ボイストレーニング

【グッグトレーニング】のやり方・効果・練習方法について

投稿日:2017年10月22日 更新日:

今回は「グッグトレーニング」というボイストレーニング方法についてす。

このトレーニングは太く強い発声、高音開発などにオススメのトレーニングです。

「グッグトレーニング」とは

世界的に有名なボイストレーナーのロジャー・ラブ氏の著書にあることで世界的に有名になったトレーニングです。

 

その名の通り「グ」の発音で発声練習していく練習法です。

もともと英語圏のトレーニングなので「GOOG」ですかね。

この「グっ」発音で音階トレーニングを行えば基本的にはこのトレーニングはできます。

 

グッグトレーニングのやり方・練習方法

具体的なやり方

口を「グッ」の形を作ります

ピアノの音階

  • 「ドレミファソファミレド」

などに合わせて

  • 「グッグッグッグッグッグッグッグッグ」

と音階に合わせて発声していきます

もちろんピアノなしで練習してもいいですね。

 

ただひたすらにテキトーな音階でやってみてもいいと思います。ただ音階があるとピッチ感も一緒に鍛えられるのがいいところです。

トレーニング音源

トレーニング用音源に困っている方は『グッグトレーニング用音源ページ』を活用してみてください。

 

注意点

しっかりと「グッグ」と発音することを心がけましょう

ありがちなのが、高音になるにつれて「グェ」となったり、「グァ」となったりしてしまうことです。

それでも悪くはないと思うのですが、この場合「G」の子音と「U」の母音をしっかりと維持するのが重要なのですね。

 

「グッグトレーニング」の効果

「グッグトレーニング」には

  1. 舌根をほぐす
  2. 鳴りの強い発声を身につける
  3. 喉を開く効果
  4. 太い中高音発声(地声・ミックスボイスなど)が身につきやすい

以上のような効果があると考えています。

 

①舌根をほぐす

この「グッ」の発音は「グッグッグ」と発音する度に舌の上下運動があるはずです。

特に舌の奥の方を使います。

 

なので、舌根が前に出てまた引っ込むと言うような動きをするはずです。この動きが舌根をほぐす効果があり、舌根をほぐしながらのトレーニングによって脱力ができるようになるのです。

厳密に言えば「ほぐす」というよりも舌根を動すことで声帯の動きと舌根を切り離すという感じでしょう。

 

②鳴りの強い発声を身につける

「グッ」と発音するためには「G」の子音と「ウ」の母音が必要です。

この「グッ」の発音自体が子音も強い鳴りをしているし母音自体もしっかりと鳴る発音です。

 

ココがポイント

母音の発音は「ウ」ですね。この「ウ」がどちらかと言えば「ウ”」に近く、しっかりと声帯も鳴らさないと「グ」の発音はできないと言うことです。

しっかりと声帯を鳴らさないと発音できないという点でその部分が鍛えられると考えられます。

 

③喉を開く効果

「グッ」という発音は喉に広い空間を作りやすい発音です。

連続的に発音することで、喉仏はやや下がり気味に作用するでしょうし、喉の空間も広がります。

 

つまりグッグの発音は喉を開く作用があると考えられます。

試しに

「ゲ」の発音でやってみると違いがわかるかもしれません。

「ゲッゲッゲッゲ」と発音すると浅い響きになり喉はあまり開かないのが確認できるでしょう。

その後「グッグ」をやってみると、全然違うことがわかるはずです。喉仏が下気味に作用するのですね。

「G」の子音の舌の動きと「ウ」の母音が喉の空間を広げる・喉仏を下げる作用を生み出しているのでしょう。

 

④太い中高音発声が身につきやすい

上記3つの効果

  1. グッグトレーニングは舌根に働きかけて、脱力を促す。高音開発トレーニングに良い。
  2. 「グッグ」の発音はしっかりと声帯を鳴らすトレーニングにもなる
  3. 「グッグ」は喉を開く作用がある(深めの響きになりやすい)

を考えると、太い音色の中高音発声(地声・ミックスボイスなど)の練習に最適であると言えそうです。

高音になれば鳴るほどに喉はしまってしまうので、そこで声帯だけを締めることできれば(喉が広い空間を保っていられれば)太い声での高音が実現できます。

 

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