歌声解説 男性シンガー

エドシーランの声や歌い方についての分析

投稿日:2017年11月2日 更新日:

今回はエド・シーランさんの歌声・歌い方について分析です。

話し声の特徴

話し声の音域は普通くらいの音域

音域的に高くも低くもない「普通」くらいの声帯を持っているように感じます。

 

声質は声帯がしっかりと鳴る「鳴りやすい」タイプの声質。

声帯がジリジリ・ビリビリと鳴りやすく、くっきりとした芯のある声質の声帯を持っていると言えるでしょう。

 

共鳴は上下に偏りないですが、英語なのでやはり鼻腔方向(上方向)へはよく響きますね。

持っている声帯

普通の音域・鳴りやすい声質

歌声の特徴【発声方法】

チェストボイス(地声)

低中音域は地声(チェストボイス)。

声質は息系の声質から鳴り系の声質まで使いこなしています。初期のアルバム「+」方が息系の声質を使っており、近年は鳴り系の地声を使うことが多いです。

綺麗な息の流れと柔らかな声帯の鳴りの成分(倍音)がある心地よい声質です。鳴りは柔らかいチリチリしたような鳴りの倍音です。

この息と鳴りのコントラストが魅力的ですね。

 

息系の地声(一部裏声も使われています)↓

柔らかい鳴り系の地声↓

 

ミドルレンジ(地声)

地声の中高音発声。

基本的には地声やファルセット主体の発声でその両方の音域が広いためそこまで多く使われる発声ではないですね。強く歌うような高音域で使っています。

 

声帯を息の圧力で押し出すようにして強く鳴らしているので独特の声の割れ感があります。「ガラッ」としたニュアンスが地声やファルセットとも違う音色を演出しているように思います。

強い中高音発声0:21〜↓

 

ファルセット(裏声)

高音域は裏声(ファルセット)。

このファルセットを自由自在に使いこなすのもエドシーランさんの圧倒的魅力の一つですね。特にファルセットの低音域から高音域までかなりの音域を自在に歌っています。切り替えも非常に上手いです。

音色も息の多いファルセットから芯のある鳴り系のファルセットまで使いこなしています。世界クラスの美しいファルセットです。

歌声の特徴

息から鳴りまで自在心地よい歌声と美しいファルセット

歌い方

共鳴や音色

歌声の共鳴は鼻腔や口腔などの上方向主体の響き中心です。

声の方向性は斜め前主体という印象です。

 

ビブラート

ビブラートはそこまでかけるタイプではないのですが、自然にかかっているフレーズもあります。

 

フレージング・歌い回し

フレーングが非常に独特で、かつ言葉の詰め込み方が絶妙ですよね。結構早口な歌も多いですが、ピッチを外すことなく綺麗に言葉をポコポコと発します。

コードをループさせるような曲も多いのですが、非常に多彩な歌い方で変化をつけていますね。

ロングトーンよりは短く切るようなリズミカルなフレージングが多いです。

どういう練習をすればエド・シーランさんのように歌えるか

エド・シーランさんのように歌うポイントは

ポイント

柔らかい鳴りの声質を身につける

ファルセットを鍛える

これが重要でしょう。

柔らかい鳴りの声質を身につける

柔らかい鳴りの声質は息のコントロールと声帯のコントロールの両方が必要です。

息の流れは

  1. ドッグブレス

でトレーニングしましょう。

 

このトレーニングは息と声を連動させ息の流れる発声を身につけるトレーニングになります。まずはしっかりと息に声を乗せられるようにしましょう。

 

声帯の鳴りについては

  1. エッジボイス
  2. リップロール

のトレーニングをするのがいいでしょう。エッジボイスは声帯コントロールのトレーニングになります。

 

また、リップロールは声帯の鳴りを柔らかくする効果があります。

この息の流れと声帯の鳴りのバランスをしっかりと整え、あとは自分でバランス調整をしていくことが重要だと考えます。

ファルセットを鍛える

ファルセットの精度をしっかりと上げていくことも重要です。

ファルセットを鍛えるには

  1. 地声と裏声の交互発声のトレーニング
  2. 裏声の低音域・高音域トレーニング

のトレーニングがオススメです。

音域を広げるトレーニングは地声であれ裏声であれ、筋トレのようにコツコツとしたものです。頑張りましょう。

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