【お知らせ】Apple Musicの埋め込み試聴音源がiOS13.4.1ではうまく作動しないことがあります。iOS側の対応を待つしかないようです。

歌声解説 男性シンガー

米津玄師の声や歌い方についての分析

更新日:

今回は米津玄師さんの歌声について書いていきたいと思います。

米津玄師さんと言えば、絶大な人気を誇るミュージシャンですよね。

その独特の楽曲と世界観、そして歌声で多くの人を魅了しています。心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

どういう声質・声の出し方か

地声・話し声の音域は低めで声帯閉鎖が強めの声質

地声や話し声の音域は低めの音域ですね。

音域的に低め〜やや低めくらい音域の声帯を持っているように感じます。

声質は声帯の鳴りがしっかりとある鳴り系の声質です。重たいエッジボイスのような鳴りの成分を持つ話し声です。

話し声の共鳴は咽頭共鳴(下方向の響き)主体です。

持っている声帯

低め〜やや低めの音域・鳴り系の声質

歌声は柔らかい鳴りと息のバランスのとれた発声

歌声は3種類の声区を使っています。

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミックスボイス(ミドル)
  • ファルセット(ヘッド)

の3種類です。

地声

低中音域は地声を使っています。

声質は息の流れと声帯の鳴りのバランスがいい発声ですね。どちらかと言えば声帯の鳴りが強い印象ですが、軽やかでバランスのいい発声と言えそうです。

話し声と大きく違うのは、共鳴をあまり深い位置でとらないことです。つまり咽頭共鳴をあまり作らずに、鼻腔や軟口蓋中心の響きになることです(もちろん、フレーズによる)。

地声

軽やかな地声域。

ミックスボイス

中高音域はミックスボイスを使っています。地声の延長線上くらいの発声です。

低音域と比べると声帯の鳴りが強くなり、ガラッとした鳴りの倍音がある声質です。また、響きが鼻腔と軟口蓋により集まり浅めの明るい響き(口を横に開いているような音色)になることが多いです。

ミックスボイス

後半サビ部分からミックスボイス域くらいでしょう。ほとんど地声の高音と捉えてもいいですね。

ファルセット

高音域はファルセットを使っています。

綺麗なファルセットで高音域をするりと抜くようなフレーズで使われることが多いです。

ファルセット

綺麗なファルセット。

歌声

バランスのいい地声域・ミックスボイス・綺麗なファルセット

どういう歌い方か

共鳴や音色

口が大きく言葉の発音も明瞭でやや明るめの浅めの響きを取ることが特徴です。共鳴は軟口蓋への響きを中心です。上アゴを意識したように歌うと似るかもしれません。

声を上方向へ当てています。鼻腔方向へも通っていますね。

ビブラート

ビブラートはフレーズ次第ですが、語尾などで綺麗にかけたりしていますね。基本的にはそこまでかけるタイプではないです。

フレージング・歌い回し・歌唱力

息と言葉のアクセントが綺麗に重なっているので、言葉が軽やかに出てきますね。

速いフレーズもスラスラと歌っています。声のアタック(最初・出発点)のピッチ感や発音が綺麗で、あまりしゃくりなどは使わずにまっすぐに軽やかに歌います。

言葉が綺麗でリズミカル。

どういう練習をすれば米津玄師さんのように歌えるか

米津玄師さんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。そのぶん多くの練習や訓練が必要になってきます。

ですが、要点を絞ることで歌声に近づくための近道になります。

米津玄師さんのように歌うポイント

ポイント

軽やかなバランスのいい発声を身につける

声のアタックを強化する

これが重要ですね。では練習法を書いていきたいと思います。

軽やかなバランスのいい発声を身につける

米津玄師さんのようなバランスのいい発声は「息」と「鳴り」のバランスが大事です。

息を鍛える

息が綺麗に流れる発声は歌声の軽やかさや柔らかさを生み出します。息が綺麗に流れる発声を身につけるには息と声との連動が大切です。

息と声の連動のトレーニングはドッグブレス「スー」「ズー」トレーニングが最適です。息系のトレーニングは日々の声の通りにも活きてくるのでやって損なしのトレーニングです。

息を効率良く鍛えるにはパワーブリーズもおすすめです。

鳴りを鍛える

声帯の鳴りを鍛えるトレーニングはエッジボイスのトレーニングや「ネイ」「ヤイ」トレーニングがおすすめです。

エッジボイスは主に声帯のコントロール、「ネイ」「ヤイ」トレーニングは鳴り系の発声での高音トレーニングに向いています。

声のアタックを強化する

声のアタックは声の出だしのことです。特に声の出てくるスピードやピッチ感は歌の聴き心地に大きく影響します。

特に米津玄師さんのような字数の多いフレーズは音の輪郭がぼやけてしまうので、声のアタックが重要です。

声のアタックを強化するには「ク」トレーニングが最適です。また、先ほどのドッグブレスもオススメですし、「ブッ」トレーニングなんかもアタック感が鍛えられるかもしれません。

その他シンガーの歌声解説はこちら

歌声解説一覧

 

オススメ記事

1

今回はボイストレーニングの効果を高めるグッズや声を鍛えるのに欠かせないグッズについてです。 この記事は 効率よくボイトレする 普段かけられない負荷をかける 楽にトレーニングする など歌が上手くなるため ...

2

今回はボイストレーニングにオススメの本についてです。 ボイトレ本は『初心者・中級者・上級者』という段階に応じた読みやすさと、『何を重点的に紹介しているのか』が本によってそれぞれ違います。 それによって ...

3

今回は「声の音域を広げる方法」について書いていきたいと思います。歌において音域を広げるということは大きな課題の一つですね。おそらく多くの人が音域を広げたいと思ったことはあるでしょう。 それくらい歌にお ...

4

今回は”歌が上手くなるための方法や取り組み”についてです。 この記事は 自分の歌声を録音して練習する 音源をなぞって練習する たくさん歌う・実践する ボイストレーニングする たくさんの音楽を聴く 音楽 ...

5

今回は声量を上げるトレーニング方法についてです。 この記事は 声量を上げるポイントは→『共鳴・声帯・息』 3つのうち一番重要で鍛えやすいのは→『息』 声量アップのトレーニング方法について という内容で ...

6

「note」にて歌や声について『さらに深く探究した記事(有料)』か『普通の記事(無料・でも結構面白いとは思う)』を書いています。 有料マガジン ▪️歌が最高に上手い人にある ...

-歌声解説 男性シンガー
-

Copyright© 【ミュートレグ】 , 2020 All Rights Reserved.