はブルーノマーズさんの歌・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声や話し声の音域は高めの音域です。

音域的に「高め」くらいの声帯を持っていると言えるでしょう。

 

声質はカサカサ系のハスキーボイス

「カサッ」「シャリッ」としたようなかすれたハスキーな成分が多く含まれる声質を持っていると言えるでしょう。ハスキー特有の息漏れ感のあるノイズ成分が多く、話し声から個性的で心地よい音色ですね。

持っている声帯

高めの音域・ハスキーボイスな声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

低中音域とは言っても、ご本人にとっての低中音域であって一般的には高めの音域になるでしょう。

話し声をそのまま活かしたようなザラザラとしたハスキーな倍音を含む声質です。

息っぽい透明感とハスキーな成分を含む魅力的な声です。

低中音域

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

かなりの高音域帯まで発声しています。

強い息の圧力をかけて声帯を強く鳴らすようにして発声しており、鳴りの成分は強くなりますが、特有のハスキーな成分を含んだままですね。このハスキーな声帯が生み出す強い鳴りによってザラザラ・ジャリジャリした鋭くも心地よい強い発声になっています。

中高音域

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

ファルセットも圧倒的ですね。非常に綺麗なファルセットを自在に使い熟しています。

ファルセット

0:19〜、0:31〜↓

歌い方

共鳴や音色

歌声の共鳴は鼻腔や口腔などの上方向主体で発声しています。

かなり上方向へ明るく抜けやすい喉を持っているという印象です。逆に下方向(咽頭共鳴)へは響きにくいタイプと言えるでしょう。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけずにまっすぐ歌うタイプですが、自然にかかっているフレーズも多いです。

 

フレージング・歌い回し

歌い回しは

  • リズミカルで伸びやかなR&Bタイプ

という感じでしょう。

 

全体的な歌い回しは直線的でリズミカルなタイプ。ピッチ感も素晴らしく、特に声のアタック(出だし)が美しいです。またリズム感も圧倒的でグルーヴィーでポップな歌い回しが特徴です。

どういう練習をすればブルーノマーズさんのように歌えるか

ブルーノマーズさんのように歌うポイント

ポイント

鳴りの強い高音発声を身につける

ハスキーっぽい声を作る

これが重要でしょう。

鳴りの強い高音発声を身につけるには

ブルーノマーズさんの歌は音域的にかなり高いですが、話し声からも分かるようにもともと持っている声帯を最大限活かしている歌声です。

なので、全ての人が同じように歌えるかと言ったらそうとは言えないでしょうが、とにかくしっかりと鳴らす中高音発声を身につけて損はないでしょう。

 

鳴りの強いミドル域を身につけるには「ネイ」「ヤイ」トレーニングが最適です。

このトレーニングは鳴りの強い高音域を脱力を促しながら練習できます。

 

地声の音域を広げるトレーニングは焦らずにコツコツとやることが大切です。

ハスキーっぽい声を作る

こちらも先ほどと同様なことが言えるのですが、ハスキーでない人がハスキーな声になることはとても難しいことです。というか基本的には無理だと考えたほうがいいでしょう。

なのでハスキーな声を持っている人以外は完全に同じように歌うのは難しいかもしれません。

 

ただ、ハスキーボイスは息が漏れる倍音とそのノイズの成分によって生まれます。

このうち息をしっかりと流す発声に関しては鍛えることができるので、しっかりと息を吐くトレーニングをすることが重要です。こちらも鍛えておいて損はないでしょう。

息と声の連動のトレーニングはドッグブレスが最適です。

 

 

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