歌声解説 男性シンガー

エレファントカシマシ 宮本浩次の声や歌い方についての分析

投稿日:2018年1月8日 更新日:

今回はエレカシことエレファントカシマシのボーカル、宮本浩次さんの歌声・歌い方についての分析です。

話し声の特徴

話し声の音域は普通くらいの音域

音域的には高くも低くもない「普通」くらいの声帯を持っているという印象です。

 

声質はほんのりハスキー感のある鳴りやすい声質

普通の話し声は「鳴りやすい」声質、やや軽やかにジリジリ・ビリビリと鳴る声質という感じでしょう。

ただ、強めに声を出したりするときなどにガサッとしたようなハスキーボイスっぽい成分が見え隠れしますね。話し声の時はこの成分が隠れていますが、歌声になるとガツンと表に出てきますね。

持っている声帯

普通の音域・鳴りやすい+ほんのりハスキーボイスな声質

歌声の発声方法

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

話し声同様に若干のハスキーな性質とガラッとした(カサっとした感じもある)鳴りが随所に感じられる声です。表現次第では息っぽく綺麗に歌ったり、柔らかく鳴らしたりと多彩な表現です。

とにかく倍音が多いのも特徴の一つ↓

この声質の成分(倍音)が人を惹きつける成分のようなものですね。

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

強い息の圧力をかけて強く鳴らすような中高音発声です。強く鳴らすので、ガラッとした声帯の鳴りを強調させたような強い音色になっていますが、それと同時にハスキーな倍音成分も強調されて独特の音色を生み出しています。

高音域までグンッと引っ張り上げるような声帯のコントロール能力持っています。

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

しっかりと鳴りの芯があるファルセットで、抜くような高音域で使っています。

使用頻度はそこまで多くはないですね。

歌い方

共鳴や音色

基本的には鼻腔や口腔など上方向中心の音色作りですが、特に高音域にいくにつれて下方向(咽頭共鳴)へ当てるニュアンスが強くなっています。

喉をしっかりと広げるような声の当て方です。これにより太さと迫力のある音色を生み出しています。

 

ビブラート

ビブラートは楽曲次第ではありますが、あまりかけるタイプではなく、まっすぐに歌うタイプです。

 

フレージング・歌い回し

基本的には

  • 低音は素朴
  • 高音はがっつりパワフル

という感じです。

基本的にはロックスタイル。

声の綺麗さよりも、どこまで声を届けるか・どれだけ感情を伝えるか・どれだけ歌詞を伝えるかに特化した歌い方だと感じます。

がしかし、実はピッチ感が非常に良く、音楽的な美しさがしっかりとあるという(何より声に倍音が多いのも美しく感じるポイント)。

パワフルで暑い歌声でありながら音楽的美しさもあるという部分が宮本浩次さんの最大の魅力でしょう。

どういう練習をすれば宮本浩次さんのように歌えるか

宮本浩次さんのように歌うポイントは

ポイント

鳴りの強い中高音発声を習得する

これが重要でしょう。

鳴りの強い中高音発声を習得する

宮本さんの歌声のポイントは

  1. 特有のハスキーボイス
  2. 強い鳴りのパワフルな発声

というところでしょう。

 

だた、ハスキーボイスという点に関して宮本さんはもともと少し特殊な声帯を持っているからこそその要素が大きく出るのであって、ハスキーボイスではない人がハスキーボイスになるのは基本的には難しいです。

絶対に不可能ではないでしょうが、自分の持っている声帯を対話しながらのトレーニングが必要です。

 

強い鳴りの高音トレーニング

強い鳴りの高音をトレーニングするには

がおすすめです。

これらのトレーニングは脱力を促しながら強い鳴りや太い鳴りのトレーニングになります。

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