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MY FIRST STORY Hiroの歌声や歌い方の分析【ザラついた高音発声】

投稿日:2019年2月9日 更新日:

MY FIRST STORYと言えば、大人気のロックバンドですね。

何と言ってもその演奏・楽曲の素晴らしさ、歌声の素晴らしさは多くの人を魅了していますね。心掴まれている方も多いのではないでしょうか。

 

今回はそんなMY FIRST STORYのボーカル Hiroさんの歌声について書いていきたいと思います。

Hiroさんの声の特徴

まずはHiroさんの話し声の特徴を掴みます。

  • 話し声の特徴=持っている声帯

を捉えることで、歌声を紐解くベースになります。

地声・話し声は高めの音域で、軽やかな声質

音域

地声・話し声の音域は高めの音域です。

音域的に高めの声帯を持っていると言えるでしょう。

 

声質

声質は息の流れと声帯の鳴りのバランスのいい声質ですね。

どちらかと言えばですが、息の流れやすさがあり軽やかさを感じます。

少しザラついた若干のハスキー感のある成分も声の中に含まれていますね。

 

共鳴

共鳴は上方向(鼻腔や軟口蓋)に響きやすい喉です。

 

Hiroさんの歌声の分析【発声方法】

最大の特徴は

  • 息の透明感とザラついたエッジのコントラスト

ですね。

歌声はザラついた鳴りとハスキー感のある息の流れのある発声

主な声区

  • 地声(チェスト)
  • ミドル(≒ミックスボイス)
  • ファルセット(ヘッド)

 

地声

低中音域は地声

地声域の声質は息が綺麗に流れる発声やウィスパーボイスのようなニュアンスを作ることが多いです。

また、その発声にエッジボイスのような声帯の鳴りを含ませた声を使うことも多いですね。

 

情感のある歌声を生み出しているように感じます。

この「カラカラ」としたエッジボイスはHiroさんの大きな特徴の一つです。

 

低中音域とは書きましたが、Hiroさんの低中音域であって、普通の男性ならば高めの音域帯になるでしょう。元々持っているのですが声帯が高いからこそなせる技ですね。

 

地声

mid1F#の音でやや低そうに歌っています。mid2Aくらいまでギリギリ地声域っぽいですから、かなり高い声帯。地声域のあたりが良さそうなのはmid2C〜Fあたりですね。

 

ミドルレンジ

中高音域(≒ミックスボイス

 

声帯に強い息の圧力をかけるのと、それを支える声帯コントロールが強い鳴りの高音域を生み出しています。

 

独特のハスキー感のあるザラザラした声帯の鳴りの倍音成分が混ざっています

これはもともと持っている声質の影響が強く出ていると思います。

 

この発声でかなりの高音域まで出すことができ、シャウト系の発声も息の圧力を高めて出しています

楽曲にもよるのですが、息の圧力をかなり高めてシャウトに近い鳴りで歌うことは多いですね。

 

ミドル

 

ファルセット

高音域はファルセット(裏声)

かなり高音まで強い音を出せることと、楽曲がロックなのもあり、そこまで使う頻度は多くないですが、綺麗なファルセットを持っています。

 

主に優しく歌うような高音域、抜きの高音域で使っています。

 

ファルセット

 

Hiroさんの歌い方の傾向

共鳴や音色

鼻腔や軟口蓋などの上方向主体の共鳴中心です。

声を当てる方向性は基本的に斜め上方向。ほとんど下方向へは当てないのが特徴です。

 

ビブラート

ビブラートはあまりかけるタイプではなく、基本的にまっすぐにロックに歌うタイプですね。

もちろん、ナチュラルにかかっているフレーズもあります。

 

フレージング・歌い回し・歌唱力

もちろん楽曲によってフレーズや歌い方も変わるのですが、エッジボイスを軸に歌うことが大きな特徴の一つです。

基本的にエッジボイスに近い形をニュートラルな状態にして、そこから押し出したり(強く発したり)するようなスタイルです。

 

エッジボイス

 

Hiroさんの歌声の近づくためには

Hiroさんのように歌うには多くの音楽的要素が必要です。

そのぶん、多くの練習や訓練が必要となります。

しかし、要点やポイントを絞ることで近づく近道になります。

 

Hiroさんのように歌うポイント

ポイント

エッジボイスを身につける

鳴りの強い高音発声を身につける

 

これが重要ですね。

では練習方法を紹介します。

 

エッジボイスを身につける

何度も言っていますが、Hiroさんはエッジボイスを多用するスタイルです。

 

おそらくご本人は多用している意識ではなく、自然とそうなっているのだとは思いますが、歌声を寄せていくためには意図的に真似するべきポイントの一つです。

 

Hiroさんのように歌うにはなるべく軽くエッジを入れることも重要です。

エッジの後は息につなげなければいけないので、

  • エッジ→息の流れ

みたいな意識で発声するといいと思います。

 

鳴りの強い高音発声を身につける

強い鳴りの高音ミックスボイスを身につけることも必須でしょう。

ただ、Hiroさんは持っている声帯の音域が高いということも考慮に入れなければいけないでしょう。特に低い正体を持っている方は同じニュアンスを生み出すのはなかなか難しいかもしれません。

 

鳴りの強い高音トレーニング

鳴りが強い声のトレーニングは「ネイ」「ヤイ」トレーニングがオススメです。

このトレーニングは脱力を促しながら、強い鳴りの高音発声のトレーニングになります。

 

音域を広げるトレーニングはコツコツと取り組むことが重要だと思います。

 

ハスキーな成分

Hiroさんはハスキーな成分を特に高音域に含むのですが、これに関しては持っている声質に依存する割合が大きいと思います。

 

基本的にハスキーボイスでない人がハスキーボイスになるのは難しいです。

 

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