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歌声解説 男性シンガー

徳永英明の声や歌い方についての分析

投稿日:2017年11月1日 更新日:

今回は徳永英明さんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

地声・話し声の音域はやや高めの音域

音域的にやや高めくらいの声帯を持っているように感じます。

 

声質はカサカサ型のハスキーボイス

声帯の鳴りが非常に薄く、息が漏れるようなカサカサとしたかすれるハスキーの成分(倍音)を持つ声質です。

共鳴も声が上方向へ抜けやすい骨格・喉を持っているような印象を受けます。

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

非常に息の倍音が多く、透き通る印象を作りだす美しい歌声です。話し声同様にハスキーな成分と「スーーー」という息の倍音が綺麗にマイクに乗ります。

もともと持っている音域帯がやや高いのもありますが、この息系の倍音が澄んだ透明感のある印象を作り出し音程以上の音の高さ感じるような効果を生み出しているように感じます。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

息の出力を高めてやや強めのしっかりとした鳴りの中高音発声です。ただし、ハスキーな声質を持っているのでしっかり鳴らす発声でもいい意味で鳴りが強まらずサラサラとした透明感を持ったままです。

低音域から高音域までこの特有のハスキーな息っぽい成分を多く含むのが徳永さんの最大の特徴でしょう。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

徳永さんはファルセットはそこまでたくさん使うタイプではないと言えるでしょうが、時々綺麗な抜け感のファルセットを使っています。もともとの地声域も息っぽいので地声域との境目がわかりにくいですね。

どういう練習をすれば徳永英明さんのように歌えるか

徳永英明さんのように歌うポイントは

ポイント

息の多い発声を身につける

これが重要でしょう。

息の多い発声を身につけるには

徳永英明さんの最大の特徴はやはり

  • 息の倍音成分の多い発声

でしょう。

ただ、これは『ハスキーボイス』という少し特殊な声帯が生み出す倍音も多いので、そうでもない声質の人が同じような声を出すことは難しいでしょう。ハスキーボイスでない人がハスキーボイスになるのは難しいのですね。

それは大前提で、そこに近づくためには息のトレーニングが重要になってくるということです。

 

息のトレーニング

息の多い発声を身につけるには

  1. 「スー」「ズー」トレーニング

が最適です。

このトレーニングは息と声を連動させるトレーニングになりますし、横隔膜を鍛えるトレーニングにもなります。

息系のトレーニングは毎日少しづつでも練習することで少しづつ効果が出てきます。

 

 

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